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展望:外枠差し有利逃げ・先行タイプが多く、ペースは非常に速くなりそう。中京芝はインが荒れてきており、外枠がやや有利になっています。日曜は雨予報で、外差しが決まると見て。中京芝1200mはタフ目な距離のため、より長い距離をこなせるタイプがベター。
◎14.ヤマニンアルリフラ前走・北九州記念は五分に出て、中団へ。600m通過32.5秒と、小倉の重賞らしくHペースに。3角で促した時、他馬よりも脚色が良く浮上。4角で外に持ち出すと、しっかりと差し切り。危なげありませんでした。前々走の淀Sのラップが秀逸。L2は11.3-11.1の加速&余力ラップ。道中は好位で運び、直線で外へ。豪快に差し切りました。この加速ラップはなかなか出せず、力は上位でしょう。重馬場は未勝利戦でこなしているため、全く問題にしないはず。自在性もある馬。57.5キロがカギですが、そんなに斤量差のないメンバー構成。一番の安牌と見て。
◯13.ジャスティンスカイ陣営は「二の脚がひと息なので、外めの枠の方がいい馬」だと述べています。外枠の鞍馬Sで外々を回されながらも1.06.9の好時計で勝った時は驚かされました。多少のロスがあっても、勝負になる位置に付けた方が良いのでしょう。ずっと重い斤量で戦ってきたので、57.5キロはむしろ恵まれている感。前走・モルガナイトSは逃げ・先行タイプがほぼいないメンバー。出負け気味のスタートから促して先団へ。L2を11.5-11.4の加速&余力ラップでまとめて差し切り。昨年は内枠先行馬が有利な馬場&展開。後方から鋭く差してきて0.2秒差。今年はもう一押しが利くはずで。
▲16.メイショウソラフネ昨年は内枠先行有利な馬場&展開。本馬は外枠で、3.4角で外を回されるロス。あれで4着まで突っ込んできたのは驚きました。今年の外枠はプラスに働くはず。前走・北九州記念の敗因は陣営も分からないと述べています。特に不利やロスもありませんでしたが、伸びず。前々走・シルクロードSは出負け。促してリカバリーして中団へ。4角で外に出してよく伸びてきたものの、2着と0.1秒差の5着まで。昨年のタンザナイトSではソンシを撃破。カルチャーデイやジャスティンスカイを差し切っています。何故かあまり人気にならない馬ですが、実力は確か。1勝クラス勝ちが重馬場。4馬身差の圧勝でした。道悪は歓迎でしょう。
△15.カルチャーデイファンタジーS時点で1.20.4の好時計で走破していた実力馬。葵Sは出遅れて上がり最速。信越Sは超Hペースに巻き込まれる格好に。タンザナイトSは二の脚速く、逃げられそうでしたが、控えると酷く引っかかってしまいました。続く米子城Sは、引っかからないように逃げると思って本命に。外枠から逃げるのに少し苦労しましたが、完勝とも言える逃げ切り。ファインニードル産駒で、道悪は歓迎。前走・函館スプリントSは逃げようと出していきましたが、インビンシブルパパが速く、2番手に。600m通過32.5秒のHペースでは厳しいですが、3着とはタイム差なしの6着。タンザナイトSで引っかかる形にしてしまった横山典弘騎手が騎乗。今回はどう乗るか。
他馬について。3.ドロップオブライト:昨年は最内枠有利ということで本命に。今年はインが良いとは言えず。また、昨年よりも2キロ重くなります。昨年は本命とはいえ、最内枠でなければ絶対に買っていなかっただろう馬。実力自体はほとんど評価していません。9.ジューンブレア:前走・函館スプリントSは絶好の最内枠。600m通過32.5秒のHペースも、インで全くロスなく運べました。前々走・アクアマリンSも絶好の最内枠から逃げ切り。3走前も2番枠。1番枠の馬が出遅れたため、実質的に最内枠のような競馬に。ずっと枠に恵まれてきた感があります。前走で1.06.6で走っているだけに、力はあるでしょうが、9番枠になった今回は見送って妙ありと見ます。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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