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展望：外枠先行有利

◎6.アサクサグレース
前走はスタート後に隣の馬と接触してしまい、中団後ろに。外々での立ち回りを余儀なくされてしまいました。上がり37.2秒と脚はそれなりに使っているだけに、見直しは可能。
未勝利勝ちのL2は12.2-12.6と減速が少なく、上がり37.3秒で先行押し切り。2.3.4着馬も勝ち上がっているだけにレースレベルは高かったと言えます。
3走前はL2を12.0-11.9でまとめたパラサイコロジーが異次元だっただけで、本馬も1.12.4の好時計＆上がり36.7秒で走破。
1勝クラスなら上の存在なので、この相手関係なら。

◯7.ノアスペシャル
余力ラップ戦僅差があるのは、アサクサグレースとこの馬だけ。
浦和で勝ち上がりましたが、その勝ち時計1.26.6はかなり優秀。元々、未勝利上位の力は示していた馬でもあります。
前走は2番枠から押して位置を取りに行きましたが、600ｍ通過34.6秒は速く、にもかかわらず、L2が12.2-12.0。レースレベルも高すぎました。
前々走は本命。ほぼ五分に出て、インの中団へ。600ｍ通過36.6秒のSペースだったので、もう少し前がほしかったところ。内からしぶとく伸びてはいて、0.6秒差の5着に入線。1勝クラス通用のところをようやく見せてくれました。
3.4走前も0.8秒差と大きく負けている訳ではありません。前走でしっかり位置を取りに行ったのは今回に生きそう。
陣営は「体が増えている点はいい傾向です。終いを生かす競馬をして、うまく噛み合えば」と述べています。終いを生かす競馬というのが不安ですが、悪くない位置を取れればチャンスはあるはずで。

他馬について。
3.ダノンリュラ：ダートでは勝っていません。未勝利戦はレベルが高く、パラサイコロジーが3着でした。パラサイコロジーは逃げる競馬で覚醒した感があるので、この時にパラサイコロジーと0.3秒差といっても評価は微妙。1.13.0。通用しても良いですが、買う価値があるかも微妙。
9.チャコール：中山で1.11.8で勝っているので、通用する馬でしょうが、長期休養明けを挟んでから力が落ちている印象。前走は相手が弱く、微妙な2頭に負けたイメージで。
12.サヨノジャンボリー：新馬戦は上がり36.8秒で勝利。レースレベルは低かったと思いますが、1勝クラスでもそれなりに通用しています。人気がないなら押さえてもいいですが、差し脚質。届くかがまずカギ。上位人気想定なので見送りましたが、人気がないなら押さえても、という印象で。
14.アルデショワ：未勝利勝ちのL2が12.3-13.3。時計も平凡。相手が弱すぎただけでしょう。本気で追っていたわけではないので、どこまでパフォーマンスを上げられるかがカギ。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。