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京都12R　京都芝1200m

※著書「有利な馬がすぐわかる 競馬場コース事典」引用

レース質と狙い方

クッション値が高く時計はそこまで掛かっていないが、最終週の荒れた馬場で本質的にタフな馬場状態となっているので適性馬を狙いたい。

◎　8アンクルクロス

時計の掛かるタフな条件を得意とするタイプ。前走は開幕週の馬場でスピード負け、2走前は延長道悪と合わない条件が続いているが、今回は最終週の荒れた京都で条件好転。

ファルコンSでは、スワンS勝ち馬ダノンマッキンリー、古馬混合OP勝ち馬オーキッドロマンス、3勝クラス突破のソンシ、G1G2で3着のロジリオン、2勝クラス突破のナムラアトムなど、上位陣はその後出世している。ロジリオンに次ぐ6着だったアンクルクロスは、内有利のバイアスを外枠から外追走のバイアス不利だったことを考えれば、内容自体は悪くなかった。

2勝クラス程度なら十分戦える能力はあるので、得意条件で巻き返しに期待したい。

〇　4コーティアスマナ―

時計の掛かるタフな条件も苦にしないタイプ。2走前のWASJ第１戦では、次走連勝のクファシル、次走昇級のオックスリップに割って入る2着。開催後半で荒れが進んでいた洋芝だったことを考慮しても、地力評価や今の京都馬場への対応など、評価ポイントは多くあった。

また、前走は8着に大敗したが直線詰まってそれまでだったので度外視可能。今回は2戦2勝の乗りなれた川田騎手に乗り替わり評価も含め、スムーズなら勝ち負けレベル。