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◎4.ハクサンアイ福島ダート1150mの穴パターンは、スパイラルカーブでがら空きになりやすいインをロスなく進出できる内枠の差し馬。道悪ダートなら尚の事、内枠有利でしょう。ハクサンアイは1200mで上がり36秒台を使える差し馬。位置も取れる差し馬で信頼度が高い。前走は外を回して差す、このコースの負けパターンでした。前々走も外を回しましたが、先行したのでそこまで不利にはならず。L2は12.5-12.2の加速&余力ラップ。本馬も終い12秒台前半で走れています。これは勝ったゼウスビスティーが一枚上の馬でした。3走前は600m通過35.4秒のSペース。先行して手応え良く回ってきましたが、L2が12.4-12.4の持続ラップで前が止まりませんでした。同コースで7度も走っている馬。ここ2戦の石田拓郎騎手は最近、成績向上していますが、斎藤新騎手に乗り替わるのは基本的にプラスでしょう。陣営は「立て直して馬はフレッシュな状態。前走は案外だが変わっていいはず」と前向き。前の馬は残るでしょうが、自在性の高い馬を軸に据えるのがベターと見て本命を打ちます。
○1.ペレグリン1000mの馬だろうと考えて切った前走は600m通過34.5秒のHペース逃げ。残り100mで失速しましたが、外枠の差し馬勢が台頭する中で0.5秒差7着なら想像以上にやれました。1.12.1も好時計。札幌からの中1週で少し馬体減も響いたかもしれません。1000mではテンの速さがピカイチという訳ではありませんでしたが、それより長い距離ならテンの速度上位のようです。今回、最内枠で揉まれないように逃げる可能性が高い。揉まれても問題なく走れる馬で崩れる危険性は低いでしょう。距離もギリギリなので、ロスなく回れる最内枠はプラス。今回、未勝利を勝った長浜鴻緒騎手が騎乗。当時と同じ52キロもプラス。1000m以外の距離で速い上がりを使えるタイプが少ないメンバー構成。1勝クラスの福島ダート1150mならハイペースでも前の組が壊滅はないはずで。
▲10.スマイルバック前走の最終追い切りは坂路で強めに追い、終い13.1秒と掛かっていました。休み明けでしたが、デキも微妙だったか。600m通過34.6秒のHペースでもありましたが、位置も取れず、本来のデキになかった可能性が高い。今回の最終追い切りは坂路馬なりで終い12.4秒。立て直しているはず。2-4走前は全て1番人気。前々走は内の馬を行かせる形で2.3番手。抜け出しましたが、L2は12.4-12.6で、勝ち馬の切れ味に屈しました。本馬も終い12.8秒の計算。止まっている訳ではありません。3走前は大外枠から先行。途中、馬群の中に入ってロスを防ぎました。600m通過34.2秒は福島ダート1150mとしては速いので、このペースを苦にしなかったのは安心材料。終いよく差を詰めましたが、前の馬もしぶとかったか。現級上位。揉まれる競馬になっても問題ないのは安心材料です。第3場でリーディング上位騎手がいない中、丹内祐次騎手が乗るのも安心材料になります。
他。9.マサレエトワール:前走は出負け。リカバリーして先行しました。勝ち馬を差しそうな勢いでしたが、残り100m手前で勝ち馬と脚色が同じに。1000m向きの印象が強くて。テンは速い馬ですが、前走の時計では1勝クラスで上位とは言えず、今回は見送ります。12.フォルクスリート:危険。出遅れ癖があり、まともに出てもテンの速度で見劣りします。外枠では位置を取れそうにもなく、外々を回されて飛ぶ危険性が高い。この馬の内に先行馬が多く、もたもたしていると後方まで下がりそうです。力自体は上位。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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