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展望:中山芝は内枠先行有利が強め。上がりも非常に出る馬場になっています。中山芝1800mは初角まで205mしかなく、内枠先行馬が圧倒的有利。外枠の先行馬が外を回されるのが負けパターンの一つです。メイショウチタンが逃げて、内枠勢が続く隊列になりそう。ペースですが、距離に課題を抱えているメイショウチタンが飛ばすとは思えず、このコースらしくスローペース濃厚だと読み解きます。
◎1.シックスペンス前走・毎日王冠は5F通過59.4秒でしたが、開幕週ということを踏まえればスローペースだったと言えます。4番手から。先行した馬たちがあまり切れ味を武器にする馬でないことが味方はしていますが、上がり33.3秒で差し切り勝ち。L5は57.6秒、L4は45.7秒、L2は11.0-11.4のほぼ完璧な余力ラップでの勝利でした。前々走・日本ダービーは先団内目を追走。また、力んでいました。残り200mで失速して1.0秒差の9着。距離も長かったのでしょう。今年のダービーはL5が56.8秒と非常に速く、これは歴代2位に当たる好ラップ。その後、活躍馬が沢山出てきており、距離不向きでの9着なら高く評価できます。新馬戦とスプリングSは追い風が強い日のレース。追い風込みでも好ラップで、実力は高い。今回は絶好の最内枠。中山でも速い上がりを使える馬で、先行力も高い馬。不安は初の58キロだけ。先行して、あとは速い上がりで前を捕まえるだけのレースになりそう。堅軸と見ます。相手を如何に絞れるかがカギでしょうか。負けパターンとして想定しているのは、ルメール騎手が案外、位置にこだわらず、少し後ろになるパターンです。
○4.エコロヴァルツ前走・ディセンバーSは5F通過58.8秒のハイペース。内枠で、インからスムーズに先行。3着バラジの内から。3角でバラジと共に上がっていくと、バラジを突き放し、内を突いたジューンオレンジを封じて押し切りました。1.45.2は優秀な時計。相手は弱かったものの、着差を付けていたので本馬は1頭力が違ったか。前々走・菊花賞は出入りの激しい消耗戦。スタート後はハナを奪いましたが、途中からハナを奪われて苦しい展開に。その割には3.06.3で走っての9着。頑張っています。3走前・セントライト記念は2角でヤマニンアドホックにハナを奪われて2番手から。5F通過は60.5秒と流れましたが、ペースアップが遅く前も残れる流れに。最後はヤマニンアドホックを交わして3着に浮上。2.12.3なら水準以上か。先行してしぶといタイプ。前走でハイペース耐性の高さも示しました。速い上がりも使える方なので、今の馬場も合うでしょう。十分にあり得る。
▲3.ボーンディスウェイ3走前・オクトーバーSは5F通過58.3秒のハイペースを先行して押し切り。縦長馬群になったことで恵まれたのでは?と考えていましたが、1.57.4で勝ちきっただけに力があったのでしょう。続く中山金杯は5F通過58.7秒のハイペース。内枠差し馬が恵まれたレースですが、外から3番手を確保。直線もしぶとく伸びて3着を確保しました。こちらも1.58.4の好時計で走破しました。前走・AJCCは全く淀みのないペースで差し馬有利。こちらも大外枠から先団へ。大きく止まっても仕方ない展開でしたが、直線で実況に呼ばれるくらいの見せ場がありました。2200mも少し長そう。いつの間にか成長していたという印象ですが、ハーツクライ産駒なので晩成型だったのでしょう。1800mなら本馬の先行力が生きるはずです。
△9.マテンロウスカイ昨年の勝ち馬。前走・東京新聞杯は離れた3番手で、インに潜り込めました。直線もよく伸びてきましたが、差し馬に捕まって5着まで。逃げたメイショウチタンには0.1秒届かず。59キロを背負っていたのでよく頑張っています。前々走・マイルチャンピオンシップは押して位置を取りに行きましたが、ペースが速すぎて中団後ろから。4角ではチャリンの内。そこから伸びきれず、大敗に終わりました。本来の先行策が取れませんでした。3走前・天皇賞(秋)は内枠から先行。インをロスなく回り、最後、逃げたホウオウビスケッツが失速したところで急追。ドウデュースは別格にしても、2着タスティエーラとは0.1秒差、3着ホウオウビスケッツとはタイム差なしに好走しました。2000mがカギだと考えていましたが、全く問題はありませんでした。4走前・毎日王冠は五分に出て中団待機。直線はインを突きましたが、前が壁になってろくに追えないまま終戦。スムーズなら上位だったはずです。昨年は5F通過58.6秒のハイペース。前にいたドーブネ・ジオグリフが最後に止まりましたが、本馬は最後までしっかり伸びての勝利。馬場も問いません。今回は斤量58キロがプラス材料。昨年は早めに仕掛けてきたジオグリフの方が先に失速。その後、G1でも差のない競馬をしているジオグリフを倒したのだからここも評価しなければなりません。
☆10.アルナシーム2000mも守備範囲の馬ですが、1800mがベターでしょう。2000mの重賞を勝っての距離短縮は魅力的。前走・中山金杯は5F通過58.7秒のハイペース。内枠の差し馬が恵まれたレースになりました。五分に出て、徐々に下げて中団インへ。3角で徐々に進出。直線の進路はスムーズで、楽に差し切りました。前々走・マイルチャンピオンシップは800m通過45.7秒の超ハイペース。ペースが速すぎて「マイルのG1でスピードの対比で、ポジションが徐々に下がる形になってしまいました」と鞍上が述べていました。3走前・富士Sは800m通過46.1秒のHペース。離れた先行集団で、上手く折り合っていました。やや差し馬向きの流れでしたが、本馬の位置も悪くありませんでした。直線は上位馬に切れ負けした印象。戦前から陣営は「理想は右回りの1800メートル」と述べていました。ここがその理想の右回りの1800m。斤量も57キロに減ります。外枠さえ引かなければ……と思っていただけに10番枠。迷いましたが、力も先行力も高い馬。押さえることにします。
☆14.パラレルヴィジョン前々走・富士Sはスムーズに先行したものの、手応えを早々に失って後退。鞍上は「左回りはあまり良くないようです。手前を替えてから加速しなかったです」と述べていました。3.4走前もコース不向きか。巻き返せそうだと判断した前走・中山金杯は5F通過58.7秒のハイペース。中団インに待機。アルナシームの外のやや前から。3角で手応えが悪くなり、アルナシームに先を越されましたが、最後はしぶとく伸びてきました。鞍上は「チークピーシズでも試してもいいかもしれません」と述べていました。2000mよりは1800mがベターでしょう。本来、先行力のある馬が、ブリンカー着用で臨みます。外枠マイナスではありますが、外枠得意の戸崎圭太騎手が騎乗。彼が怖い存在で。
以下は無印の馬について。
2.リフレーミング前走・小倉記念は重賞としてはかなり小粒なメンバー構成。5F通過57.6秒は超高速馬場を踏まえてもハイペース。最内枠でインの後方から。ほぼロスなく回り、最後は差し切り。このメンバー構成で展開も向いたとなれば、勝って当然でした。前々走・七夕賞は5F通過57.3秒の超ハイペース。3.4角では前にいた1.2着馬を追いかける形でしたが、差が縮まりませんでした。3走前・新潟大賞典は外差し馬場を警戒してか、行きたがる馬が不在で1000m通過61.6秒のスローに。14番手からでは届きませんが、5着なら及第点。4走前・福島民報杯は出遅れて後方から。1000m通過60.0秒なら前も残れるペースでしたが、道中はインで脚を溜めて、勝負どころで外へ。前も残る中、上がり最速で差し切った内容には驚かされました。展開に左右されるので、スローペースになりやすい中山芝1800mで届くかは大きなカギ。内枠から先行できれば、なくなさそうですが、今回は約半年振り。陣営が「約半年ぶりで条件は楽ではありませんが、力を出し切れればと思います」と述べている以上は、自分のスタイルを崩してまで勝ちには来ないでしょう。5.タイムトゥヘヴン速い上がりを使えるので大きく崩れませんが、展開の助けが必要なタイプ。3走前・京成杯AHは直線の追い風が味方しての2着。かつてダービー卿CTでも直線の追い風が味方して差し切りました。追い風の助けが欲しいところですが、日曜はほぼ無風。1800mで届く可能性は低い。6.カラテ前走・AJCCは馬体が絞れてきました。前々走・中山金杯は太かったという話。五分に出て後方のインに待機。3.4角もインをロスなく回ってショートカットして位置を押し上げましたが、残り200mで失速しました。序盤・中盤ともに速く流れたので、現状、最大限に上手く乗れての結果だったと思います。やはり9歳でもう上がり目はなくて。7.メイショウチタン前走・東京新聞杯は内枠先行有利な馬場。4F通過46.1秒のハイペースでの逃げ。2番手のセオ、3番手のマテンロウスカイをやや離しての逃げを打てたのは幸運だったか。直線もしぶとく粘り、セオの方が先に失速。3着に残す大健闘の3着でした。終いは12.0秒で、本馬は12.2秒まで失速しています。超人気薄故のノーマークで恵まれた感はあり、1800mでどこまで粘れるか。1400mベストの馬。流石に付いてきた先行勢に捕まるでしょう。8.ソウルラッシュ前走・香港マイルは4F通過47.3秒ほどのスローペース。五分に出て促しながらの追走。序盤は中団でしたが、その後、位置を下げて後方に。直線は外に出してよく追い込んできましたが、前に1馬身ほど届かずの2着。鞍上は「外枠の分、厳しかったかなという印象」だったと述べていました。前々走・マイルチャンピオンシップは4F通過45.7秒の超ハイペース。五分に出て後方待機。4角では馬群が凝縮気味で、直線は外から2馬身半突き抜けました。恵まれた展開にはなりましたが、1.32.0は好時計での勝利。長くマイル路線でトップクラスで走れています。晩成型でもあるのでしょう、セリフォスとの力関係をいつの間にか逆転していました。ずっとマイルを使ってきた馬だけに1800mがカギ。内枠有利なコースなので、内枠が欲しいところでしょう。59キロ克服もカギになりますが、京成杯AHで勝利経験があります。力は当然、上の馬。ただ、中山芝1800mは内枠が有利なコース。すぐ外のメイショウチタンを追いかけていく形で運べるならあり得そうですが、そのような積極策を打てるかどうか。ある程度、先行しても良いタイプですが、59キロではダッシュ力も鈍るでしょう。外目を回して、それでもなお差しきれるかどうか。3着までと見てここは見送ります。11.グランディア立ち回りの上手いタイプ。前走・オクトーバーSは丁度中団辺りから。5F通過58.3秒のハイペース。好位置に映りましたが、ペースが速くて追いかけた方も脚が鈍りました。本馬も一度は3番手まで浮上しながら5着に脱落。前々走・函館記念は5F通過59.6秒も、このペースでアウスヴァールが離し逃げを打ちました。2番手以降は楽なペース。本馬はインをロスなく乗ったことで2着に浮上。ただ、前のホウオウビスケッツとの差はなかなか縮まらず。3走前・エプソムCは外枠から内目に潜り込んで距離ロスを防ぎました。足りないと思っていたので、3着とタイム差なしの6着は想像以上にやれました。4走前・スピカSの日は直線の追い風が強力で、差しがよく決まっていました。道中は内目で、直線で外に持ち出す好騎乗。進路がスムーズでない中、狭いところを割ってきたのは結果的に強かったのでしょう。抜け出す時の脚は非常に鋭かった。2着マイネルモーントは外を回す進路差があったとはいえ、中山金杯で2着に好走しています。内枠を引ければやれそうだと考えていましたが、11番枠は外枠。評価を下げます。12.ボッケリーニ前走・札幌記念は競走除外。前々走・鳴尾記念は5F通過58.7秒のハイペース。ほぼ五分に出て先団の後ろ、ほぼ中団からに。前に勝ったヨーホーレイクを置く形で運び、直線は追い上げましたが、アタマ差届きませんでした。ヨーホーレイクの方がハイペースに巻き込まれる位置でしたが、ヨーホーレイクは京都記念も強い競馬で勝利。この馬と五分に戦えているなら力は上位でしょう。3走前・日経賞はマテンロウレオの大逃げを早めに追いかけすぎました。押し切れそうな内容でしたが、最後に差し馬勢の餌食に。L3最速戦で、踏むのが少し早かったように思いますが、0.3秒差の僅差。力は示しています。レース巧者。1800mは問題にしないでしょう。ソラを使うタイプなので、単勝は買いにくいですが、安定感は高くて。9歳の長期休養明けなので、デキが不安ですが、休み明けから走れる馬です。近走は先行馬というよりも差し馬に近くなっています。12番枠も不利で。13.グラティアス前走・小倉日経賞は五分に出て中団へ。5F通過62.0秒のスローペースで馬群は団子に。やや掛かり気味であったり、内目に入れて動けなかったのもありますが、4角で最後方では厳しい。後方から多少脚を使っただけに。前々走・リゲルSは4F通過46.9秒なら平均的な流れ。インの好位で上手く運べました。先行流れ込みの4着。掛かり癖やモタれ癖があり、陣営・鞍上が大阪城Sの時に1800mは長いと明言しています。残り200m付近で伸びあぐねたところを見ても長そうで。15.サイルーン前走・エプソムCは高速持続戦。緩むところがなく、縦長馬群になったので後ろ過ぎる位置は不利になりました。スタート五分で丁度、中団辺り。最後は少し甘くなった印象は受けますが、しぶとく伸びて4着を確保しました。前々走・春興Sは4F通過46.4秒のハイペース。5.6F目で11.9-12.0と緩み、これは差し馬向きの流れ。本馬は外枠から中団待機。緩んだところで差を詰めて、L2を11.4-11.2の加速&余力ラップでまとめて差し切りました。1.32.9で走破しながら終い11.2は非常に速い。チークピーシズ着用の効果もあったか。3走前・2勝クラスでは桜花賞3着のペリファーニアを撃破。本馬の方がロスを防げたとはいえ、交わされる様子もありませんでした。1800mは新馬戦でサリエラの2着に好走しており、守備範囲。内枠を引いてロスを防いで乗れれば……と考えていたので、外枠はマイナスで。16.クルゼイロドスル折り合いを欠くタイプですが、近走は上手く折り合いを付けています。前走・中日新聞杯は外枠で外々を回されるロスが響きました。3.4角で位置を下げてしまい、そのまま止まりそうに見えましたが、しぶとく盛り返して7着。前々走・富士Sは馬の後ろに入れにくい外枠という点を軽視しました。ですが、折り合いはピタリ。直線は大外から最後まで脚色一番の伸びを見せていました。3走前・関越Sは1.44.0のレコード勝ち。今年夏の新潟は高速馬場すぎてその価値を図りかねますが、3着セレシオンが次走、新潟記念で2着、6着フライライクバードが次走、ケフェウスSで勝利しています。ハイレベルだったと見て良さそう。地道に力を付けてきた印象が強く、ここならやれそうですが、16番枠は絶望的で。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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