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Mペース想定:内枠有利・差し有利
◎2.ゲットアップ4走前からやたらと高い指数で走れるようになっていますが、本格化したのだと見ます。前々走がL4が48.9秒のハイレベル戦。1000m通過62.4秒で、外マクりを決めやすいペースで、4角で早くもハナへ。そのまま後続を突き放して楽勝しました。L2も12.2-12.2と良馬場の札幌ダートとしては速く、上がり36.4秒も優秀です。相手もなかなかに強力馬が揃っていただけに価値ある圧勝。前走は1000m通過60.6秒。モズミギカタアガリがマクったことでL4で11.9秒と速いラップを刻みました。差し馬向きの流れになり、最後までしっかりと伸びてはいました。2着と0.2秒差ならさほど負けてはいません。今回は2100mがカギですが、陣営は「ここを目標にいいデキで挑める」と前向き。ここが目標ならこなせるという見立てなのでしょう。あとは休み明けですが、最終追い切りは古馬オープンのミトノオーをアオる動きだったという話。距離だけでしょう。距離さえこなせれば通用するはずです。
○11.リアレスト前走が初ダート。1000m通過63.3秒のSペースを2番手から運び、展開に恵まれてはいますが、2100m戦でL4の48.8秒は優秀。上がりも36.2秒と全く止まっていません。時計的にもここで通用するでしょう。今回、ヨリノサファイヤとプラウドヘリテージ、キタサンドーシン辺りが位置を取ってきそう。あまりHペースにならないようならここも堅実に走れるはずです。
▲8.コンティノアール前走は左後肢跛行で競走中止。度外視で良いでしょう。前々走はかなりの好メンバーが揃った一戦。800m通過47.6秒と3勝クラスとしては遅めで、L4は48.5秒、L2は11.6-12.5。逃げたサンテックスは11番人気でしたが、その後にオープンでも2着がある通り、隠れた実力馬でした。2着馬もその後、大きく崩れておらず、3着馬は次走で3勝クラスを突破しました。こちらも実力はあるので、距離さえこなせれば。休み明けに関しては乗り込み量が多く、問題はなさそうです。
△12.ネッケツシャチョウ前走・神無月S組が人気を集めそうですが、中でも一番強い競馬をしたネッケツシャチョウを推奨。スタート五分も、15番枠で位置を取れず、外々を回されるロスもありました。直線は外から伸びてきましたが、最後に失速。とはいえ、5ヶ月の休み明けを思えば上々でしょう。2着のビップスコーピオンは最後までよく伸びていましたが、内枠で、道中はインで脚を溜めることができていました。今回、ネッケツシャチョウが12番枠で、ビップスコーピオンは15番枠と大外枠になりました。ローテ含めて逆転は可能でしょう。先行差し自在なのも魅力で。
他。6.マテンロウガイ:前走はビップスコーピオンとネッケツシャチョウにしっかりと先着されての4着。3走前は1000m通過60.1秒のHペースで縦長馬群。離れた馬群のインを回せたのも良かった。後ろ過ぎない位置も良かったはずで。7.フタイテンロック:格上挑戦で連続3着。人気になるのは分かりますが、軽ハンデでした。58キロに戻るのは大きなマイナス。前走は最内枠で脚を溜められたのも良かったし、前々走はタフなレースで軽量が生きたという判断。さほど速い上がりを出せる馬でもなく、今回は嫌い時と見て。15.ビップスコーピオン:切る馬の中では最も怖いですが、内枠から大外に替わるのはマイナスでしょう。現級の安定勢力といえばそうなのですが、ここ2戦は相手も楽になっていました。強い中距離馬が出てきた今回、実質的に相手強化。前走の組の中ではネッケツシャチョウだけで良いだろうという見立てで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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