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展望:外枠先行有利
◎9.マリンバンカー岩部純二騎手が主戦の馬ですが、今回は丸田恭介騎手に乗り替わり。他に乗っていたのもリーディング下位の騎手ばかり。丸田恭介騎手もリーディング下位ですが、差す競馬が上手く、技術は持っています。3走前は1000m通過61.4秒のHペース。五分に出て、控えて中団後ろから。3.4角で早めに上がっていく形で、ペースを考えればもう少し我慢していても良かったと思います。早めの競馬になった分、クビだけ差された印象です。それでも1.53.7の走破時計は非常に優秀で、高い能力を備えているのは間違いありません。内枠に逃げ・先行タイプが並んで入り、スローにはならなそうなメンバー構成。中団辺りに付けて差しきれると見て。
○13.ブレトワルダ前走はスタートで挟まれてしまい、離れた後方に。徐々にリカバリーしていく形。800m通過46.7秒のHペース。3.4角はインをロスなく回り、直線も馬群をさばいてよく伸びてきました。5着なら上々。前々走は五分に出て中団へ。1000m通過62.3秒とやや速くなりました。3.4角は内で押して押しての進出。加速ラップ戦だったので本馬も止まってはいませんが、伸びもせず。1.54.4なら1勝クラスで上位。未勝利勝ちのL4は50.8秒で、水準以上。最後まで追ってはいましたが、7馬身差のぶっちぎり。枠も良く、先行策で。
▲3.ヘインズポイント約1年ぶりですが、追い切り本数も時計も出ており、陣営は「ブランクは長いが好走してもいい」と前向きです。前走の未勝利勝ちはスタートを決めて、二の脚も速くハナへ。1000m通過61.9秒のMペース。L4は50.9秒でしたが、L2は12.7-12.5の加速ラップでまとめました。前走で逃げた馬はこの馬だけ。内枠から逃げれば。仕上がってはいるようなので、成長面にも期待して。
△12.ネオシルバーブリンカー初着用。前走は五分に出て先行。向正面で少し位置を下げました。800m通過47.1秒はやや速めですが、不良馬場だったので平均的だったか。直線は外目から追いかけましたが、マリンバンカーにも交わされて7着まで。陣営は「湿った硬い馬場よりも良馬場向き」と述べています。マイルでも強いですが、中距離でも強い馬。3走前はかなりのHペースで、マリンバンカーの一列前に。ただ、勝負どころではマリンバンカーが手応え抜群に進出。ずっと手応えで見劣りしていましたが、4角でインに入れるとしぶとく脚を使っていました。1.0秒差。この時、1番人気。今回はブリンカー着用もあり、人気を集めそうですが、マリンバンカーにここ2戦先着されている以上、ここまでの評価が妥当。
☆6.8.156.レッドエウロスの前走はほぼ五分に出て中団へ。800m通過47.1秒なら差しの届く展開。届かずの3着でしたが、好ラップのハイレベル戦だったという見立て。100m延長が合うのかどうか。8.カージオイドはHペースの未勝利戦をバテ差し。ここ3戦、世代限定戦で相手も強かったため、混合戦で改めて。15.ルージュマローネは前走が7ヶ月ぶり。外枠から五分に出て、自然と下げて後方に。800m通過48.3秒のSペース。上がり37.0秒しか使えませんでした。前走を見る限りでは買えませんが、大外枠&勝利経験のある1700mならスムーズに先行して巻き返す可能性も。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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