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Sペース想定：外枠有利・先行有利

◎15.マサノカナリア
逃げ先行馬の少ないメンバー構成。外枠の先行馬が外に持ち出す余裕は十分にできるはず。
マサノカナリアの前走は3角で外に大きく逃避。あれでは勝負になる訳もなく度外視で構いません。今回、右回りに戻るので前走のようなことはないはず。馬体が大きく増えていましたが、ほぼ成長分でしょう、パワーアップした印象です。
前々走の未勝利勝ちが圧巻。内枠から五分に出て、4角で外へ。直線で加速してからの伸びは非常に鋭く、本馬が差し切ったことでL2は11.7-11.6の加速ラップになりました。本馬は終い11秒台前半でまとめており、まだまだ余力十分。
3走前のツーネサーン戦では1.20.5の好時計で7着した馬。
1200ｍに短縮して更に良さが出たので、恵まれそうなここは勝ち負けできるはず。

○11.ロードマイライフ
前走はL2が11.1-11.6の余力ラップ戦。2番手から伸びを欠いて0.2秒差3着でしたが、1.2.4.5.6着馬までが1勝クラスをすでに突破しており、ここで3着なら1勝クラスは通過点でしょう。
道悪でも好走しており、タフな馬場も問題ありません。
骨折で長期休養明けになる点だけですが、最終追い切りは栗東坂路で終い11.9秒という素晴らしいラップで駆け抜けました。
ごく普通に走れば崩れない。

☆9.レディメローラ
先行力の高い馬で、3番手評価。
前走は重馬場で馬場がタフすぎました。600ｍ通過34.7秒と数字上はさほど速くありませんでしたが、L2は12.9-13.1と大きく失速。差し馬の餌食になりましたが、前目から5着ならよく頑張っています。
前々走は600ｍ通過33.1秒のHペース。ここも差し馬台頭の流れの中、0.3秒差とよく粘っています。
3走前は水準以上のレベルにあったレース。4.5着馬が次走で勝ち上がっており、0.1秒差3着なら上々でしょう。
マサノカナリアの決め手と、ロードマイライフの力に劣るだろうと考えているだけで。

他。
5.エクセルゴールド：前走は馬場読みの難しい日。内も来ていたし外も来ていました。本馬は外を回して0.4秒差届かず。前々走は追い風の強かった中山。インをロスなく回って5着に浮上しただけで。未勝利勝ちは最内枠にも恵まれての勝利。L2が11.5-11.5の持続ラップなら力はありますが、今回、展開も枠も向かないはずで。
6.スーパーマン：前走は600ｍ通過33.8秒のHペース。直線は内で窮屈になっていましたが、上手くさばいて惜しいクビ差2着。先週土曜はまだ内が使えていたので、内枠自体は良かったはず。メンバーレベルも低い中での2着で、今回は1勝クラスが通過点のような馬が出てきます。枠も不利なら連闘ローテも不利で。
14.ソレントフレイバー：元々、1勝クラスでもやれていた馬。前走は休み明けで陣営が弱気。プラス22キロでもあり、13番人気も致し方なかったか。前走は休み明け感が満載だったようなのでこの連闘策はさほど問題はなさそう。差し馬なので位置取り面で不利に働きそうですが、スタートを決めて早め早めの競馬が叶えば。次点評価。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。