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チャンピオンズC、中央競馬のダートでのG１レースは少ないがその中の一つ。
比較的荒れやすいレースで伏兵の取捨も大切なレースではある。

基本的には前を行くを狙っていく必要がある。

表の通り過去10年間の複勝率が高いのは前目の馬。
ただし、過去のレースを見ると3着まで全部前で決まることは少なく、差し馬が1頭は絡むケースが多い。
その差し馬の見極めもポイントとして大切ではある。

そしてレース間隔だが、中3週以内の戦績はめっぽう悪い。

主に、みやこＳが該当するがこれはレースに疲労が残るためとみている。
特に勝ち馬の戦績は悪い。セラフィックコール、サンライズホープ、メイショウハリオ、クリンチャー等々、毎年みやこSの勝馬が出ているが馬券に絡んでいない。
絡んだのは2017年のテイエムジンソクのみ2着で連対といった結果に。
着内にきている馬はいずれも勝ち切れずだった馬。不完全燃焼だった馬を見極めた方が良い。
同じように武蔵野Sも中2週で狙いにくい点はおさえておきたい。

◎レモンポップ
名馬扱いで良い。
もはや話す必要がない程の実績馬。
先行しそのまま速い上りが使える馬。常に自分のベストで走ることのできる馬で、日本の競馬ではほぼ負けなし。
今回引退レースで仕上げてきており、万全な態勢。
今後見れなくなるのが悲しいが、有終の美を飾ってほしい。

〇ドゥラエレーデ
今回のレースだが、基本は前に行く馬が強く戦績も良い。
逃げ先行のレモンポップのペースをどれだけ詰めれるかが焦点となりそう。
その中で先行勢として評価できるのはドゥラエレーデ。

能力的評価をすればレモンポップや上位人気馬に劣るが、昨年のチャンピオンズCではレモンポップについていき、ゴール前で若干離されたが3着に残った。
東京大賞典でも同じように前々の競馬をした上で、逃げて先に仕掛けたウィルソンテソーロとの差を最後にはつめていた。ウシュバテソーロは強かったので仕方ないとしても、今回は不在。ウィルソンテソーロとの差はさほど大きくはない。
最近の二刀流の流行りなのか、芝も使う馬なので近走はボロボロではあるが、良馬場のダートでは戦績は著しく落としていない点は評価できる。
前走も重馬場な点と3ヶ月近い休養があっての久々の競馬とみれば負けは納得。ここに標準を合わせているとみる。
あまり人気していないので狙ってみる。

▲ガイアフォース
こちらも二刀流の馬。
芝ダートどちらのG1クラスでも善戦している点がこの馬の特徴でもある。
ふぇぶらりーSではスタート時に若干の不利があったにも関わらず終いは伸びてきて2着にまで追い上げた。
ペプチドナイルにあそこまで迫っていけたのであれば能力は本物として評価すべき。
キタサンブラック産駒に母父クロフネということで、ダートを走るパワーは申し分ない。
今回6か月の休養明けだが、調教では坂路で49.8秒を叩き出すなど時計は素晴らしい。
重ねて言うがパワーは素晴らしい。
今回、前に行く馬を基本買いたいのだが、突っ込んでくるとしたらと考えると、この馬になった。

△ペプチドナイル
個人的には2〜3番人気かな思っていたが現在5番手評価。
前走のマイルチャンピオンではレモンポップと0.1秒差の2着。
終始レモンポップについていく形で、ペースについてきた点は評価。
外枠スタートで若干ではあるが外にいた分を考えればレモンポップと良い勝負だったかも知れない。

不良馬場はそこまで得意ではないので良馬場で走りたいところ。
どちらかというと叩き2戦目の方が走るタイプなので、今回も期待は大きい

△ウィルソンテソーロ
前走JBCクラシックの覇者。
自在性のある馬で前からでも後ろからでもこなす点は優秀。現ダート界を牽引する1頭ではある。
強いのだが、今回抑えとした点は2点。
1点目がJBCクラシックの覇者はこのレースで勝ち切れない点。17年間勝てていない。
馬券内にはくるのだが、頭で買えるかは別の話。
その理由として挙げられる点にもなるが、2点目は疲れ。
全力でダート2000ｍをこなしているのであれば疲労は残っている可能性はある。
人気もしてしまいオッズ妙味も低い今回はおさえでの評価。

〜〜〜以下、買わない馬~~~

・サンライズジパング
前走みやこSでは外を回ったうえで最後の追い込みの脚を使えていた点は強いと言える。
ただ、その分の疲労は残っている可能性は高い。
上記でも述べたが、中3週での戦績は良くない。
それにあのレースぶりを加味すると、100%の力を出せる状態なのかと言われると疑問が残る。
馬が強いのは重々承知だが、休み明けから1か月おきにレースを使い4戦目。そろそろ疲労が心配なので消しに。