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スローペース想定：外枠有利・先行有利

◎2.サファリ
サファリの前走は600ｍ通過34.5秒のHペース。好発を切り、楽に2番手に付けましたが、速いペースを追いかけたことで、こちらが苦しくなって失速。
前々走はスタート一息も、外枠だったので押して2番手へ。ここも600ｍ通過34.5秒のHペースでしたが、重馬場だった分、止まりにくくレコード決着の2着を確保しました。
前走通りスタートを決めれば、本馬が一番テンが速いはず。京都ダート1200ｍなら中京ほどペースは速くならないので、そのまま残せる可能性が高い。

○16.アスコットアイ
新馬戦は芝スタートながら600ｍ通過35.1秒の逃げ。好発を決めて、二の脚も速く逃げられました。残り200ｍ手前で捕まっていますが、L2区間が12.2と速かったので、交わした前の2頭が強かった。
前走は600ｍ通過35.4秒の流れを3番手から。スタート・二の脚は速かったものの、内枠だったので外から被されて3番手に。L2は12.0-12.4と余力ラップスレスレで、最後は2着馬を交わす寸前でした。上がり36.7秒と、2歳としては十分すぎるほど速い上がりでまとめています。
大外枠ならしっかり位置を取れるはずで、崩れる危険性は低い。

▲5.イマージョン
新馬戦は五分に出ましたが、抑えるとかなり後ろまで下がってしまいました。
前走が初ダート。今度はダッシュが付いて2番手から。600ｍ通過35.2秒で、直線も手応え抜群。終い11.9秒で、これは勝ち馬が引き上げた数字。勝ち馬は別格だったにしても、本馬も終いはさほど悪い数字ではないはず。
1200ｍに短縮してしっかり出していけるようなら容易に止まらないはずです。
初のダートスタートで、きちんとダッシュが付くかは少し不安です。

他。
8.アジアンテーラー：ファインニードル産駒ならダートはこなせそうですが、馬格が422キロしかない牝馬。かなりの離し逃げでしたが、600ｍ通過は35.2秒とそう速くはありませんでした。終い大きく減速しているはずで、1200ｍでも少し長そうな気配があります。離し逃げを打ったことで過剰人気傾向にあるのでは。さほどペースの速くない逃げであった以上、行けるか不透明。初のダートスタートは不安。馬格のなさも不安です。
15.ドナポンド：前走は600ｍ通過35.6秒を先行。残り200ｍで抜け出しましたが、終い13.5秒も掛かっており、本馬は13.6秒の計算。走破時計も遅い。前々走はL2が12.5-12.5の持続ラップですが、優秀なのは勝ち馬だけで、本馬は終い13秒以上掛かっています。ここ2戦のパフォーマンスは極めて平凡。ルメール騎手騎乗で過剰人気では。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。