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Sペース想定：内枠有利・先行有利
福島芝はBコース替わり。内の悪い部分が完全にはカバーされていませんが、クッション値が高くなり、内枠先行有利な馬場に戻るという想定。
ここは外枠に人気馬が固まりました。全て消して、穴を拾えるチャンス到来と見ます。

◎1.コスモコロネット
最内枠を狙います。
新馬戦はスタートを決めて先行しましたが、外から被されて少し位置を下げました。直線はよく伸びて、最後は勝ち馬を捉える寸前の好内容。勝ったショウナンマクベスは百日草特別を勝った馬で、3着シルバーレインはアイビーSで3着。価値ある2着でしょう。
2戦目は今回と同じ最内枠。押して先行。3.4角も手応え良く回ってきましたが、追っての伸びが案外でした。
前走は好発。アルレッキーノが主張してきてハナを譲ると進み具合が悪くなったという話。新馬戦の内容を思えば案外な5着でした。ただ、馬は良くなっていると鞍上が述べていました。
今回、最内枠で丹内祐次騎手。ある程度出しては行くはずです。
これまではプール併用の追い切りでしたが、今回は休ませてしっかりとコースで追えています。
この休み明けは好印象。新馬戦の時だけ走れれば。

○8.ビジュードネージュ
新馬戦はL2が10.9-11.4の余力ラップだったゲルチュタール戦。0.7秒差4着でした。スタートで出遅れて後方から。そのまま後方を進みましたが、上がり3位の34.3秒で差は詰めました。
前走は2番手の外に付けましたが、4角でやたらと手応えが悪くなり、一旦はもう沈んだかと思ったほど。そこから盛り返して4着確保。
少し気になる負け方ですが、前走通りの行きっぷりがあれば、今回も先行できるはず。力も上位で。

▲10.アクアジェット
新馬戦は超ハイレベルのクロワデュノール戦で4着。1.2秒差でも十分に価値あるはずです。
人気に推された2戦目は酷く引っかかってしまい、4角ではもう手応えが怪しくなりました。そのまま後退して惨敗に。
休んで立て直した前走は本命を打ちましたが、行く気を見せず後方から。3.4角ではかなりの外を進出していきましたが、完全な前残り戦で、届く訳がありませんでした。
今回、折り合いを付けつつ、先行できれば。
新馬戦からは力あるのは確かで。

他。
6.ファンタズマ：新馬戦は外枠から先行するものの、早々に手応えを失って失速。追い切りは今回の方が動いていて好印象ですが、前走内容からは買えない。
9.レイヤードレッド：前走は外差し馬場になっていた新潟で大外枠。中団待機から2着浮上も、相手が小粒＆ラップ・時計平凡で。前々走は引っかかったアクアジェットの外目を追走。アクアジェットが自滅しただけで、本馬の7頭立て4着に価値があるのかは疑問。新馬戦はコートアリシアンの4着も0.9秒差で、本馬は上がりが34.4秒と掛かっています。力不足ではないかという見立てで。
15.ナンヨーエンペラー：前走は内枠有利の馬場で、内枠差しの形。1000ｍ通過59.9秒と流れてくれたので、展開が向いたのは間違いありません。前々走は出遅れ。ヒシアマンがL2を12.0-11.5の加速ラップで勝利した一戦。外差し馬場の中、内目を進出したのはやや不利だったかもしれません。1.3秒差。今回の13番枠は大きな不利。不利をはねのけるほどの力もなさそうで。
16.ベールドインパクト：前走は内枠から先行。Sペースで展開向いてはいますが、逃げ馬を一旦は交わしたような形。ハナ差届かず。前々走はL2が11.3-11.2の加速＆余力ラップ戦。5番枠から逃げて0.4秒差。余力ラップ戦で0.4秒差なら力確かで先行力もある馬。ただ、この15番枠からどこまで位置を取れるか。福島芝1800ｍは初角まで305ｍと短いため、外枠から位置を取るのが難しいコースです。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。