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展望:外枠差し有利阪神芝は土曜夜時点で重馬場。土曜は内枠が使えていましたが、先週から外を回す馬が不利にはなっていません。ここまで雨が降るとインが悪化して外枠が恵まれそう。阪神芝2200mはコース形態からハイペースになりやすいコース。外枠の差し馬を狙います。
◎15.ロードデルレイずっと余力ラップ戦で勝ったり好走してきたりした馬ですが、今ではタフなレースでも強いことを証明しました。前々走・日経新春杯はメイショウタバルが超ハイペースでの逃げに。後続勢も上がりが掛かっており、本馬も上がりが35.6秒。中団のインへ。直線で早めに2番手に上がり、そのまま3馬身差の完勝。当時の馬場で2.09.8は非常に速い。前走・大阪杯は1000m通過57.5秒のHペース。1.2角はロスを防いで乗りましたが、3.4角は外を回すロス。これで2着は相当に強い競馬をしたと言えます。昨年の大阪杯は除外になりましたが、出走していれば本命を打つ予定だった馬。いよいよG1で好走してくれました。一時期は川田将雅騎手が状態面などに不満を述べていて、乗っていませんでしたが、今回は川田将雅騎手に手戻り。2200mも問題ないと分かった今、しっかりと差し切ると見て。
○17.レガレイラ前走・有馬記念はL5区間で11.3秒を刻み、そこから減速していく流れに。逃げたダノンデサイルが少し強気に乗りすぎた印象です。先団インから運び、3.4角もインをロスなく回り、手応えも抜群。差し切りました。昨年の記録的なラップの出た日本ダービー5着は伊達ではなかったということでしょう。ダービー組だというのに、有馬記念で印を回さなかったことを後悔しました。骨折明けという点だけがカギで。
▲16.ショウナンラプンタ昨年の菊花賞はかなりの消耗戦に。上位勢は展開面のアヤもありました。あれだけ上がりが掛かったレース。7着馬は7馬身離されましたが、上位6頭までは高く評価しています。前走・天皇賞(春)もペースが速い中、早めにマクっていく競馬。へデントールとビザンチンドリームに負けたとはいえ、この2頭も菊花賞上位の馬です。前々走・阪神大賞典は展開も向きませんでしたが、逃げたサンライズアースがL5を57.8秒でまとめるとは、武豊騎手も考えなかったのではないでしょうか。レースレベルが高くなりすぎたゆえに、届かずの4着に終わった印象です。現4歳上位の実力馬で。
△11.ソールオリエンス道悪で強いのは皆、認めるところでしょう。昨年の宝塚記念はもっと人気になるかと思いましたが、7番人気の低評価。超外有利のレースで、3.4角で徐々に外へ。勝ったブローザホーンを追いかけて届きませんでしたが、ベラジオオペラには先着。前走・大阪杯は下げて最後方へ。1000m通過57.5秒のHペースの中、離れた最後方でした。3角までロスなく回り、4角の出口だけ外へ。上がり最速の33.5秒で差は詰めました。昨年の天皇賞(秋)でも0.4秒差と、良馬場でもそれなりにやれる馬。道悪でパフォーマンスを大きく上げると見て。
☆7.9.12.137.ジャスティンパレスは不器用ですが、力が落ちている訳ではないでしょう。昨年の宝塚記念があまりにも走れず、道悪がだめな可能性が高いですが、軽く押さえます。9.ヨーホーレイクは長期休養明け後、ペースの緩んだ毎日王冠以外は堅実。クロウキャニオン産駒で、タフな競馬は合います。12.メイショウタバルは武豊騎手の乗ったドバイターフで上手く折り合った逃げで0.4秒差。武豊騎手なら上手く導く可能性があって。13.アーバンシックはあまり高く評価はしていませんが、枠も脚質も良いところ。陣営は重たい馬場も問題ないと述べていて。1.ベラジオオペラは最内枠が不利になるだろうと考えています。道悪自体はこなせるタイプですが、Hペースにも巻き込まれそうで。2.ドゥレッツァも内枠がどうか。差す競馬もできるのは良いですが、海外騎手が多く乗ってきた馬。横山武史騎手は歓迎とは思えず。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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