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展望:内枠差し有利
◎1.マイネルゼウスマイネルゼウスの未勝利勝ちは16番枠から先行。ペースが一向に上がらず、残り200m付近で先頭に出ると終いを11.5秒でまとめて押し切りました。続く若竹賞は初角までにインに潜り込みましたが、直線で前が塞がる不利。手応え自体はあったので、この不利が致命的になりました。この2戦の内容が良く、弥生賞ディープインパクト記念でも印を回した程。外枠から五分に出て後方インから。ファウストラーゼンがマクったことで前に厳しい展開に。本馬はインをロスなく回ってきたとはいえ、0.5秒差は大健闘でしょう。本命を打った前々走は1000m通過61.7秒のSペースを先行。ペースが遅く、ロードリベラシオンがマクってハナへ。本馬は流れに乗った競馬ができていて、最後は猛追しましたが、マクったロードリベラシオンが恵まれる流れでアタマ差届きませんでした。前走は五分に出て押して先行。道中ではマクって早めに先頭に立ちましたが、1000m通過が60.0秒とやや速くなりました。力ある3歳2騎に差されたとはいえ、このレースはL2が11.8-11.3の加速&余力ラップ。残り200mで先頭の本馬は終いが11.9秒の計算。本馬が止まったというよりも、前の2頭がよく伸びたというのが妥当。1.59.7の好時計で3着。力は示しているので、3歳馬の減るここで改めて。
○8.アルマデオロ前走は五分のスタート。1000m通過58.9秒のHペースでポツンポツンとした隊列の4番手付近から。3角では早くも先頭に立ち、直線は独走。ほぼ追うことなく0.5秒差を付けました。L2も11.9-11.9の持続ラップ。このペースを追走しながら止まっていないのは価値が高い。稍重で2.00.4。前々走は出負け気味。前有利になりやすい阪神芝2000mで、上がり最速を使ったものの半馬身差の2着まで。3走前は余力ラップ戦で0.1秒差。4着という着順ほど悪くはありませんでした。キタサンブラックの半弟。洋芝の前走で一気にパフォーマンスを上げたので、今回も引き続き期待できるでしょう。
☆2.4.52.サンウリエルは2度の連対が2度とも函館芝。上がりを使えるタイプで、1勝クラスでもほぼ0.5秒差以内。力はある馬。4.ウインデイジーの前走は重馬場でL2が11.9-11.4の加速&余力ラップ。0.1秒差です。直線の追い風の影響もあったのでしょうが、勝ちに行く強気の競馬で差された形。負けて強し。前々走は伸びにくい内目を突いて上がり最速の33.8秒をマーク。Sペースなら横山和生騎手がマクる可能性も。5.アオイタケルは既走馬相手の初戦でクビ差2着。差し返されました。勝ったジョイエッロはプリンシパルS2着。前走は1000m通過58.8秒のHペースを2番手から運ぶ形。逃げ馬が大逃げに持ち込み、恵まれやすい離れた2番手に。前を交わしてからは楽に押し切り。終い11.8秒で止まってもいません。相手も弱くなく、2.00.2の勝ち時計も優秀。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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