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展望:S〜Mペース想定:外枠有利・先行有利3F目に上り坂を通過するため、Sペースになりやすいレース。今年は徹底的に主張するタイプが不在で、Sペース濃厚か。土曜の京都芝は先週よりも時計・上がりが掛かってきていますが、先行馬有利な傾向に変化はありません。土曜は内回りが多かったですが、外回りは明確に外有利。深い位置からの差しが届くかは微妙で、外枠の先行馬を中心視します。また、今の日本のマイル路線はセリフォスやソウルラッシュが長いことトップ層にいることからもレベルが高いとは言えません。春の安田記念も香港のロマンチックウォリアーが勝利。他路線の馬を中心視しました。
◎11.チャリン先行馬。父ダークエンジェルは産駒に高松宮記念を制したマッドクールがいます。父父のアクラメイションの代表産駒は安田記念勝ち馬ロマンチックウォリアー。母系もデインヒル系なので日本への馬場適性は高そうな血統背景です。前走・クイーンエリザベス2世ステークスは出こそイマイチでしたが、二の脚で先行。他馬の手が激しく動いている中、本馬だけは全くの馬なりでした。今年のドバイターフの勝ち馬フェクトゥールシュヴァルが並びかけてくると追い出して、2馬身突き放しました。3着馬は更に4馬身以上離されているので相当に強いのは間違いありません。前々走・ムーランドロンシャン賞は上手く逃げた馬を捉え損ねる結果に。3走前・ジャックルマロワ賞も追い出しを我慢するところがあり、残り200mだけで後続をブッチギリました。開催されたドーヴィル競馬場は起伏が少なく、日本馬が苦にしにくいコース。かつて、タイキシャトルとシーキングザパールがG1を制している通り、日本馬も対応しやすいと言えます。ドーヴィル競馬場で1.33.98の勝ち時計は速く、チャリンも日本に適応しやすいと言えるでしょう。なお、このレースは1000通過が動画では60.74秒。チャリンの上がりは33秒台前半の計算になり、この点からも日本の適性は高いと言えます。更に調教後の馬体重が514キロ。外国馬は馬格がある方が、スピード勝負の日本の適性が高い。JCで好走する外国馬も馬格がある傾向にあります。馬格のない馬は人気を裏切りやすい。ここまで買う材料の揃った外国馬もなかなかいません。ややスタートの出が悪いところがありますが、二の脚が速くリカバリーできるはず。Sペース濃厚のここで追走を苦にするはずもなく、圧勝まであると考えています。
○13.ソウルラッシュ前走・富士Sは好発を切って中団待機。外スムーズだったジュンブロッサムに対して、こちらは馬群をさばくロスがありましたが、それでもジュンブロッサムに終いの伸びで見劣りしました。休み明けで、ジュンブロッサムよりも1キロ重かったことを踏まえれば上々の内容ですが、新興勢力の台頭を許してしまったのは確か。前々走・安田記念はモレイラ騎手が上手く導きましたが、0.1秒差の惜しい3着。終い11.4秒だから前が止まってくれませんでした。やはり道悪は走ります。前々走・マイラーズCはセリフォスが休み明けで状態一息だったという話ですが、完勝でした。こちらも稍重で、上がり34.6秒で差しきれる馬場・展開にもなりました。昨年のマイルCSは出負け。道中は内目で、直線で馬場の真ん中に出す最高の騎乗ができました。モレイラ騎手が上手く乗ったイメージも強くて。それでも力上位。荒れ馬場は他馬が苦にする分、この馬が有利になります。特にジュンブロッサムは大きく割り引き。ブレイディヴェーグとナミュールは良くない枠を引きました。セリフォスには5戦連続で先着しています。成長曲線からもセリフォスに上積みがあるかは疑問。雨が降ればなおのこと良いでしょう。既存勢力で最も安定感があり、対抗が無難だと考えました。ある程度の位置を取りつつ、差して来られる点を評価します。
▲6.オオバンブルマイ前走・スプリンターズSは出遅れて最後方から。600m通過32.1秒という異次元のHペースとはいえ、縦長の馬群になったので本馬のような後方待機はさすがに不利。外を回さず、インをタイトに回ってきて、上がり2位の33.3秒はマークしました。鞍上は「さすがにペースが速くて、厳しかったです。この感じなら距離はもう少しあっていいのかもしれません」と述べていました。前々走・キーンランドCは同世代のマイル路線のレベルの低さを理由に軽視しました。スタートは出負け気味で最後方から。3.4角で徐々に外に出して、直線は大外から上がり33.2秒の豪脚で飛んできました(今年の札幌芝全てのレースで上がり最速です)。この日の札幌は直線の追い風が強く、2着エイシンスポッターと共に差し馬は恵まれたという見立て。ただ、追い風を加味しても強い競馬はしたと言えるでしょう。問題はマイルまで持つのかどうか。昨年のゴールデンイーグルは内枠でからインをロスなく回ってくることができました。昨年のマイルCに関してはまとめて呑み込みそうな勢いで追い込んできましたが、最後に止まってウンブライルに交わされてしまいました。それでもかつて使えていなかった33秒台の上がりを出せている今ならマイルはむしろ良さそう。馬体も昨年よりも30キロくらい増えて成長しています。時計・上がりが掛かってきている馬場もプラス。差し馬で狙うならこの馬。京都競馬場は武豊騎手の庭です。マイルならこれまでよりも位置を取れるはずで。
※買い目に関しては三連単フォーメーションで、◎-○▲-全通り、◎-全通り-○▲とさせていただきます。
以下は無印の馬について。
1.コムストックロード前走・富士Sはインをロスなく回る競馬が叶いましたが、それでも残り200mまでは2番手集団という見せ場十分の競馬。0.5秒差に踏ん張ったのも立派です。そこから上位馬に引き離されている以上、少し距離が長いのは確かだと思います。やや差し馬向きの流れではありましたが、中緩みが大きく、先行馬もさほど不利ではなかったのでしょう。先着された馬が4頭登録しています。タフな馬場はこなせる馬ですが、1番枠は不利。恵まれてどこまでやれるか。2.ブレイディヴェーグ前走・府中牝馬Sは追走力を危惧された面もあるのでしょう。マスクトディーヴァとの人気差が開きすぎていたイメージ。スタートは遅く後方からでしたが、追走は苦にせず徐々に進出。直線入口では十分に前を射程圏に入れていました。L2の11.4-11.0というかなり速い加速&余力ラップを差し切り。本馬は当然、終い10秒台でまとめており、1.44.7という速い時計で勝っておきながらも余力十分。差し届く展開なら当然上位!と考えていましたが、今の京都の馬場・内枠とマイナス材料が増えてしまいました。3.バルサムノート距離短縮でオープンまで出世した馬ですが、前走・富士Sは久しぶりのマイルに対応。600m通過34.2秒はHペースですが、その後が11.9-12.0と中緩みさせたことでさほど先行馬も不利ではなかった印象。好発から2番手をやや離す逃げで、残り100m付近までは先頭。そこから0.5秒離されたことからも上位には力で見劣りするか。速い上がりはあまり使えないタイプ。おそらく、あまり速い上がりは求められないとはいえ、先行タイプにもっと切れ味ある馬が揃っていては厳しい。4.ナミュールHペースのタフなレースで差してくるタイプだと考えていましたが、Sペースの香港マイルでもしっかり伸びており、適性の幅が広がっている印象です。前走・安田記念はやや出負け。600m通過34.5秒のHペース。中緩みが大きなラップで、先行馬が差し馬の餌食になりやすいラップ。その通り、直線入口では比較的馬群が凝縮。大外から伸びてきましたが、前のロマンチックウォリアーが強すぎました。前々走・ヴィクトリアマイルは800m通過45.4秒の超ハイペースでしたが、出遅れたのが全て。3走前・ドバイターフは好発から控える競馬。道中は内目で、直線はスムーズに外に出す最高の競馬ができました。差しきれそうで差しきれなかったことからも、切れ味が図抜けている訳ではないでしょう。ベストは昨年のマイルCSや富士SのようなHペース。今年、このメンバーでその展開になるかがカギ。5.ジュンブロッサム出遅れ癖のある馬で、全幅の信頼は置けませんが、前々走・関屋記念では出遅れながらも上がり32.5秒という鬼脚を使って3着に食い込みました。前走・富士Sはスタートを決めて中団から。こうなると速い上がりを使って差し切れます。33.1秒の上がりで豪快に差し切りました。3勝クラスは終い10.9秒という凄まじいラップを刻みながら1.31.5という超抜時計で大楽勝。この時計で走っていれば、もう少し終い減速しても良いものですが……。前走で本命を打てなかったのは致命的なミスだと後悔したほど。京都の馬場が差しも決まるようなら嫌う必要は全くなくて。もう、既存の上位馬、セリフォスやソウルラッシュよりも上の馬でしょう。ただ、問題は明らかに高速馬場向きな点。土曜の京都芝は上がりが掛かっており、本馬の武器である32秒台の上がりは封じられるはずです。△7.マテンロウスカイ前走・天皇賞(秋)は内枠から先行。インをロスなく回り、最後、逃げたホウオウビスケッツが失速したところで急追。ドウデュースは別格にしても、2着タスティエーラとは0.1秒差、3着ホウオウビスケッツとはタイム差なしに好走しました。2000mがカギだと考えていましたが、全く問題はありませんでした。前々走・毎日王冠は五分に出て中団待機。直線はインを突きましたが、前が壁になってろくに追えないまま終戦。スムーズなら上位だったはずです。5走前・東京新聞杯は内を通した馬が恵まれたレース。外目を回した馬の中では最先着で、強い内容でした。この内容が良く、マイルはベター。リゲルSは展開向いたとはいえ、ヴィクトリアマイル4着のドゥアイズを撃破。先行有利の展開・馬場ならやれる馬。上がりが掛かってきていることも本馬にプラスに働くはずで。△8.フィアスプライド前走・府中牝馬Sは1000m通過58.7秒のHペース。残り200mでは先頭集団にいましたが、そこからが11.0秒と速くなり、離されてしまいました。相対的に前目の位置で展開やや不利だったか。0.4秒差ならよく頑張っています。前々走・安田記念は残り200m地点でほぼ先頭。そこから突き放されましたが、0.5秒差なら大健闘。3走前・ヴィクトリアマイルは800m通過45.4秒の超ハイペースを先行しながらも手応えが良く、一旦は完全に先頭に立つ見せ場十分の競馬。0.2秒差2着は相手の不利などにも恵まれたものですが、本馬も終い11.9秒で踏みとどまっている計算になります。先行馬ですが、昨年の府中牝馬Sは外枠で位置を取れず後方から。上がり最速の32.6秒という鋭い脚を使いました。前目から速い上がりでまとめられるタイプ。今回、他の先行馬よりも速い上がりを使えそう。マイルもベスト。ここはチャンス十分か。☆9.ニホンピロキーフ若い時から上がりの掛かるレースで強い馬でした。5走前のマイラーズCは800m通過45.6秒のHペース。稍重の馬場でレース上がりが35.4秒と掛かったことが本馬に向きました。早めに抜け出しましたが、ソウルラッシュとセリフォスには完敗の3着。その後は掲示板付近まで。上がりに限界があるので、大崩れはないものの、馬券に絡むまでには一押しが必要。その点、土曜の京都の上がりが掛かってきているのはプラスでしょう。一定の先行力もあります。京都も得意舞台で。10.レイベリング前走・信越Sは600m通過33.4秒のHペース。先行する形になり、直線で馬場の真ん中に持ち出しました。0.3秒差での勝利で、2着以下に差し馬が台頭した流れだと考えると強い内容でしたが、1.20.5の勝ち時計はさほど評価できる数字ではありません。2着馬の1.20.8はもう平凡な水準。人気馬がまともに走れなかったことなどに恵まれたという判断。また、上がりの掛かる芝1400mはベストだと考えており、そのような結果になったのも良かったのでしょう。このレースに関してはレイベリングだけが抜けて強く、今後も阪神芝1400mなどなら重賞でもやっていける馬。前々走・青函Sは出遅れ。600m通過34.6秒と前有利の流れで、L2は11.4-11.3の加速ラップに。差し馬不利な流れでよく追い込んできており、オープン特別なら上。ただ、G1に加えてマイル戦では相手が強くて。12.アルナシーム横山典弘騎手がずっと上手く導いてきた馬。前走・富士Sは800m通過46.1秒のHペース。離れた先行集団で、上手く折り合っていました。やや差し馬向きの流れでしたが、本馬の位置も悪くありませんでした。直線は上位馬に切れ負けした印象。戦前から陣営は「理想は右回りの1800メートル」と述べていたので、今回は見直し可能ではあります。前々走・中京記念は1000m通過57.5秒の超Hペース。3.4角こそインが荒れていましたが、直線はインが良く、外差しが間に合わないレースになりました。本馬は内枠からインをロスなく乗っての勝利。3走前・エプソムCは11.5秒前後が続く高速持続戦。縦長馬群にもなったことで差し馬は間に合わなかったレース。本馬はスタートを決めて折り合いも付いていたのでほぼ文句のない立ち回りでした。陣営は「左回りは途中で逆手前になったり、直線でスッと手前を替えられないところがあり、右回りに比べると若干苦手なのかもしれません」と述べていました。3着とはタイム差なしの好内容。4走前・都大路Sは飛び上がるようなスタート。リカバリーして中位のインへ。全くロスなく立ち回りましたが、2番手追走のセオにL2を10.9-11.3でまとめられては差せません。3着に2馬身を付けた上で1.45.0で走破しており、悪くない2着ではありました。右回り自体プラスですが、Hペース耐性の高い馬。京都芝1800mでは共にHペースになっての2着、1着でした。Sペースになりやすい京都芝1600mはペース次第ではありますが、基本、割り引き。ずっと上手く乗っていた横山典弘騎手から藤岡佑介騎手に乗り替わるのもマイナスで。14.ウインマーベル前々走・京王杯SCは相当に強い競馬で勝利。600m通過34.8秒だけ見ると遅いのですが、3.4F目に連続して11.0秒を刻んだことから差し馬向きの流れでした。先行不利な展開を先行。絶好の展開に見えたスズハロームは結果的に早仕掛けになって止まっています。追い込んできたレッドモンレーヴを差し返して勝利したのは衝撃的でした。L2は11.4-11.3の加速ラップで、1.19.7で走破しました。元々、阪神芝1400mでは1.19.3という持ち時計がありますが、まだ余力はあったと見て良さそう。本命を打った前走・スプリンターズSは他馬比較でスタートが悪く、一列前のトウシンマカオの位置が欲しかった。トウシンマカオの外を回したのもやや不利。トウシンマカオとの1馬身差が縮まりませんでした。それでも0.2秒差の5着なら好内容。初の芝のマイルがカギ。Sペースになりやすい京都なら、前々走の内容からこなせても。ただ、平坦は割り引き。他馬が苦にしやすい坂のあるコースでしぶとさを生かすタイプです。☆15.セリフォス前走・富士Sは、主戦の川田将雅騎手が回避したジャンタルマンタルに乗る予定で藤岡佑介騎手に乗り替わり(※ウマい馬券で「川田将雅騎手が落馬負傷で乗れない」と書いてしまいました。大変申し訳ありません)。スタートを決めて中団待機は最近のこの馬通り。直線で外に出すのに手こずりましたが、開いてからもジュンブロッサムに伸びで見劣りしていました。前々走・安田記念は好スタートを切ったものの後方から。外から最後まで良い脚で伸びていました。良馬場がベターという話です。3走前・マイラーズCは戦前から「まだ本調子手前」という声が出ていました。内をロスなく乗って2着。先行・差し自在タイプ。ダイワメジャー産駒にしては末脚切れるタイプなのでその点は良いですが、5歳を迎えて若い時よりも末脚では他馬に劣るというイメージ。昨年のマイルチャンピオンシップから5戦連続でソウルラッシュに先着されています。上がり目のあるような血統でもなくて。この枠なら川田将雅騎手が先行させてきそう。先行できそうな点はプラスです。16.タイムトゥヘヴン追走力はないものの、常に速い上がりでまとめるので大負けも少ないタイプ。前々走・京成杯AHは直線の追い風が強く、差し馬有利の展開に。出遅れて後方から。4角で馬群が凝縮。大外から上手く風に乗って2着に浮上できたというイメージ。かつて勝利したダービー卿CTも直線の追い風が強い日でした。現実的には届かない位置にいて、あって掲示板までか。△17.エルトンバローズ前走・毎日王冠は中盤の緩みが大きく、実質的にSペース。ややスタートが悪かったですが、二の脚が速く2番手へ。逃げたホウオウビスケッツとの約1馬身が全く縮まらず、シックスペンスにも交わされての0.2秒差3着。ホウオウビスケッツは天皇賞(秋)で3着に踏ん張っているので、評価は据え置きで問題ないでしょう。前々走・中京記念は1000m通過57.5秒の超ハイペース。勝負どころでセオの後ろから進出していきましたが、さすがに仕掛けが早すぎました。鞍上も「結果的に抜け出すのが速かったですね。失敗しました」と述べていたくらいです。ただ、セオが大きく負けている中で3着なら相当に高い力を持っているのだと再確認しました。それ以前はほぼ不得手な道悪が敗因。昨年のマイルCSはハイペースの中、やや前目でしたが、0.2秒差に踏ん張っています。今年はやや時計の掛かっている荒れ馬場。荒れた馬場自体は小倉記念でこなしているので問題ありません。前目から比較的速い上がりでまとめられるタイプ。天気はカギも、チャンスは十分でしょう。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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