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◎ルーフ
前走は出遅れたうえに軽い馬場の極端な前残りで仕方なしといえる敗戦。
それでもきっちり上りは32.9を出しており、苦手な形から十分能力は示した。
2走前がこの馬にとって理想的な形で、前が残る楽な展開だったが着差以上に余裕のある差し切り勝ち。
長期休養明けだが調教の動きは問題なく、54kgと内枠を活かして好走必至とみる。

○ステークホルダー
中山コースでは異常な強さを見せ2戦2勝。
どちらも余裕のある差し切り勝ちで底を見せていない。
前走の2着馬は昨日も2着にきておりレースレベルは低くなく、昇級でも期待。
差しが決まる展開になれば崩れない。

▲イサチルシーサイド
やはり1200mが向いているようで、前走は着差こそわずかだが文句ない勝利。
好スタートから折り合いも完璧で、余裕でハナに立てる出脚を見せながらも行きたい馬を行かせて二番手で待機。
最後はその逃げ馬を計ったように差し切りゴール。
逃げ馬のペースに合わせたために全体時計は評価できないが、まだまだ余裕はあるように感じられた。
今の中山は時計が出やすく、当馬のレースセンスは大きな武器といえる。
ハイペースの自力勝負になると不安はあるが、今回はそこまで速くはならず当馬のような楽に前目で運べる馬は評価が上がる。

△ジャスパーノワール
前走は逃げ馬が多く可哀想な展開になった。
2走前は逃げて2着と結果を残したが、内ラチ沿いだけ伸びたり道悪だったりで馬場が特殊過ぎて評価しにくい。
能力面でも、楽に逃げられるかという点でも不安はあるが抑えないわけにはいかない1頭。