netkeiba

＜予想＞

◎：ハギノサステナブル
9ヶ月ぶりだが角膜炎なので

○：テーオーパスワード
叩いてどれだけ良化できるか

▲：メイショウコガシラ
前走よりもう少し内を走れたら

△：ネッケツシャチョウ
少しでも距離が伸びるのは歓迎

☆：カネトシブルーム
マイペースならしぶといので




＜予想詳細＞

本命は、ハギノサステナブル

前走の是政S(3勝クラス:東京ダ2100m)は、いいスタートから前に行く馬に先に行かせて、内に入れて縦長の中団の8番手で追走。3コーナーに入って最内から徐々に位置を上げて、直線に入るところで少し外へ。そこからじわじわ前に迫ったが0.5秒差2着。

直線に入ったところでは勝ち馬とあまり差のない位置だったが、加速力の差で差を広げられてしまった。でも、時計的には3勝クラスを勝てるレベル。それを証明するように、勝ったメイプルリッジは、次走スレイプニルを勝って、ブラジルCでも2着。3着ルクスフロンティアも、次走エアグルーヴC(3勝クラス)を勝って、次走BSN賞で4着。強い相手に好内容のレースだった。


今回は、9ヶ月ぶりになるが、脚元のゲガではないのでいきなり狙いたい。

休んでいた原因は、創傷性角膜炎。砂などにより眼球表面の角膜が傷つく事によって発症する病気。脚元の影響ではないので、走れる状態なら走力への影響は気にしないでいい。その状態面は、休み明けは苦にしないタイプで、調教も動いている。1800mになるのも問題ないので、パフォーマンスを維持していきなりの好走を期待する。



相手は、4頭選択。


テーオーパスワード
前走の招福S(3勝クラス:中山ダ1800m)は、外枠からほぼ出たなりで好位外の6番手で追走。
2コーナーで外から動く馬がいて、残り1000mからのペースアップ。その加速で少しもたついて遅れたが、3～4コーナーで内を走らせて盛り返して直線へ。直線でじわじわ差を縮めて0.4秒差5着。

前半スローからのロングスパート戦で、結局逃げていて一旦交わされたピュアキアンが勝っていて、2番手にいたジョージテソーロが3着。結果的にペースアップにもたついてついて行けなかったところが痛かった。海外帰り＆骨折があっての8ヶ月ぶりだったので、中2週でも使っての良化はあるはず。ケンタッキーダービーの走りからまだ良化できるのは間違いないので、良化度次第であっさり勝ってもいい。



メイショウコガシラ
前走の尾頭橋S(3勝クラス:中京ダ1800m)は、外から前に行く馬を追いかけるように位置を上げて好位外の6番手で追走。3～4コーナーでかなり手が動いていたが、坂を上り切ってから一気に前の馬との差を縮めて0.4秒差4着。

上位の馬は3頭とも道中で内を走っていた（1着：1列目1頭分外、2着：4列目最内、3着：2列目最内）。終始3頭分外を追走して、0.4秒差ならいい内容で走っている。前走より1頭分でも内（2頭分外）でも良化ができるので、進路取り次第で上位馬といい勝負に持ち込めていい。



ネッケツシャチョウ
前走の雅S(3勝クラス:中京ダ1900m)は、坂スタートで出脚が少し鈍くて中団やや後ろで追走。向正面で少し位置を上げて、3～4コーナーは5頭分外を走って直線へ。直線でじわじわ伸びたが1.0秒差4着。距離不足の1800mで前にも行けないとあそこまでが精一杯。

今回は、少しでも距離が伸びるのは歓迎。前走よりいい位置が取れる可能性がある相手なので、中団くらいで流れに乗れたら馬券圏内争いに加われていい。積極的に買うのは東京ダ2100mなので、この評価まで。



カネトシブルーム
前走の御陵S(3勝クラス:京都ダ1800m)は、骨折明けの半年ぶりに加えて、同型馬の多い内枠。自分のレースができず、（結局何もなかったが）騎手が硬さを気にして無理をしなかった惨敗。

今回は、ひと叩きして、単騎逃げが濃厚なことが魅力。鞍上も3走前に逃げてミスティックロア・ゴールドバランサー（次走勝ち上がり）の2馬身差3着に好走させた岩田康誠騎手に戻る。マイペースならしぶといので叩いて自分の形での一変に警戒したい。