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Mペース想定:内枠有利・先行有利バルサムノートとエトヴプレが内枠を利して逃げ・先行しそうですが、外を回されたくない外枠勢もある程度出していくはず。Sペースになりそうでならず、平均的には流れると見て。馬場自体に大きいと言えるほどのバイアスはありません。内枠先行馬がやや有利。差しも決まりやすい。
◎15.ダディーズビビッド1400mでは4度も1分19秒台で走っている実力馬。外枠&59キロは不利でも、武豊騎手に乗り替わり&芝1200mの中で最も距離短縮の利きやすい中京はプラスでしょう。もう2022年の話になりますが、中京開催のセントウルSでは1.06.8の超好時計で走破しています。陣営は常々左回りの方が良いと述べている馬。休み明けが良くない馬ですが、今回は除外続きで間隔が空いただけで乗り込み量は豊富。最終追い切りはCWで自己ベストを更新しています。前走・オーロCは休み明け。12着とはいっても0.5秒差です。レベルの低い一戦での0.5秒差なので微妙ではありますが、好材料はメンコを外したこと。行きっぷりが悪くなっているから外したそうですが、好発から馬なりで掛かるくらいの勢いで先行できました。前々走・関屋記念は内枠から楽に先行しましたが、外から被されて多少位置を悪くしました。残り200mを切ってからの止まり方を見る限り、やはり1600mは少し長いか。3走前・京王杯スプリングCは600m通過こそ34.8秒ですが、4F目に11.0秒を刻んだことで差し馬向きの流れに。出負けして中団後ろから。最後までしぶとく伸びてはいて、今回人気のバルサムノートの他、プルパレイやアネゴハダには先着しました。4走前・ダービー卿CTは一瞬は3着がありそうな勢い。そこから5着に止まったのはやはり距離か。5走前・オーシャンSは行きっぷりも悪く、外枠も堪えたという話。バルサムノートとエトヴプレの逃げ馬に、外からメイショウソラフネと本馬、この馬の外のドロップオブライト、グランテスト、グレイトゲイナーらが追いかける隊列になるはず。中枠勢は差し馬多数なので、上手くインに潜り込めれば。人気以上に強い馬です。やはり外枠&59キロで軸に据えるのはかなり迷いましたが、前走のメンコ外し(今回どうするかは分かりませんが……)や、今回の最終追い切り自己ベスト更新、ペースの読める武豊騎手に乗り替わり(これまであまりいい騎手が乗ってこなかった馬です)など、好材料も多数。ここで勝負しなければ後悔してしまいます。
○2.ソンシ前走・タンザナイトSは外枠で五分のスタート。中団から運びましたが、L2が11.1-11.4と速くなりました。前にいたメイショウソラフネに上がり33.6秒でまとめられては交わせなかったのも仕方ありません。今回、こちらが57キロに対して、メイショウソラフネは58キロ。同斤量だった前走よりはプラスで、枠もこちらの方が良い。前々走は600m通過34.6秒と東京としては流れた中、L2は11.3-11.2の加速&余力ラップで0.4秒差の完勝。重馬場以外で崩れていない馬。距離短縮の利きやすいコースなので、1400mでも高い力を発揮できる点はプラスで。
▲14.メイショウソラフネここ3戦、不利な外枠から好走しているだけにかなり力を付けているはず。58キロはカギですが、ソンシ比較でやや重いだけで、近い着順で走っているグランテストやドロップオブライトとの斤量差はむしろ縮まっています。前走はソンシよりも位置を取り、比較的内に潜り込んでロスを防ぎました。直線で外に持ち出すと素晴らしい伸び脚。終い、ソンシの伸びには多少劣ってはいたものの、こちらも他馬よりも鋭く伸びていました。ソンシに1馬身差を付けて勝った点は素直に評価。前々走・オパールSは外枠で、勝ったビッグシーザーの一列後ろから。最後はクビ差まで迫る非常に惜しい2着でした。3走前のCBC賞は内枠圧倒的有利。外枠から押して位置を取りましたが、3.4角では外を回されるロス。そこから4着を確保したのはかなり強い。1-3着馬は全て内枠で内を通した馬でした。
△1.バルサムノート前走・マイルチャンピオンシップはSペースになりそうなメンバでしたが、本馬が飛ばしたことで600m通過33.8秒の超Hペースに。このペースで楽に逃げられているのだから、1200mでも追走は苦にしないはず。前々走・富士Sは好発を切って楽にハナへ。中緩みが大きく苦しい流れではなかったとはいえ、5着に残したのは大健闘。3走前・朱鷺Sは600m通過33.7秒のHペースを2番手から。斤量に恵まれた逃げ馬マスクオールウィンをしっかり捕まえました。4.5走前は出遅れ。スタートの悪い時が少なくないので、全幅の信頼はできませんが、絶好の最内枠。鮫島克駿騎手ならインベタでロスなく乗ってくれるでしょう。
他の人気想定馬。16.ドロップオブライト:前々走・CBC賞は本命を打ちましたが、あくまで最内枠だったから。54キロも本命の理由。最内枠からしっかり位置を取った時点でかなり有利だったと言えます。前走・京阪杯は馬なりで先団。3.4角で外を回しすぎましたが、終いに甘くなりました。この時が56キロ。やはりCBC賞は枠と斤量に恵まれたという考えで。17.グランテスト:前走・京阪杯は馬場読みが非常に難しくなったレース。本馬は馬なりで中団前目に付けましたが、道中は外を回されてしまいました。結果的に先行馬が内から外に出したことで、1-4番枠が1-4着を独占するという内枠有利なレースに。枠や位置取り不利なので参考外でも。前々走・オパールSはチェイスザドリームがスタートダッシュを決めて、本馬も続く2番手を楽に奪えました。600m通過33.3秒だったとはいえ、高速馬場。あれはもう少し粘っていて欲しかったところ。0.1秒差とはいえ、3頭に捕まったのは物足りません。3走前・CBC賞は押してハナを奪う奇策。3着に粘ったのは評価できますが、あくまで52キロ。軽ハンデの時に逃げ・番手から運べているので、55キロで17番枠では競馬が難しくなりそうです。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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