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展望:内枠先行有利阪神芝は内枠有利。内回り2000mはスローペースになりやすいコース。先週日曜6Rの3歳未勝利も内枠だけで上位4頭を独占しました。特に先行した2頭がワンツー。ここはとにかく先行してロスなく運べそうな馬をチョイス。
◎4.セプトラム去勢明け。新馬戦は1.48.3の好時計だったウォータークラーク戦。余力ラップではありませんでしたが、出走馬はその後、なかなかに活躍しています。3着馬が次走で勝ち上がり。4着馬はその後、4.2.6着。5着馬はその後、4.6着。6着の本馬もそれなりに力があるはずです。なお、7.8着馬はその後、ダートで馬券に絡んでいます。新馬戦はスタートを決めて先行。3角手前から手応えが悪くなり、押して何とか付いていきました。流れ込んでの6着。直線はモタれ気味であまり追えていませんでした。力を出しての敗戦には思えませんが、それでもそれなりの時計では走っています。陣営は「去勢したことで馬っ気は治まったが、思ったほど稽古時計が詰まってこない」と述べています。初戦時は「全体的な時計は出ているが終いが甘い。まだ緩さが残る。使いつつ良くなれば」と非常に弱気でした。追い切りは陣営コメント通り、あまり動いていませんが、さすがに初戦よりは走れそう。先行力が高く、4番枠も良いところ。穴をあける可能性は十分にありそうで。
○12.グレートシール新馬戦は出負け気味に出ましたが、軽く促すと行き脚が付きました。その後、外を回されるのを嫌ってハナを奪ったように映りました。途中でハナを奪われて2番手に後退。手応えはさほど悪くなさそうでしたが、L2の11.8-11.5の加速ラップに対応できなかったか。シユーニ産駒ですが、母父もガリレオでコテコテの欧州血統です。平坦京都よりも阪神芝2000mなら先行力が生きるはず。川田将雅騎手なら今回も外を回さないように出してくれそうです。
▲9.エーグルドール初出走馬。既走馬相手のデビュー戦でネックになるのが追走力。そのため、初出走馬は芝の短距離馬でかなり苦戦傾向にあります。中距離デビュー馬の方が初戦から走りやすい。基本的には先行意識の高い騎手の方が追走力を補ってくれます。その点、松山弘平騎手はプラスでしょう。岩田望来騎手のアンテステーリア、西村淳也騎手のショウナンバジャラよりも内枠に入ったことも加点材料。最終追い切りは栗東坂路で53.0秒を馬なりでマーク。それなりに動いています。半兄のルモンドブリエが阪神芝2000mでデビュー勝ちしています。松山弘平騎手がしっかり主張してくれることに期待して。
他の人気想定馬。3.ルージュスティーズ:前走は12/28の京都最終日。馬場読みが少し難しい日でしたが、比較的差しは決まっていました。ほぼ五分に出て中団待機。早めに外に出して、3.4角で外目を進出。逃げ馬を捕まえられず、2着まで。当時の馬場で2.01.8なら未勝利上位の水準にはあるでしょう。新馬戦は出遅れ。すぐ内のグレートシールと共に遅れましたが、こちらはそのまま中団待機策。スローペースだったので位置を押し上げるのは容易で、3.4角で外を回して進出。L2の11.8-11.5の加速ラップをよく差してきましたが、クビ差2着まで。未勝利上位の力はあるでしょうが、阪神替わりがカギ。今の馬場や元々のコースバイアスから差し馬が届くかどうか。位置を取ろうと思えば取れそうですが、差す競馬で好走している馬。わざわざ出していく可能性は低いでしょう。11.アンテステーリア:初出走馬。陣営は「動きは水準ですし、行きっぷりも良く前向きです。まずは経験馬を相手にどこまでやれるかになると思います」と慎重なコメント。2月のゲート練習では14.3秒と遅い数字。追い切りは水準に動いていますが、11番枠がどうか。先行する担保のある馬や、内枠の馬を優先させたいところで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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