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勝負気配濃厚

12 ステークホルダー 中山・戸崎圭太騎手・1200m・前走1着・中4〜6週

発走時刻の頃はちょうど雨が降りだす予報だが、馬場状態への影響は少ないと見て、良前提の予想。

ステークホルダーは前走、2勝クラスの中山芝1200mを快勝。それも馬体重14キロ増でのものだった。勝ちタイムの1分7秒5は、翌日の3勝クラスの2着馬マイネルレノンと0秒1差、3着エコロレジーナと同タイム。すでに3勝クラスで勝ち負けできるタイムをマークしている。ここに来ての充実著しい。にもかかわらず、今回、ハンデ55キロで前走から2キロ減。昇級緒戦だからこその恵まれたハンデで、マイネルレノンとエコロレジーナが1キロ減に留まり、その他の有力馬の多くは斤量据え置きということを考えると、明らかに斤量有利。戸崎騎手継続騎乗で、12番枠という外目の偶数番という良い枠順も引いた。調教の動きも良く、勝ってますます充実。昇級緒戦の今回こそ狙い目と見て、中心に推す。

マイネルレノンは前走、中山芝1200mの南総Sで2着。休み明けをひと叩きして、一変した走りを見せた。12番人気と低評価だったが、休養前はすでに同クラスで2、3着に好走しており、決してフロックではない。にもかかわらず、今回、ハンデ57キロで1キロ斤量が減るのは有利。菅原明良騎手継続騎乗で、偶数番の10番枠も引いた。叩き3戦目の今回は前走以上の走りが期待できると見て、対抗に推す。

エコロレジーナは前走、中山芝1200mの南総Sで3着。この馬も9番人気と低評価だったが、すでに同クラスで2着2回。ムラ駆けだがフロック走ではなく、斤量1キロ減も有利。ただ、鞍上の菊沢一樹騎手は戸崎騎手、菅原明良騎手よりも一枚信頼度が落ちる上、脚質的に展開がハマるかハマらないかで、好走・凡走が決まるようなところがある。人馬ともに本命・対抗には信頼度が及ばないが、展開次第で充分に勝ち負けできると見て、3番手。

イサチルシーサイドは前走、2勝クラスの京都芝1200mを快勝。番手からの抜け出しという安定感のある競馬だった。明け4歳馬でまだまだ上積みもある。斤量2キロ減のハンデ55キロも有利。4番手に推す。

ハンデ戦だけに連下は手広く流す。