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Hペース想定:外枠有利・差し有利
◎13.メイショウヤーキスメイショウヤーキスは新馬戦のL2を12.6-12.4の加速ラップでまとめた馬。その後の3戦は世代限定の1勝クラスで相手も強力でした。前々走は混合戦替わりでしたが、まだ強力な3歳馬が多く出走してきた1勝クラス。600m通過34.3秒のHペース。少し出が悪かった程度で、中団から。本馬も上がり36.0秒の鋭い脚で追い込んできましたが、勝ち時計が1.10.7と速くなりすぎました。勝ったエスカルは3勝クラスも突破しています。2.3着馬も1勝クラスを突破しており、4着馬は1勝クラスでほぼ崩れていません。2着と0.3秒差の5着で、1.11.4で走破しているなら1勝クラス上位の存在。休み明けの前走は600m通過34.6秒と想定より流れず。スタートでトモを落として後方から。3.4角では一番外を回されるかなりのロス。伸びなくても仕方ない内容でした。今回、Hペースが予想されるメンバー構成。京都ダートは金曜の含水率が2.5%とかなり乾いているので、差しは利きやすいはず。先行・差しは自在なタイプなので、ペースに応じた位置を確保できれば。
○3.オコタンペ出遅れ癖のある馬。11月2日の京都8Rに出走を予定していましたが、雨天で中止になりました。そのレースでは先行有利になると見て無印でしたが、差しの利くであろう今回は見直せます。前走が京都ダート1200mの内枠。出遅れて後方から。インをロスなく回る省エネ騎乗で5着に食い込みました。鞍上は「初の1200メートルでしたが、うまく追走できました。終いもいい脚でしたし、1200メートルでもうまくこなしてくれました。ダートスタートも良かったです」と述べていました。600m通過34.0秒とかなり流れた中でも追走自体問題がなかったのは安心材料。1400mでは上がりが37秒台と、少し鈍る印象なので36.7秒の脚を使えた1200mの方が良いはずです。ブリンカー着用。今回、スタートさえ決めれば。
▲5.イエデゴロゴロ前走は4F目まで11秒台が続くHペース。差し有利の流れ。本馬はやや出負け。インをロスなく回り、直線もインから伸びてきて一旦は2番手を伺うくらいでした。そこから更に後ろにいた馬に差されてしまい、本馬の位置でも少し前過ぎたか。前々走はかなり大きな出遅れで最後方から。先行有利な流れの中、大外から上がり36.1秒の高速上がりを使って6着。強い。3走前もやや出負け。600m通過34.5秒で外枠差し馬の恵まれる流れ。1.2着と差のない上りを使って0.3秒差4着。1400mだと末が鈍るので1200mがベスト。現級上位の力を示しているので、スタートさえ決めれば。
△12.メイショウイヌワシ前走は600m通過34.9秒と平均的な流れ。先行馬の上がりがやたらと速く、前が止まりませんでした。本馬も上がり36.4秒を使っているだけに、上位が強かった。この時、休み明けでプラス18キロでしたが、太くなかったそうです。ダート1勝クラスならやっていけるところを示しました。前々走は素質馬の揃った1000m戦。稍重の小倉ダート1000mで内枠有利。600m通過33.4秒のHペースで序盤は追走に苦労していましたが、内をスルスル進出して3角では5番手。一旦は3番手に浮上しましたが、現級上位のイミュータブルに差されて4着。これだけやれれば、このメンバーなら上位。やたら人気がありませんが、普通に通用するはずです。
他。7.タミゼ:L2が11.9-12.2の余力ラップだった新馬戦2着から評価している馬。当時、勝ったヨーカイディスコは2勝クラスも突破しました。その後が案外で、初戦のような脚をなかなか使えていません。1000mで勝ちましたが、当時は600m通過35.4秒と1000mとしてはSペース。インをロスなく立ち回って抜け出しました。前走が案外。こちらもインをロスなく立ち回りましたが、伸びが案外で0.6秒差。インで狭くなる場面こそありましたが、さほど大きな不利にはなっていません。さほど強くない相手の1000m戦でこれでは、現状、期待していたほどの強さを感じなくて。先行脚質も不利に働きそうです。10.ホウオウトランプ:前走は外枠勢のスタートが良く、本馬も好発。逃げたかった馬が逃げられず、600m通過35.1秒。L2は12.2-12.5と減速幅が少なく、0.2秒差2着とよく粘ってはいますが、今回はより速いペースが予想されます。現級通用の馬ではありますが、今回、差し有利想定で。川田将雅騎手も位置を取る騎手なので、上手く控えてくれるかも疑問です。16.キャンドルマス:前走は2番枠で、インをロスなく回っての4着。直線で進路を外に切り返すロスが少しあった程度でほぼ完璧に乗れました。福島ダート1150mで恵まれやすい、内枠からロスなく乗る競馬が完全に叶っています。L2が12.1-12.4と減速幅が少なく、レベル自体は高かったと思いますが、今回は大外枠。1000mで勝ち上がった馬なので、1200mに更に延びて外枠というのは歓迎ではなくて。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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