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展望：内枠先行有利
スローになりやすい阪神芝2000ｍ＆少頭数のため、内枠先行有利と見て。

◎1.グローリーリンク
前走の1.31.3のレコード勝ちは破格。
内枠から五分に出て、先団へ。800ｍ通過45.3秒は中京マイルとしては流れた方ですが、全く脚が上がることなく、メンバー唯一の上がり33秒台をマークして5馬身の圧勝。
高速馬場だけで出せた時計ではなく、能力の高さも本物。
今年、高く評価しているスイートピーSでも0.4秒差。
陣営は「好調をキープ。折り合って運べれば、2000メートルもこなせると思います。ここでも楽しみ」と前向き。距離を意識してインの好位に控えるでしょうが、直線で前を差し切ると見て。

◯5.ウィルサヴァイブ
オークス6着馬。レース映像ではゴールまで画面に映っており、見せ場は十分にありました。
前走・ワールドオールスタージョッキーズ第4戦はスタートを決めると、二の脚が速く先行。1000ｍ通過60.9秒はやや遅めで、3角は外目。直線で先に抜け出しましたが、最後の最後、残り数十メートルで3頭に捕まりました。伸びる外を通した3頭に捕まっただけなので、あまり気にすることはないでしょう。「前に壁が作れず力んでしまいました」と鞍上も述べていました。
徐々に力を付けているというのか、距離を延ばして良さが出てきた印象で。
川田将雅騎手も心強いところで。

▲4.ファミリーツリー
先行馬に、先行型の坂井瑠星騎手騎乗は頼もしいところ。
前走は五分に出て、外の3番手へ。1000ｍ通過62.2秒のSペース。直線はスパッと切れるような感じではなく、しぶとく伸びてきましたが、0.1秒届かず。力は示しています。
ややズブいようなところがあるため、坂井瑠星騎手とも手が合うでしょう。しっかり伸びてくるはずで。

他馬について。
2.ヴォワラクテ：前走はかなりメンバーレベルの低い1勝クラス。1000ｍ通過57.9秒の超Hペースは前が相当飛ばしたからですが、離れた位置に付けた本馬も上がりが36.0秒と非常にかかっています。の割には1.59.5止まりで、2勝クラスでは一枚落ちるでしょう。
6.イトカワサクラ：出遅れ癖がある上に、今では2000ｍは微妙に長い印象を受けます。馬体を減らした前走はともかく、中京芝2000ｍでは終いにやや甘くなっています。1800ｍで狙いたい馬。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。