1マイネルエンペラー(7人気) | |
11サンライズアース(6人気) | |
8ロードデルレイ(4人気) | |
6メイショウタバル(2人気) | |
10キングズパレス(8人気) | |
13ヴェローチェエラ(1人気) | |
14ショウナンラプンタ(3人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
単勝通常 |
1
2,200円
|
ワイド流し |
4通り
各1,500円
払い戻し1-8:1,500円x13.9倍=20,850円
払い戻し1-14:1,500円x11.7倍=17,550円
|
3連複フォーメーション |
9通り
各200円
払い戻し1-8-14:200円x91.4倍=18,280円
|
合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 56,680円 |
---|---|
収支 | +46,680円 |
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気 |
---|---|---|---|---|
1 | 8 | ロードデルレイ | 4人気 | |
2 | 14 | ショウナンラプンタ | 3人気 | |
3 | 1 | マイネルエンペラー | 7人気 |
現4歳世代のレベルが高いことはこれまで何度も指摘した通り。
中でも昨年の日本ダービー組はかなり評価しており、その仮説通りジャパンCでは◎シンエンペラー、有馬記念では◎レガレイラと予想し的中することができた。
しかし、私が日本ダービー組の中でも強いと評価していたのは「ラストまで脚色衰えていない馬」。
前述のシンエンペラー、レガレイラはラスト1ハロンの脚が全体の3位以内であり、「ラストまで脚色衰えていない馬」に該当していた。
ここで少し長くなるが、昨年の有馬記念の予想文を以下に引用する。
今年の日本ダービーは敗戦組が次走以降で活躍しているかというと、それはダービーのラスト1000mがあまりにも速すぎたことが要因。
レースのラスト1000mは56.8秒と極限レベル。当たり前だが東京芝2400mでは歴代1位のタイムであり、1400m走った後にこれだけ速いペースで走れる馬は能力があるのは言うまでもない。
≪日本ダービー ラスト5ハロン≫
11.7秒 - 11.3秒 - 11.1秒 - 11.2秒 - 11.5秒
この究極の5ハロン戦になればラストでバテるのは当たり前。逆にラストまで脚色衰えていない馬であれば、負けたとしても相当なポテンシャル持ちだと判断できる。
ここで再度netkeiba「マスターコース」で公開されている個別ラップを引用すると、シンエンペラーはゴール前のラスト1ハロンが全体の3位。
つまりそれだけ長く脚を使うポテンシャルがあったと判断できる。
そしてゴール前のラスト1ハロンが最も速かった馬が、今回本命にする◎レガレイラである。
≪日本ダービー 個別ラスト3ハロン≫
ダノンデサイル:11.0秒→11.0秒→11.4秒
シンエンペラー:11.1秒→10.8秒→11.3秒
レガレイラ :11.3秒→10.9秒→11.1秒
ここで日経新春杯に出走予定である日本ダービー組はサンライズアース、ショウナンラプンタの2頭。
それぞれの個別ラップを見てみると、ラストはしっかりとバテていることがわかる。
≪日本ダービー 個別ラスト3ハロン≫
サンライズアース :11.5秒→11.3秒→11.7秒
ショウナンラプンタ:11.2秒→11.1秒→11.8秒
以上からサンライズアースとショウナンラプンタはシンエンペラー、レガレイラ比較では一枚劣ると判断している。
それでもG2のメンバーであれば能力的には上位であってもなんら不思議ではない。
ただし昨年の有馬記念でレガレイラが勝利したことで、多くの予想者からみれば「現4歳世代はHレベル」であることは間違いなくオッズに織り込まれているはず。それがダービー組だからという理由だけで人気してしまうのは違和感がある。
以上から現4歳世代を狙うのであれば、まだ世間にバレきっていないジャパンCのシンエンペラー、有馬記念でのレガレイラがオッズ的に一番おいしかったと判断。
世間にバレつつある「Hレべル4歳世代」だからこそ、ここは逆張りで別の馬から勝負すべきだと判断した。
そこで本命は◎マイネルエンペラー
父ゴールドシップ、母マイネテレジアという血統通り、瞬発力勝負よりは長く脚を使うタイプ。これは兄マイネルファンロン、姉ユーバーレーベンと同じであり、オールドファンにとってみればお馴染みの血統。
そんなマイネルエンペラーは3勝クラスでは中々勝ち切れない競馬が続いていたが、その敗因は明確。
それは不得意な瞬発力勝負に巻き込まれていたことにある。
分かりやすいのが2走前の比叡S。
このレースの勝ち馬は日経新春杯でも人気想定のヴェローチェエラ。上位3頭の上り3ハロンを見ても勝ち馬が抜けており、数字通りの完勝だった。
≪2024年 比叡Sの着順と上り3F≫
1着 ヴェローチェエラ (34.5秒)
2着 マイネルエンペラー(34.8秒)
3着 リンフレスカンテ (34.7秒)
ただし、2着のマイネルエンペラーは3~4コーナーで前が詰まってしまう不利があった。その結果追い出しが遅れてしまい、映像を見る限りラストの脚はマイネルエンペラーの方が優秀。
実際にnetkeibaマスターコースで公開されている個別ラップを見ても、ラスト1ハロンはマイネルエンペラーが他馬を圧倒していることがわかる。
≪2024年 個別ラップ3F≫
1着 ヴェローチェエラ
11.4秒→11.3秒→11.8秒
2着 マイネルエンペラー
12.1秒→11.3秒→11.4秒
3着 リンフレスカンテ
11.6秒→11.3秒→11.8秒
しかも前述の通り、マイネルエンペラーはどちらかと言えば長く脚を使うタイプ。
上記のように追い出し遅れになってしまえば良さは活きず、能力を発揮できない中での2着は優秀だった。
このようにマイネルエンペラーの近走は展開が向いておらず、まったく能力を発揮できていないことが分かる。
●前走:オリオンS
スローからの瞬発力戦。2番手からの神騎乗で勝利したが、ラスト1ハロンはもりかえしており着差以上に強い。
●2走前:比叡S
3~4コーナーで不利あり追い出し遅れ。不得意な展開で2着と負けて強し。
●3走前:甲斐路S
スローからの瞬発力戦で不得意な展開
日経新春杯の舞台、中京芝2200mは上がりのかかる競馬になりやすい。しかも今年は逃げ、先行馬がそろったため、より一層この馬向きの競馬になる可能性が高い。
比叡Sの内容からもヴェローチェエラと大きな差があるとは思えないし、負担重量も55kgなら十分逆転が合っていい。全く人気しないここは本命にする価値は十分だと判断した。
(※予想文に引用している個別ラップはnetkeibaより引用許可を得て掲載しています。)
≪前走≫
メトロポリタンSは逃げて勝利。終始楽なペースで恩恵があったし、小頭数競馬もあり評価は据え置きの内容だった。
≪評価≫
好走時が楽に逃げor番手から競馬した時であり、そもそもポテンシャル面で評価をしていない。タフな馬場状態となった七夕賞では逃げて4着と底を見せた内容だったことからも、冬の中京芝2200mに舞台が変わるのは大きくマイナスになる。
今回は同型も多いし、楽なペースで競馬できる可能性も低い。ここは印を回せない。
≪前走≫
エプソムカップはスムーズな競馬で流れ込みの9着。キレ負けするので東京が合ってない印象を受けた。
≪2走前≫
大阪杯は大阪杯は内有利の馬場で外を回すロスあり。G1らしく相手も強かったし、0.7秒差であえば十分見直し可能な内容だった。
≪評価≫
一昨年の覇者なので当たり前だが、上がりのかかる競馬のほうが合うので中京芝2200mはいかにもマッチするタイプ。
ここ2戦は敗因がしっかりしているし、着差的にも大きく負けていないので見直しも可能だろう。
ただし、すでに8歳になった馬の7カ月以上の休養明け初戦はこの期間に衰えている可能性が高くなっており、見た目の成績よりもパフォーマンスを落とすパターンに該当する。この分はオッズに織り込まれていないだろうし、穴人気するようだと重い印は打ちにくい。
≪前走≫
京都大賞典は前半1000mが58.7秒とやや速いペースで引き離して逃げており見直し。とはいえ気性面からのこういった競馬になりやすく、好走域が狭い印象を受けた。
≪評価≫
スタートからとばして逃げ、中間でペースを緩め、後半で長く脚を使う競馬ぶりからもステイヤー的な印象があるスタミナタイプ。ゆえに相手が強くなってもハマるときはありそうで、あっと驚く逃げ残りを起こせるだけのポテンシャルは持っているタイプになる。
ただし中京芝2200mは差し馬のほうが狙いやすい舞台だし、同型にメイショウタバルがいるのはマイナスでしかない。ここは軽視して、人気が急落するだろう次が狙い目になると判断。
≪評価≫
上がりのかかる競馬が得意なので中京芝2200mは合うタイプだが、それでも重賞ではポテンシャルが足りないし、年齢的にも上積みがないここは厳しいレースになる。
≪前走≫
菊花賞はスタンド前でじっくりと先頭に立つも、すぐに再度まくられてかなり厳しいペース。勝負所ではすでに手ごたえなく16着敗戦と見直し可能な内容だった。
≪2走前≫
神戸新聞杯は逃げて勝利。道中は大きく減速せずにマイペースで走っており、やや恩恵ある勝利だった。
≪評価≫
タフな馬場は歓迎で、中京芝2200mは好走歴があるのでここでも通用するだけのポテンシャルは十分ある。その一方で神戸新聞杯はかなりうまく乗った印象だし、気性面から暴走してしまうリスクは未だに内包しているタイプ。
なによりも勝利経験のある中京芝2200m戻りがあまりにもわかりやすい戦績になっており、実力以上に人気してしまうパターンになっているのがマイナス評価。ここで勝ち切る可能性があることを承知の上で、人気確実のここで重い印を打つ選択肢はない。
≪前走≫
エリザベス女王杯はスタート決め手3列目のイン。4コーナーでは勝ち馬の後ろをマークするように進出するが、トップスピード区間で置かれる。流れ込むような形で3着。展開向いたしスムーズな競馬ができていたので評価は据え置きだった。
≪2走前≫
新潟牝馬Sは離れた中団からスムーズな競馬で勝利。前に馬がおらずマイペースな競馬ができていたし、上がりのかかる競馬も合っていたので評価は据え置きの内容だった。
≪評価≫
近走はすべてスムーズな競馬ができているので着順以上に評価ができないこと、そして牝馬限定戦で走っているので、今回は牡馬相手になるなどマイナス面が大きい。
上がりのかかる舞台は合っているとはいえ、近走の着順から人気が想定されるここは強気になれない。
≪前走≫
中日新聞杯は中団で内から4頭分外を回しながらもラストまで脚色衰えずに差してきて2着。着順以上に評価できる内容だった。
≪評価≫
白富士Sの内容からポテンシャルは申し分ないと思っている一方で、乗り難しさが出てきており近走の内容はやや物足りない。
ミオスタチン遺伝子がCC確定のロードカナロア産駒で距離を伸ばしていい印象もなく、相手も強くなるここはその点からも推しにくいのは事実。前走が着順以上に評価できるとはいえ、ここで本命にはできなかった。
≪前走≫
京都大賞典は中団から流れ込んで5着。スムーズな競馬ができていたし、評価は据え置きな印象を受けた。
≪2走前≫
目黒記念は番手インからスムーズな競馬で4着。ややキレ負けした印象はあるが、展開も向いていたので評価は据え置きの内容だった。
≪評価≫
近走はスムーズな競馬ばかりで能力は発揮でいているため、重賞だとポテンシャル一枚足りない印象は否めない。今回は世代的にもHレべルな4歳勢がいるため、相手が強くなる分さらに好走率は下がりそう。
人気が急落しそうなタイプでもなく、常に人気しがちなのは狙いにくいポイントでもある。ここは印を回しても相手までの評価に落ち着く。
≪前走≫
中日新聞杯は後方ポツンから差して5着。やや差し有利の流れになったし、評価は据え置きの内容だった。
≪2走前≫
天皇賞秋は終始外目で折り合い欠くロスありながらも大きく負けていない。しかも2コーナーで不利も受けていたので見直し可能な内容だった。
≪評価≫
どうしても後方からになってしまう点や乗り難しい馬なのはマイナスポイントだが、中京芝2200mのように差し決まりやすい舞台は歓迎のはず。
今回は4歳勢が強敵になるのでその分で強気にはなれないが、その分人気も落ちそうな戦績なのでオッズ以上には好走率がありそう。差し決着を想定するのであれば相手にいれても。
≪前走≫
日本ダービーは向こう正面でまくって先行集団につけると、そのまま大きくバテずに4着。やや展開が向いたとはいえラスト1000mは56.8秒と強烈なペースだったし、その中での4着はかなり強い印象を受けた。
≪2走前≫
皐月賞はコーナーで外を回すロスあったし、直線入口で他馬に煽られ外に飛ばされる不利あり。直線では鞍上が諦めてほとんど負っておらず見直し可能な内容だった。
≪評価≫
展開向いたとはいえダービーで4着の実績から重賞級は間違いなく、今回のメンバーであれば最上位のポテンシャルがあっても不思議ではない。
さすがにダービーHレベル説が浸透してきたとはいえ、今回は10カ月の休養明けで疑う人も十分いるはず。まだ4歳なのでこの休養期間に成長している可能性まであるし、ここはむしろローテ的にも買いの一択。ここは重めの印を打つべき。
≪前走≫
エリザベス女王杯は出たなりで後方。直線は大外にだすと、ラスト1ハロンで強襲し7着。レース2週間前でもノーザンファーム天栄で「少し背中に疲れは見られます」とコメントがあり、最終追切も坂路で状態面に不安があった可能性が高く、状態面からも上積みある内容だった。
≪2走前≫
オールカマーは2番手のインと絶好のポジション。道中折り合いもスムーズで完璧な競馬だったが、3コーナーからの加速ですでについていけず。まったく見せ場もなく12着敗戦だった。
≪評価≫
母サロミナの一族に共通するが、外枠で揉まれない競馬をしたほうが成績が良く、その点では外を回しても好走できる中京2200mは悪くない。
近走の内容から着順以上にも評価できるので印を回してもいいが、その一方でここで通用するだけのポテンシャルも見せていないのは事実。今回も牡馬相手でメンバーは揃ったし、6歳という年齢を考えても上積み乏しいここは強気になれない。
≪前走≫
比叡Sは中団でしっかり折り合い、外目から早めに動いて差し切り勝ち。相手はマイネルエンペラー、インザモーメント、オールセインツと3勝クラスでは上位の能力持ちばかりで、見た目通り強い内容での勝利だった。
≪評価≫
もともと京都新聞杯で3着の実績があるようにOPクラスまで駒を進めてきたのは順当な内容。タイプ的に上がりのかかる競馬は合うので、中京芝2200mの舞台も大歓迎だろう。
さすがに3連勝の成績からも人気してしまうのでその点はマイナスだが、昇級初戦ということで少しでも人気を落とすのであれば人気でも印を回すべき。底見せぬポテンシャルに期待は大きい。
≪前走≫
菊花賞はスタート決めて中団の馬群内。レース序盤でやや折り合い欠くも、この馬としては相当マシな方。アーバンシックをマークする形で馬群をさばき、距離ロスも押さえる完璧な競馬で4着と評価は据え置きだった。
≪2走前≫
神戸新聞杯は神戸新聞杯は中団馬群内から差して3着。折り合いが難しいので馬群の中で競馬できたのはプラスだし、比較的能力を出し切っての3着好走だった。
≪評価≫
現4歳世代の相手関係からも、古馬重賞でも通用するだけのポテンシャルは優にあるはず。その一方で近走の内容は着順以上に評価ができず、かなりスムーズな競馬ができていた。
もともとは難しすぎる気性面から折り合い欠きまくってまったく力を発揮できなかった馬であり、その暴走するリスクは未だにある。
よって能力があること、舞台が向くことは重々承知の上で、近走内容がオッズに織り込まれるだろう今回は「人気とリスクのバランスが取れない」という結論になりそう。世代レベルの関係から印はまわしたいが、重めの印という印象はなく。
≪前走≫
3勝クラス勝ちは逃げて勝利。とはいえ前後半1000mは61.4秒 - 58.1秒とかなり遅いペースであり、展開の恩恵が強く評価は据え置きの内容だった。
≪評価≫
かなり気性面が難しいタイプで、逃げれなかった皐月賞では強烈に折り合いを欠いて競馬になっていなかった。
今回はメイショウタバルなど絶対に逃げたい馬が多く出走予定しているため、逃げれすに暴走する可能性もかなり残している。
底見せていないとはいえ、逆に言えばここで通用するだけのポテンシャルも見せていない。成績からもここは期待されそうな感じがあるし、ここは強気になれず。
≪前走≫
中日新聞杯は出遅れて後方。差し有利の展開になったが見せ場もなく、評価は据え置きの内容だった。
≪評価≫
それなりに走ったAR共和国杯、ケフェウスSともに展開が向いたので、それでも5着ならポテンシャルは一枚足らない判定になる。
今回は舞台が合うとはいえ、相手もさらに強くなる。好走のハードルは高い。
/////////////////////////
この度はとうけいばの予想を購入していただき誠にありがとうございます。
【印について】
印について、中央競馬と地方競馬で定義が異なりますのでご了承ください。
■中央競馬の場合
印は予想される複勝回収率ベースです。
<目標値>
◎ 複回値100%
〇 複回値95%
▲ 複回値90%
△ 複回値85%
危 複回値65%以下
■地方競馬の場合
印は予想される複勝回収率ベースです。
中央と異なり、平場の印は指数通りになります。
【危印について】
危印については平場のみ提供しています。
危=過剰人気している馬のことです。
好走しにくい馬ではないことをご理解ください。
※2022年1月~2023年10月までの成績
470 - 434 - 423 - 2842 / 4169頭
勝率 11.3%
複勝率 31.8%
単勝回収率 61%
複勝回収率 65%
【買い目について】
買い目は印通りにならない可能性があります。
入稿ミスではありません。
(例)
馬連流しで◎△は買うが、◎〇は買わないなど。