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展望:上がり性能重視……!阪神芝1800mは内枠やや有利ではありますが、初角まで644mもあるため、外からでもインに潜り込みやすいコース。また、今の阪神芝は3.4角で外を回すことが致命的にはならないので、内外はほぼフラットで良いでしょう。穴をあけるなら内枠程度に捉えています。7.ミッキージュエリーか10.テレサが逃げ候補。平均ペースで推移して、最後は末脚比べに……!
◎1.ルージュソリテール今年の牝馬クラシック路線はマイル路線はそれなりのレベルにあるのですが、オークスが過去10年で最も遅い勝ち時計になった通り、中長距離では低レベルだという見立て。先週の紫苑Sは春からの実績馬のリンクスティップが8着に敗退。勝ったケリフレッドアスクについてはここで少し触れなければなりません。前走の1勝クラスについてはハイレベル戦で、アイサンサンが1.32.4の好時計勝ち。私はケリフレッドアスクの方を評価していたのですが、アイサンサンの成長が覗える一戦になりました。その前のオークスは2番手で、位置取り不利。先行馬としては、アルマヴェローチェを除くと最先着。更にその前のスイートピーSは高く評価しています。1000m通過が60.1秒の平均ペースで、L5は58.0秒、L2は11.1-11.3の余力ラップでした。本馬は五分に出てケリフレッドアスクのすぐ前へ。そのまま流れに乗り、ケリフレッドアスクが並びかけてくると追い出し開始。ケリフレッドアスクを突き放して、追い込んできたマリアイリダータも封じました。紫苑Sでケリフレッドアスクが展開に恵まれたのは確かですが、力があったからこそ勝てたのは間違いありません。それに楽勝しているルージュソリテールも中距離なら3歳牝馬上位の力を持っているでしょう。前々走・チューリップ勝に関しては3.4角で外を回されるロス。直線では雨が狭くなってブレーキ。再加速が求められる厳しい競馬に。あれで6着なら全く悲観する内容ではありません。新馬戦のL2は12.0-11.3の加速&余力ラップ。時計の掛かる馬場だったので、終い11.3秒でまとめただけで能力の高さを示したと言えます。先行できるテンの速さもあり、鋭い切れ味も備えています。オークス組はかなり疑いたいところなので、ここはルージュソリテールに期待しています。
◯2.ミッキーマドンナモレイラ騎手が乗ると、馬が能力以上に走りやすい。春は微妙な実力の馬を何度も勝たせていて、非常に厄介な存在でした。ここはモレイラ騎手というだけでも買えます。前走はモレイラ騎手が騎乗。1000m通過60.4秒の平均ペース。出負けして後方から。3角で動いて前を追いかけましたが、0.2秒届かず。L5が58.1秒、L2が10.7-11.4と、前も全く減速しなかったため、差し切るのは至難だったと言うしかありません。ハイレベルな余力ラップ戦で1.46.2で走破、上がり32.8秒を使ったのだから素直に信頼して。
▲13.アイサンサンすでに触れましたが、前走は1.32.4の超好時計勝ち。馬場の恩恵があったにしても強く、同週内の中京芝でハイレベル戦だったと評価しています。アカイイトの全妹ですが、オークスは距離が長かったという話。春の時点では全く評価していませんでしたが、前走は本物。アカイイトと同様に晩成タイプなのでしょう。アカイイトはローズSで0.7秒差の7着。前走のパフォーマンスなら、姉以上の結果もあり得ます。問題は田山旺佑騎手が騎乗する点。減量がなくなるため、5キロ増になります。決して歓迎できない材料ですが、田山旺佑騎手は今年デビューの騎手の中では上手く、芝での差し切り勝ちも収めています。新人にしては逃げ切り勝ちがゼロ。ダートに良績が偏っている訳でもなく、乗れる新人でしょう。
△14.セナスタイル前走は骨折で長期休養明け。出負けして後方になりましたが、ある程度リカバリーして中団へ。1000m通過63.0秒のSペースでしたが、L5は58.1秒、L2は11.5-11.4の余力ラップ。ややロスのある立ち回りでしたが、直線では馬場の真ん中からしぶとく伸びて差し切り。終いの11.4秒は高速馬場だとしても優秀。新馬戦は1月の中京。こちらは高速馬場ではありませんでした。1000m通過64.3秒の超Sペースで、L2は11.2-11.4の余力ラップに。こちらは五分に出て、すぐに2番手へ。直線はなかなか加速しませんでしたが、しっかりと差し切り。加速に時間が掛かるタイプ。ハーツクライの血が色濃く出ているのかもしれません。坂井瑠星騎手がアイルランドのシンエンペラーに乗るため、岩田康誠騎手が代打騎乗。継続騎乗の方が良い騎手ですが、腕は確か。外枠からでも内に入れてくる騎乗をしやすいのが特徴。穴で十分に狙える馬で。
他馬について。5.パラディレーヌ:オークス組は全切りしたいところ。前走・オークスは内でロスなく立ち回り、直線で上手く外へ。アルマヴェローチェの後ろに入れて、しぶとく伸びてきました。差のない4着。前々走・フラワーCも評価していません。勝ち馬レーゼドラマはクイーンSでバッサリと切りましたが、10着に大敗。フラワーC組で狙いたいのは、末を生かす競馬をしなかったミッキーマドンナだけで。7.ミッキージュエリー:前走はレコード勝ちですが、3F目以降は11.4秒-11.9秒内で収まる持続ラップに。スタミナロスの少ないラップを刻んで逃げ切り勝ち。前走を除くと、終いに大きく減速するラップで逃げ切っており、阪神の急坂をこなして逃げ粘れるかは疑問で。8.チェルビアット:マイルC3着馬。五分に出て、下げて後方から。800m通過44.6秒という異次元のHペース。インでロスなく乗れたのは大きく、直線は馬群を割って差し切りそうな勢い。最後だけ見れば、パンジャタワーマジックサンズよりも脚色が良かったです。桜花賞、フィリーズレビューと、タフな競馬ばかりで好走しているのが気がかり。平均ペースからの末脚比べで勝てるのかどうか。適性外ではないかという見立て。1800mも不安材料で。11.カムニャック:オークス馬。気になっているのはアルテミスSの負け方。800m通過47.7秒のSペースを2番手から。恵まれた展開だったのに、切れ負けしてしまった以上、上がり性能では一枚落ちるのでしょう。過去10年で一番勝ち時計が遅いオークスを勝った訳ですが、あのパフォーマンスだと新興勢力台頭の余地が大きくあるでしょう。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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