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　◎クロワデュノールは「キタサンブラック×ケープクロス」という組み合わせで、オークス４着馬アースライズの半弟にあたる。母ライジングクロスはパークヒルＳ（英Ｇ２・芝１４ハロン１４３ヤード）を勝ったステイヤー。母の父ケープクロスはシーザスターズ、ゴールデンホーン、ウイジャボード（いずれもカルティエ賞年度代表馬）などの父で、大レース向きのスタミナと底力に定評がある。父キタサンブラックはすでにイクイノックスを出すなど長打力に定評があるが、本馬は母方の重厚な血も相まって非凡な才能を感じさせる。新馬戦のラスト１０００ｍ５７秒３は、のちに皐月賞を勝つことになるジオグリフと並ぶ、芝１８００ｍの新馬戦における歴代最速タイム。前走の東京スポーツ杯２歳Ｓ（Ｇ２）は、馬体重がプラス２４kgと完調には程遠いデキだったが、難なく勝って２連勝を飾った。不器用な馬には見えないので、中山コースも問題なくこなすだろう。ここではモノが違う可能性大。