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展望：差し有利

◎2.リバートゥルー
東京ダートで上がり33.9秒をマークした切れ者。その割にはあまり人気にならず、地味な印象。3勝クラスでも上位の力を秘めています。また、道悪巧者なので、中山が乾くとしても多少なりとも雨の影響が残るのはプラスでしょう。
前走・薫風Sは800ｍ通過47.7秒の平均ペース。五分に出て、あまり後ろまで下がらずに中団へ。直線で外に持ち出すと、上がり34.7秒の豪脚で3着浮上。3勝クラスの中でも好メンバーの揃った一戦でした。
前々走の新潟ダート1800ｍは合いません。レパードSの時から思っていたことです。2番枠で、ほぼ五分に出て、じわじわと下げて中団へ。3.4角もインをロスなく回り5着に浮上。合わないコースを考えるとよく頑張りました。新潟はコーナー角がキツイため、一旦ブレーキが掛かって再加速しやすいため、この馬に合わないと考えているのです。新潟でゴールドアローンやレシプロシティと差のない競馬ができたのなら、中山で更に浮上できるでしょう。
3走前・アリエスSは五分に出て、中団へ。1000ｍ通過が61.3秒と流れてくれはしましたが、3角でかなり外を回しながらも2着に浮上。勝ったマンマリアーレは終いを12.2秒でまとめたため、差が縮まらなかったのは問題ありません。むしろ、本馬も終い12.2秒程度でまとめたと考えれば、高く評価できるでしょう。
かつては後方一手の馬でしたが、今では追走力も身につけています。ここも堅実に差してくるはずで。ハンデ戦なので54キロで出られるのも有利です。

◯12.ハギノサステナブル
こちらはモレイラ騎手が魅力。純粋な能力だけなら一番でしょう。ハンデの57キロだけがカギ。前走は中団前目のインで上手く立ち回りましたが、カゼノランナーが相手では分が悪かったか。
前々走は速い上がりを使っても届かない展開に。3走前も不良馬場だったため、上がり35.9秒をマークしても届かない展開に。
タフな中山でこのようなことはないでしょう。ハンデだけが気がかりも、相手筆頭として。

☆13.16
外枠の差し馬へ。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。