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本命はエンペラーワケア
杉山厩舎は１週前に猛時計を計時するのが勝負調教であり、重賞で好走率が高いパターンです。
例えば今年１月に根岸ＳとシルクロードSを同日重賞制覇したことがありましたが、その２頭も１週前に坂路で49秒に近いかなり速い時計を出していました。
また厩舎の代表馬の１頭であるエルトンバローズも、１週前が遅い調教時計だった中山記念と安田記念で飛んで、一転して速い時計だった中京記念で巻き返すということもありました。
今回のエンペラーワケアは１週前に坂路で51秒台という速い時計を出してきましたので、そうでなかったコスタノヴァ(武蔵野Sは回避)の後塵を拝した２走前欅Ｓよりも走れる態勢にある＝すなわちメンバー最上位の地力を十分に発揮できるはずと見て◎を打ちます。

穴ならばサンライズホーク
これまで７勝に対して２〜５着はわずか１回だけという戦歴が物語っている通り、気分良く走れれば強いし逆もまた然りというムラ駆けタイプです。
２走前以前は地方の激流で失敗を繰り返していましたが、距離延長と絶好の大外枠ならばまずスンナリとした競馬は叶うはずで…それとは別に距離マイル克服も鍵となりますが、未知の魅力という意味でも相手ではこの馬を拾います。