netkeiba

波乱度☆☆☆（5段階評価）

WIN5候補順  1.13

レパードSと聞くとなんだが祖母のチエコを思い浮かべる。それは2年前に◎ルクスフロンティアからライオットガールへの馬券で稼いだお小遣いを握りしめて一緒に行った北海道旅行のせいなのか。それとも幼少期からヒョウ柄の派手な服を着こなす祖母を見てきたからなのか。自信はないけど、チエコの家には虎の絵や虎の置物や毛皮がそこかしこに鎮座していたような記憶がある。ちなみに彼女は大阪のおばちゃんではない。浅草のおばちゃんである。

GHQの影響を多分に受けたであろうばあちゃんは白人に対してフォビアというよりむしろ憧れというべき感情を抱いているのだろう。1番信頼している騎手はルメールだし、その次はレーンである。「たけちゃん」という時はなぜか大体武史である。世代的には武豊であれよ。

そんなばあちゃんも圧倒的信頼を置くルメールはヴィンセンシオに乗る。リアルスティール産駒だし、ダート向くだろう、ルメールだし。的な人気だが母系からすると血統的には芝向きだろう。人気するなら軽視すべきだろうし、なんせ僕に欧米列強は関係がない。ジャナドリアはスピード不足に映る上に調整不足。先手を取ってきそうなロードラビリンスは買ってもいいが1番人気には見合っていない。となれば買える馬はかなり限られる簡単なレースである。

◎ 1 ドンインザムード

ヒヤシンスSは強い勝ち馬に前潰される中で残し切る強い内容で4着はUAEダービーを勝つアドマイヤデイトナ。そのUAEダービーは先行できずも外回して僅差3着と能力示す内容。世代上位のルクソールカフェやデイトナに比肩する能力あると言っても過言ではない。

前走は差し決着先行負荷あり更に逆手前で終始もたれたところから見てもリステッドや重賞好走の左回りに戻って巻き返す余地は十分。雨予報ある中で1枠は最も恵まれる枠で、ダッシュ利かせて先手を取れば順当に好走する未来しか見えない。

○ 13 ルグランヴァン

イムホテプ戦は折り合い欠きながら好時計戦の2着。前走の勝ち時計も優秀で2着馬は次走であっさり完勝したことからもレベルは担保されている。スピード上位のタイプで雨馬場はポジティブ。ただそれが織り込まれて人気しすぎている印象はある。それでも元々このレースはこの2頭を買いたかったので素直に。

▲ 12 トリポリタニア

前走の時計は重馬場といえども優秀なもの。底を見せていないといえばその通りで、順位をつけるなら3番手というくらい。外外回ると届かないと思われるのでそこは懸念の枠。

☆ 11 ヒルノハンブルク

惑星ならハンブルク。初戦から調教抜群に動き、馬群割って差したセンスの高さはその後の出世を約束するものだった。当時の4着は不来方賞へ向かうメイショウズイウンなら能力の証左としては十分。1勝Cは展開向いた面あるが自身はラストまで加速して差し切った。本命を打った前走は初B着で先行して早め先頭から粘りを見せた。不器用さも同居するがポテンシャルは重賞級と思っており、ハマりきれば穴。