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Mペース想定:外枠有利・先行有利
◎11.ヤマカツパトリシアクリノハレルヤがブリンカー再着用。初ダートの3走前は10着ですが、残り200mまでは粘っており、ダート適性は見せています。芝スタートなのでハナを奪うはず。ジョニールは前走、大きく躓いてしまいました。前々走の600m通過は34.5秒で、これを楽に先行していたことからこちらもテンは速い。この2頭が出していくことで被される内枠勢は不利。この2頭は強く共倒れということはなさそう。外から好位差しのできる馬が最も恵まれると見て。ヤマカツパトリシアは1200mに短縮して良さが出た馬ですが、上がり36秒台を安定して使えており、今なら再延長は全く問題なさそう。芝の2000mで勝ったこともある馬です。前走はかなりのハイレベル戦。L2は11.9-12.4の余力ラップで、勝ち時計の1.11.2も優秀。ブービー負けの馬までが36秒台の上がりでまとめており、注目レースとしてチェックしてあります。前の馬に速い上がりでまとめられては、本馬が36.6秒の上がりを使っても届きません。前々走も1.11.6の好時計で2着。1勝クラス上位の力はとっくに証明しています。進路取りのスムーズでなかった福島戦を除けば、7走前から常に速い上がりでまとめており、多少、末が鈍っても差し届くはずです。距離延長だけで嫌われるようなら俄然買いで。
○6.ジョニール前走は大きく躓いて、その後に位置を取りに行くという無謀な競馬に。止まって当然なので度外視。芝スタートならあんな躓くことはまずないでしょう。前々走は600m通過34.5秒のHペース。内から抵抗されたので行かせましたが、逃げようと思えば逃げられるほどの勢いでした。これだけのHペースを先行しながら、ここで人気のカフェノワールには0.1秒先着されただけ。まともならジョニールの方が上のはずです。3走前の金沢戦のタイム指数が破格。前走は多少砂を被せていましたが、全く問題なさそう。クリノハレルヤを行かせて番手からの競馬で。
▲7.クリノハレルヤ初ダートの3走前は600m通過36.4秒、1000m通過61.3秒での逃げ。1.2秒差10着に終わりましたが、残り200mまではほぼ先頭。ダート適性は十分に示しました。芝スタートならこの馬のテンが一番速いはず。この馬があっさりハナを奪いきれば、ある程度ペースは落とせそう。遅めのペースなら1400mまでは芝で守備範囲の馬。35秒台半ばで行ければ残せる。
他。1.カフェノワール:前走凡戦で、前々走は伸びないにしてもあまりにも手応えがなくなるのが早かった。以前まで距離をこなしていたので気になる負け方です。3走前はジョニールに先着していますが、Hペースでこちらに展開が向きました。坂路で抜群に動く馬なので、1400m自体は合っていそう。今回は中枠2頭に加えて、ウィップスティッチやメイショウザンゲツにも被されて位置を下げてしまいそうで。3.ウィップスティッチ:前走は楽に二番手追走。見た目にかなり楽に先行できていました。今回、この馬の外に速い馬が多い。この枠で上位人気では買いたくなくて。12.ロンシャンクイーン:前走は先行タイプが少なく、楽に先団。3.4角は外目から位置を押し上げて直線で2番手浮上。1.25.4ならまずまず。前々走は600m通過34.5秒で、5F目まで11秒台を刻むかなりのHペース。L2は12.5-13.6と大きく失速。差したこの馬に展開は向いています。結局、ここ2戦の上がりは37.8秒。速い上がりでまとめている訳でもないので、位置を下げるであろう今回、差して来られるのかどうか。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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