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展望:外枠先行有利逃げ候補はカフェアローロとレオスパーク。「ハナを切らないと、持ち味が生きない」と述べているレオスパークがハナを切りそう。ペースは流れそうになく、先行できる馬から。
◎14.プルナチャンドラ出の遅い差し馬ですが、二の脚は意外にも付くタイプ。最近は内枠を引いているため、リカバリーできない競馬になっています。4走前は前目に付けており、中山ダートの外枠なら軽く促して位置を取ってきそうな気配があります。なお、この4走前の1.52.1は非常に優秀な時計。少し時計が出すぎた感もありますが、勝ったホークフィールドは現3勝クラス。2着馬はここが初ダートで、次走を使っていません。4着アークドールが次走で1勝クラスを勝利。3着のプルナチャンドラの時計にも価値はあるでしょう。前走は最内枠から上手く出て、位置も取れそうでしたが、何故か最後方までズルズルと下がってしまいました。陣営も「前走は最内枠で後ろまで下がるロスがあって参考外」だと述べています。休み明けを叩いて中3週のローテはプラス。陣営も「休み明けを使って良くなっているし、今回は癖の知る鞍上」だと述べています。横山和生騎手以外だと2度とも惨敗に終わっているので、癖を知る鞍上にも期待。前々走は5番枠。五分に出て、徐々に後ろまで下げました。1000m通過62.5秒とペースが流れたので判断は良かった。1000m通過付近から徐々に位置を押し上げていく形で、3.4角は外から勢い良く進出。L2が13.1-13.3と失速もしてくれましたが、クビ差、差し切りました。2着のタイセイアディクトが2勝クラスでも即2着しており、本馬もやれる力はあるでしょう。3走前はスタートで挟まれる形で出遅れ。そのまま最後方から。1000m通過62.8秒ならやや遅いですが、馬場がタフなので差しも間に合うペース。3.4角でかなりの外を回して進出。直線では前からかなり離されていましたが、差を詰めて3着確保。勝ったのはここで人気のドバイブルースですが、スタートを決めれば逆転可能な差でしょう。4走前は1000m通過61.1秒のHペース。出負け気味に出ましたが、軽く促すと5.6番手付近へ。ここも3.4角でかなり外を回して進出。中京ダートでは大きなロスになりますが、最後まで脚色しっかり。1.52.1はすでに書いた通りの好時計です。4走前は柴田善臣騎手が乗り、後方から大外回し。伸びきれませんでしたが、このレースは福島戦とは思えないほどに好メンバーが揃っていました。未勝利勝ちは終いの脚が他馬と別格。その前の2戦は外枠。先行しています。東京戦の方はともかく、中山戦の方が馬群の中に入り、位置を下げてしまう不利。そこから盛り返しています。届く位置に付けてくれると見て。
○5.ホレーショ10ヶ月振りの前走は、私のブログで本命を打ちました。プラス20キロはほぼ成長分。自信度がかなり高かったレースです。スタートが悪い馬の最内枠だけが不安要素でしたが、五分に出て馬なりで中団へ。1000m通過63.3秒のSペースで馬群は凝縮気味。3.4角は最内で唸るような手応え。進路さえ確保できれば、勝てるだろうと安心して観ていられました。残り200mで外に進路を切り替えて、エンジンが掛かると別次元の伸びで差し切り。時計やラップは平凡ですが、もっと時計は詰められるはずの余力十分な勝ち方でした。4戦目で勝ち上がった馬ですが、1-3戦目は全てハイレベル戦で負けただけ。未勝利勝ちは出遅れてピンチかと思いましたが、ここも別次元の伸びで差し切り勝ち。時計面などで3番人気に落ち着きそうですが、一番強い可能性まであると見ます。
▲12.ソレルビュレット人気ほどの信頼感はないなという印象。前走は1000m通過63.8秒のSペース。内枠から軽く促して先行。外に勝ったソーニーイシューがいました。3角でソーニーイシューを追いかけましたが、11.9秒のL2区間でやや離されて、12.3秒のL1区間で少し差を詰めた形です。前々走の1勝クラス勝ちは1000m通過63.4秒のSペース。やや出負け気味でしたが、リカバリーして先団へ。持ったままで3角先頭へ。やや力で劣る2.4着馬を突き放せなかったのはやや不満。3着イデアイゴッソウは2勝クラスを大楽勝した実力馬ですが、この時は原田和真騎手&進路を切り返すロスがありました。終いはイデアイゴッソウに詰められており、イデアイゴッソウよりは弱そう。未勝利時代、相手も骨っぽかったとはいえ、このコースでは負けてきました。東京ダート1600mの方がパフォーマンスが高いので、絶対視はできず。
△3.ドバイブルース前々走はインで完全に詰まってしまい、進路が開いてからは猛追。スムーズなら勝っていたでしょう。前走は1000m通過61.3秒のHペース。五分に出て中団から。ペースを考えれば好位置。3.4角は外を回して進路はスムーズ。激しくなった2着争いで3着。クラウンシエンタやブレイゼスト、ブレイゼストと互角か……という印象で、抜けて強いとは思いませんが、モレイラ騎手。押さえます。
☆13.サパテアール前走があまりに物足りませんが、陣営は「前回はテンションが高めだった」と述べています。前々走の川崎の交流戦は逃げた時点で貰ったと思いましたが、L2が13.6-12.6の加速ラップ。加速ラップになりやすいコースとはいえ、加速しすぎで、少し対応できなかったか。3走前はSペースからの余力ラップ戦で、少し位置が後ろ過ぎました。4走前はHペースの中、石川裕紀人騎手が上手く脚を溜めて3着。今回、川崎で手綱を握った丹内祐次騎手が騎乗。当時のように出してくれそう。押さえます。
他の人気想定馬はいません。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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