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Hペース想定：外枠有利・差し有利

◎8.オーバーザドリーム
パシアンジャン、ルージュシュエットらがHペース型の逃げ馬で、追いかける先行馬も多いメンバー構成。
差せるオーバーザドリームを狙います。
前走は1000ｍ通過61.7秒と速めのペース。大外枠から位置を取りましたが、外々を回されたのもあって大敗。陣営は疲れもあったと述べており、度外視でも。
前々走はL4が48.2秒と速くなったレース。これは今年の札幌ダート1700ｍで2位に当たる記録で、1着クラヴィコードはマリーンC2着、2着バニシングポイントは土曜に4着、3着クロースコンバットは先週、1.2秒差の大楽勝を収めました。5着コブラは現級安定株。インベタの競馬でしたが、コブラと差のない競馬ができているなら能力は高い。
いつの間にか力を付けていたなというイメージ。
行く馬が多いので、今回は自然と控える形になりそう。
前々走からは足りる馬のはずで。

○9.ダブルジョーク
差して堅実。
短い距離も使っていましたが、中距離が良い馬でしょう。
前走は1000ｍ通過62.6秒とあまり速くならず。勝負どころでインにいて、4角で外に出しましたが、上手く進路を確保できず仕掛け遅れた格好に。クーアフュルストとの0.2秒差は逆転可能でしょう。
前々走は1000ｍ通過62.5秒とあまり速くならず。出遅れて、マクり気味に進出して上がり最速はマーク。
今回、ルメール騎手に鞍上強化で。

▲3.クーアフュルスト
前走は陣営が「使って良くなるタイプで、休み明けがどう出るかですね。通用の力はあります」と弱気でした。
他に行く馬がいたので逃げたのは想定外。負けたのも想定外ではありますが、休み明けとしては悪くはない内容。
前々走はL4が49.5秒。中山ダート1800ｍは余力ラップが出にくいので、かなり速い水準です。5馬身千切ったポッドロゴという馬はすでに2勝クラスを突破しています。
控えても競馬はできる馬。叩いての上積みに期待して。

他。
1.マーブルマウンテン：前走はL2が12.6-12.3の加速＆余力ラップ。時計も上々です。強いことは強いですが、控えた時のパフォーマンスが微妙で、今回、外からルージュシュエット、パシアンジャンも出してくるはず。展開不利が大きいと見て。
11.パシアンジャン：前走は1000ｍ通過61.1秒のHペース逃げ。L2は13.1-14.1と完全に失速しています。相手に恵まれての勝利。3走前は先行勢で唯一残しての2着ではありますが、L2は12.6-13.1と失速。勝ったミッキークレストは強いのですが、この時は「このくらいのパフォーマンスしか出せないのか？」と感じた程。3着以下は小粒でした。そこまで評価していない上に展開不利になりそうで。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。