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展望:内枠先行有利阪神芝はBコース替わり。土曜は少頭数のレースが多めでしたが、16頭立ての7Rは3.4角でインをロスなく回った馬が来ていました。Aコース時よりも内有利でしょう。馬場がいい時に雨が降ると、阪神芝は差し馬の切れ味が削がれて、先行有利が強くなりがちです。ただ、雨量は少なめなので、あまり気にしなくて良いかもしれません。阪神芝2400mはスローになりやすく、先行有利になりやすいコースです。ここはレース質からは少しズレますが、高く評価している馬を狙って。
◎5.ショウヘイ新馬戦はL2が11.1-10.9という極限の余力ラップになったマディソンガール戦。切れ負けした感ですが、3着には5馬身差を付けました。続く未勝利は順当勝ち。きさらぎ賞でも本命を打ったくらいに評価している馬ですが、今振り返ると相手も強すぎました。1着サトノシャイニング、2着リンクスティップ、3着ランスオブカオスは全てG1で勝負になっている馬。4着なら悪くはありません。京都新聞杯は1000m通過63.3秒のスロー。京都芝2200mらしく、後半4F戦に。L5は58.0秒、L4は45.2のため、時計が遅くてもレースレベルは高かったと言えます。ショウヘイは前目から上がり最速タイで押し切ったのだから大したもの。前走・日本ダービーは次点くらいには評価していたため、切ったことを後悔。2番枠から好発を切り、先団へ。ロスなく回り、直線で伸びる外へ。世代トップクラスと評価していたクロワデュノールとマスカレードボールに次ぐ3着。順当に評価して良いでしょう。日曜、どこまで雨が残るかはカギですが、母系は雨を苦にしない血統で。
◯9.デルアヴァー新馬戦のL2は12.0-11.4の加速&余力ラップ。この時から高く評価している馬です。続く東スポ杯2歳Sは前の残るレースで位置が後ろ過ぎましたが、上がり最速の33.3秒をマークしてファイアンクランツと差のない競馬をしました。何故かあまり評価されないタイプですが、フランケル✕アムールブリエという良血。3走前の若葉Sは明らかにコース形態が合わなかったため、負けたのは想定内。それでも差のない4着まで追い込んだのは評価して良いでしょう。前々走・ひめさゆり賞はほぼ負けることはないという評価。1000m通過58.4秒のHペースで、直線は外から豪快に差し切り。L2を11.7-11.6の加速ラップにしましたが、この馬自身は11.4秒程度でまとめているはずです。前走・京都新聞杯は本命に。ロンスパ戦が合うという見立てでした。ペースが遅すぎたため、間に合いませんでしたが、上がり最速タイをマーク。一度、併走する形になったトッピボーンを退けており、高く評価していい3着。このレースはペースが流れたり流れなかったり、差が激しい印象ですが、2023年の時のようにL5が速くなるレースになれば、本馬の差し脚が生きるでしょう。ペースアップが速まるのがベスト。
☆2.3.10実力馬へ。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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