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Mペース想定：外枠有利・先行有利

◎13.リネンドライブ
デビュー2戦目はスタートで挟まれる不利があり、後方から。インをロスなく回ったとはいえ、上がり36.8秒を使えるなら未勝利で十分勝負になります。
位置を取ることに期待した3走前はスタート後にゴチャ付くところがあり、再び後方から。上がり3位の38.1秒はマークしました。
前々走は柴田大知騎手から北村宏司騎手に乗り替わり。期待して本命を打ちましたが、L2が11.6-11.9とかなり速いハイレベル戦になってしまい、3着馬に僅かに交わされて4着まで。ですが、しっかりと2番手を確保してくれて満足のいく騎乗ではありました。
前走も本命を打ち、こちらも先行してくれましたが、どうも良馬場だと1400ｍは長そうな負け方でした。前々走は道悪だから1400ｍをこなせた可能性が高そうです。
そのため、今回の1200ｍへの短縮は期待が膨らみます。13番枠と先行するには良い枠を引けました。ここはチャンスが大きいと見て。

○6.ミトノキャット
前走は5番枠から押して先行。途中からハナを奪いました。600ｍ通過34.9秒なら速くないペースで、2番手の馬は楽に競り落としました。勝ち馬は持ち時計が超優秀だったので相手が悪かっただけ。
前々走は大外枠。スタート一息も外枠だったので押して徐々に位置を押し上げていきました。3.4角ではかなり外を回されましたが、最後まで伸びていて、悪くない3着でした。
前走通りならこの馬が逃げそうで。

▲12.カーティブヨーク
父フォーウィールドライブは芝で活躍したアメリカ馬ですが、アメリカンファラオ産駒の種牡馬。産駒の芝・ダートの成績はやや芝の方が良いですが、大きな差はありあせん。
母父ロードカナロアで、血統面からはダートをこなせそう。
スタートも悪い馬で、2-4走前は出遅れていますが、二の脚自体は速い馬です。前走でスタートを決めているのは好材料。
注目は前々走の新潟芝1000ｍ戦。新潟芝1000ｍは5Fずっと速い脚を持続させる必要があるため、ダート馬も走れるコース。ここで出遅れたものの、馬群を縫って差してきました。上がり最速の32.2秒をマーク。逆説的ですが、新潟芝1000ｍで高いパフォーマンスを出しているならダートで期待したくなります。
牝馬＆馬格が424キロしかないのはマイナスですが、そこには目をつぶります。まだ初ダートの馬を狙いたい時期ですが、サノノアメリカンが売れすぎているので、枠も良いこちらを狙います。

他。
5.サンラグナベルデ：前走はL2が11.9-12.1で一応余力ラップ。本馬は逃げましたが、600ｍ通過は推定37.4秒の超Sペース。残り400ｍ手前から捕まっており、失速するのが早すぎた感が否めません。すぐ外にミトノキャットがいるので、これに被されてしまいそう。逃げてもマークされることは必至で。
9.サノノアメリカン：父アメリカンペイトリオット✕母父タイキシャトルならダートはこなせそう。追い切りも動いています。新馬戦はスタートを決めましたが、行く気を見せず馬なりで中団から。最後まで大きく止まったということはなく、負け方としてはダートは合いそう。出して行けば位置を取れそうですが、460キロの馬格の馬。雄大という訳ではなく、上位人気想定では妙味がなくて。もし、連系で売れないようなら押さえておいても。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。