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Sペース想定:外枠有利・先行有利京都芝2200mはコース形態からSペースになりやすいコース。アラタマフェーヴルやエコテーラーなどの逃げタイプがいますが、それでもSペースになると見て。
◎1.スカイサーベイスカイサーベイは既走馬相手の初戦で勝利した素質馬。2戦目の京都新聞杯は「周りを気にしてフワフワ」という話。3戦目でスタートが改善して先行。伸びを欠きましたが、鞍上は「いい位置で回ってくることができましたが、直線に向くと浮いてきて伸び切れませんでした。馬具を工夫した方がいいかもしれません」と述べていました。4戦目の前走はブリンカー着用。引っかかってしまい、1000m通過59.4秒のHペースにも巻き込まれてしまいました。度外視。前走の2着が本当の実力。相手も揃っていた中での好走にもかかわらず、どうも人気が上がってきません。内枠は気がかりですが、前走同様、先行すれば、今回も走れるでしょう。先行有利が継続している京都でもう一度。
○16.クルミナーレ前走は疑って無印にしましたが、内をロスなく回って4着。スカイサーベイとはタイム差なしでした。この前走はメンバーレベルが高く、この組を信頼。母クロウキャニオンはあまり速い上がりを使える産駒を出さず、本馬も同様の傾向にあります。その点、前走時よりも時計が掛かっているのはプラス。馬場の良いところを走れる外枠もプラスでしょう。一定の先行力があって。
▲14.ファミリーツリー強い馬相手に台頭に戦えそうなのがファミリーツリー。前走は1着同着のパレハ、ティンクともに重賞出走経験のある馬でした。中枠から先行しましたが、ずっと力んで走っていました。進路を外に出したかったそうですが、勝負どころで外から被されてしまい、結局、内へ。不利な進路取りで強い馬と0.1秒差ならこの馬も実力があります。前々走は進路が狭くなり、追えなくなる致命的な不利。それでクルミナーレと0.3秒差なら差はないでしょう。こちらも先行力が高くて。
他。7.ベトルス:前走はかなり小粒なメンバー構成。スタートでヨレて最後方から。4角で馬群が凝縮して、よく差してきたものの、届かず2着まで。相手を思えば不満です。前々走も出遅れ。1000m通過58.9秒のHペースで、内目を突いて伸びてきました。展開が向いての好走。今の京都で出遅れ癖のある差し馬を買いたくはなくて。13.アラタマフェーヴル:前走は札幌最終週の外差し馬場。1000m通過60.4秒は馬場を考えればHペース。4角で2着馬に並ばれてから盛り返して4馬身差の圧勝。L2は12.6-12.0の加速ラップなので、こちらが伸びての勝利です。前走は強かったものの、あくまで重馬場での結果。ダートに回ったことがある馬で、血統的にも速い上がりは使えないでしょう。京都芝2200mで買いたいタイプではなくて。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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