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展望:内枠先行有利好カード。かなりメンバーレベルの高い未勝利戦だと思います。過小評価されている馬を狙います。
◎14.ダノンジャガー前走はダート戦。先行はできましたが、適性がなかったのでしょう、惨敗に終わりました。前々走はマイル戦。鞍上は「距離を短縮して少し忙しかったです。うまく息が入りませんでした」と述べていました。3F通過34.6秒とペースも速すぎたか。3.4角ではかなり外目を回されましたが、しぶとく伸びて、4着まで浮上しました。長く脚は使っています。3走前はL4が45.9秒の余力ラップになったパーティハーン戦。5馬身千切ったパーティハーンが強すぎただけで、2着とはタイム差なし。2着馬がその後、3.2着。大きく負けた馬も巻き返してきている辺り、レースレベル・メンバーレベル共に高かったといます。4走前はL2が11.1-11.3の余力ラップ戦。このレースこそ良馬場でしたが、雨中で開催されており、次のレースから稍重になっています。雨の影響を強く受けながら余力ラップになったのは評価して良いでしょう。五分に出て先団へ。一足先に抜け出したタイセイリコルドは1勝クラスも勝利しました。その0.3秒差2着なら評価。新馬戦はL2が11.4-11.4の持続&余力ラップ戦。ここもスムーズに先行。直線外に切り返すロスがありました。そのロスがなければ、3着インターポーザーは交わしていただろうと思います。このインターポーザーは次走勝ち上がり、京成杯にも出走した馬です。芝では全4R全てハイレベル戦。4.2.4.4着で、安定した先行力もある馬。マイルだと忙しいという話で、2000mだと少し甘くなるという話。1800mは現状、ほぼベストでしょう。相手も決して弱くありませんが、いくらなんでも人気が落ちすぎでしょう。
○3.ロードレジェロ前走はやや出負けもリカバリーして中団へ。稍重でかなりタフな馬場。L3で11.7秒の最速ラップを刻みました。超人気薄の勝ち馬が一足先に抜け出したところを、懸命に追い上げましたが、2着まで。鞍上は「加速するのに時間がかかるタイプですし、ワンターンの方がこの馬にはいいですね」と述べていました。今回はワンターンコース。前々走は五分に出てハナに立ちましたが、初角の入りで外に膨れてしまいました。また、4角でも外に膨れてしまい、直線も外に酷くモタれてしまいました。これで平地調教注意を受けているほど。それでも京成杯で6着のマテンロウムーブの2着。3着を5馬身差突き放しているのだから力は相当なものでしょう。新馬戦はL4が45.8秒で、L2が11.2-11.0の加速&余力ラップ。出負けしましたが、スローペースだったのでリカバリーして先団へ。3.4角で進出していきましたが、一列前にいたキングメーカーとの差が付かず離れずのまま。本馬も加速ラップでまとめているはずで、やはり能力は高い。モタれたのは左回りが原因だった模様で、右回りプラス。こちらも力があります。
▲13.レッドフェルメール前走は3F通過34.2秒、5F通過58.8秒の超ハイペース。五分に出て先行。各馬、かなり上がりが掛かっており、ほぼ全馬が脚を失ったからそのまま前が残った形に。あまり再現性のあるレースではありませんでしたが、ハイペースの中、ぱったりとバテずに2着に残したなら力はあります。前々走はL2が11.9-11.6の加速ラップ戦。5F通過59.6秒なら平均からやや速い流れ。こちら2番手先行しましたが、一列後ろにいたフェアリーライクの側に展開が向いたか。新馬戦はL2が11.1-11.2の余力ラップ戦。五分に出てインの好位から。直線で空いたインを突いて抜け出しましたが、勝ち馬の決め手が上。2着ならよく走れています。4着馬がすでに1勝クラスで2着。5着馬も次走で2着に好走しており、レベルは高かったと見て良いでしょう。◎○の魅力には劣るものの、こちらは川田将雅騎手が騎乗で。
△4.マテンロウシルビア前走は出遅れて最後方から。ちょっとレースに参加できないまま終わりました。新馬戦はL5が58.4秒と水準以上だったナグルファル戦。五分に出て先団へ。5F通過62.3秒のスローペースで、直線も伸びていますが、前と脚色が同じになりました。1.2.4着馬が勝ち上がっており、7.10.11着馬がダートで勝ち上がり。惨敗した組でも巻き返しており、レベルが高かったのは明らか。たった1度の惨敗で人気が落ちるなら狙い目でしょう。
他の人気想定馬。12.メイショウビストロ:前走はスタートがイマイチで後方インから。5F通過60.3秒と中京芝2000mとしては流れたので、結果的に遅れたのはプラスだったか。3.4角は外目から早めに先頭に。ちょっと早仕掛けになった感があります。L2は11.3-11.6も、0.5秒差離されています。前々走はL2が11.6-11.5の加速ラップ。こちらもスタートが微妙でしたが、リカバリーして先団へ。5F通過62.5秒のスローペース。勝ち馬の勢いが上回っていましたが、2着は確保しました。新馬戦のレベルには疑問。前走は恵まれた感が強くて。スタートがイマイチなのも割り引き。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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