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Mペース想定:外枠有利・差し有利中山ダートは金曜時点で含水率が2.3%と低く、冬場ということもあり、かなりタフなダートになっています。先週時点では未勝利でも差しが決まっていました。有利な外枠から差し脚を持った馬を狙います。
◎14.ジーティートゥルーダートでは1.2.4戦目が全てハイレベル戦。初戦はナチュラルライズが余力ラップで勝利したハイレベル戦。大きく離された3着の本馬も水準級の時計で走れています。このレース、2着馬はもちろんのこと、5着馬も次走、加速&余力ラップで勝利、6着馬は次走、距離短縮で2着と健闘しています。2戦目はL2が12.3-12.1の加速&余力ラップ戦。五分に出て中団から。4角まではよくしがみついていましたが、L2の12.3-12.1が速すぎてジワジワと離されて4着まで。2.3.6.11着馬がすでに勝ち上がっているので、4着なら上々です。3戦目は芝なので参考外。前々走はL4が49.8秒、L2が12.4-12.2の加速&余力ラップ。ここも五分に出て中団から。4角で前を追いかけましたが、前の2頭が止まらないどころか伸び続けていたので、4着まで。ここも6着馬がすでに勝ち上がっています。前走に関しては2番枠から五分に出て中団へ。出入りの激しいレースで、他馬が外からマクっていく間、内にいて動けず、一旦は最後方まで下がりました。そこから盛り返して、メンバー3位の上がり40.0秒をマークしましたが、残り600m地点ではまだ後方で動けていなかったので、脚を使ったのはほぼ後半2Fのみ。それだけで上がり3位まで数字を押し上げたのだから大したものです。終いは勝ち馬に次ぐ脚を使って追い上げました。ハイレベル戦や不利を受けたことで馬柱が汚れており、そこまで人気にならないはずです。陣営は「前走は囲まれて砂を被った影響か、3〜4角で後手に回ってしまいました」と述べています。砂を被った影響なのかは分かりませんが、いずれにしても外枠はプラス。今度は不利なく運べるでしょう。
○9.オストラヴァ新馬戦はL2が12.8-12.1の加速&余力ラップになったバギーウィップ戦。4着馬が次走で勝ち上がっています。五分に出て中団から。4角で外から追い上げて、直線はこの馬も加速ラップでまとめているはずです。上位と脚色に差はありませんでした。前走は1000m通過63.3秒と未勝利としては平均的に流れました。出遅れたものの、リカバリーして中団へ。3角では馬なりで先頭へ。直線完全に抜け出しましたが、動き出しが早すぎたか、最後はハナ差交わされてしまいました。とはいえ、勝った馬も初戦、余力ラップ戦で0.3秒差だった実力馬。悲観する内容ではありません。今度も早仕掛けになる点が心配ですが、前走以上に末切れる馬は不在。ここは勝ち負けしなければなりません。
他。7.マンボルンバ:前走は1000m通過63.9秒で、L4は51.9秒。特筆すべき点のないラップ。先行して3角で先頭。勝ち馬の決め手に屈しました。新馬戦は時計平凡・ラップ平凡にもかかわらず、その後、案外活躍している馬が出ているグランジョルノ戦。外マクリの利く展開だったので先行不利だったとはいえ、止まり過ぎで。ダート未勝利は先行有利だと言われますが、タフな中山ダートでは力ない馬は脱落していきます。この馬ならそれなりに粘れるでしょうが、4角で印を回した馬が付いてきては残せないでしょう。ルメール騎手だけが怖い。12.ヴィラスターリ:新馬戦は1000m通過63.9秒で、L4は54.4秒も掛かったレース。好位からメンバー3位の上がりを使ったとはいえ、その数字は41.3秒。掛かりすぎで、低レベルな新馬戦だったのでしょう。今現在、4頭が次走を使っていますが、馬券絡みはゼロです。チークピーシズ着用だそうなので、その効果と2戦目の上積みに期待しますが、明らかに力とオッズが見合わないでしょう。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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