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展望:外枠先行有利阪神ダートは時計が出ているため、前が止まりにくい馬場に。先行有利でしょう。前に行く強い先行馬をマークして運べる馬から穴を狙って。
◎15.ウォーターパラディ未勝利勝ちのL2は12.2-12.0の加速&余力ラップ。1.13.5は遅いですが、余力ラップで勝っているだけに1勝クラスで通用すると考えていました。その後の2戦は案外な結果でしたが、陣営が「動きは良くなっているし、上積みを感じます」と述べていた前々走で3着。五分に出て、先行できそうな脚はありましたが、引いて中団前目へ。600m通過34.0秒のHペースだったので、正解だったかもしれません。直線は外から鋭く伸びて3着確保。やはり1勝クラス通用の力はあります。前走も600m通過34.3秒のHペース。ここもスタートが良く、先行できそうな勢いから少し下げて中団前目へ。少し前すぎたため、伸びがイマイチ。差し馬に捕まり、前のレーティッシュを交わせずも、4着確保。レース後、鞍上は「久しぶりにこの馬にレースで乗って、随分と成長を感じました。まだ良くなってくると思います」と前向きなトーンでした。今回も菱田裕二騎手の継続騎乗&有利な大外枠。今回もまた、前に行く先行馬をマークする形で。どれかは垂れてきそうなので、そこを少し差し込む形で馬券内へ。
◯14.タマモティーカップ初ダートの前走は600m通過34.4秒のHペース。外枠から好発を切り、流れに乗って先行。縦長馬群になり、前のフィドルファドルを交わして2着に浮上。4着以下は7馬身も離れたので、時計的にも上位3頭が強かったと見て良いでしょう。勝ったベルギューンはすでに2勝クラスを突破。3着フィドルファドルも1勝クラスを突破しています。陣営は「休む前にダートでいい競馬をしてくれている。爪を傷めたけど、立て直していい雰囲気だし、動ける態勢にはある」とまずまずのトーン。52キロも味方に、積極策で粘り込める。
▲8.ポンピエ前走は出遅れて後方から。先行粘り込み型のため、致命的かと思いましたが、600m通過33.8秒のHペースになると、あまりロスなく回り、4着まで差してくる大健闘の結果。前々走は600m通過34.5秒のHペースを2番手へ。強い3歳馬が揃っていましたが、これらに割って入る2着に好走。少し驚きました。改修後の阪神ダートが合っているのか、力を付けているのでしょう。3走前の阪神ダートは改修直後で、今と馬場傾向が少し異なりました(内有利)。今なら崩れる危険性は低いはずで。
△7.プリンセッサ新馬戦ではナルカミにぶっちぎられましたが、本馬とて1.53.2の好時計で走破しています。続く未勝利戦は1000m通過64.5秒のSペースも、L4を50.0秒の余力ラップでまとめて逃げ切り。終いは流していたので、追っていればもっと好ラップが出ていたでしょう。3戦目はかなりの外を回されるロス。相手も相当に揃っていたため、度外視で構いません。芝のチューリップ賞でもジワッとハナに立つくらいの速力がある馬。芝スタート&距離短縮のここはパフォーマンスを上げてきそうで。
☆4.ラフォン前走は600m通過34.0秒のHペース。五分に出て、インの好位へ。ペースが速すぎたせいか、パタッと止まってしまいました。こんな馬ではないでしょう。既走馬相手の初戦で、ガビーズブラザーを撃破した実力馬。この時も600m通過34.5秒のHペースだったため、前走は揉まれる形も良くなかったのかもしれません。このレースはガビーズブラザーがロスのある競馬をしたにせよ、突き放して好時計勝ち。もう少しやれるでしょう。
☆3.ガンマジーティーピ前走は出遅れて後方から。600m通過34.5秒のHペースだったため、上がり最速の37.0秒で追い込みましたが、前も止まらないハイレベル戦に。スタートさえ決めれば、勝負になるはずで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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