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Sペース想定：外枠有利・先行有利

◎3.リネンドライブ
柴田大知騎手からの乗り替わりを待っていた馬で、前走は北村宏司騎手に乗り替わり。スタートを決めて2番手から。
止まっているというよりは、L2の11.6-11.9が速すぎたという印象です。
良馬場替わりなら前走ほど速い上がりは不要。
前走はクニノハッピーに0.3秒差を付けられましたが、今回、良馬場替わりと先行力の差で逆転は可能でしょう。
前走は重馬場とはいえ、1.24.4の好時計で走破。今回、良馬場で時計を落としたとしても十分に勝ち負けできる計算です。前走で2着のクニノハッピーとのワンツーが期待できるというのに何故か人気になりません。
今回も北村宏司騎手が騎乗。
これは俄然買いの馬でしょう。

○2.クニノハッピー
前走はL2が11.6-11.9という芝並みの好ラップ。出遅れも外枠からリカバー。終いも36.2秒の優秀な上がりでまとめており、地力は高い。
クリスチャン・デムーロ騎手は先行させる力が高く、2番枠からでもそう位置は悪くしないはずです。
前々走も出遅れ。2歳にして、福島ダート1150ｍで上がり36.5秒をマークできるなら未勝利上位は確実の馬。
スタートだけがカギですが、上がりもしっかりしているので崩れないはずで。

他。
☆5.ソレイケドンチャン：初ダート。初戦はハイレベルなカルプスペルシュ戦で、出遅れて5着でした。2-4着馬はすでに勝ち上がり。2戦目もスタート一息でしたが、0.4秒差まで差は詰めました。芝1200ｍで行けなかっただけではあるので、ダート1400ｍなら先行できる可能性十分。モズアスコット産駒でダートは合いそう。牝馬で446キロなら悪くなく、三連系候補として。
7.ジョイナーテソーロ：3戦全て未勝利突破水準に到達していません。前走は600ｍ通過33.7秒のHペースで、L2は13.1-13.4。前が止まってくれたので差して来られただけで。
10.レイアポポ：新馬戦は逃げましたが、1F目が13.0秒、600ｍ通過38.2秒の超Sペース。コーナリングなどで物見をしており、直線も真っ直ぐに追えず。馬が若くて。新馬戦のレベル自体は高かったと思いますが、逃げて1.3秒差では価値があるのか疑問で。
12.スリーソング：新馬戦は最内枠で出遅れ。今回、出遅れても外枠なのでリカバリーはできそう。勝ったベンヌは相当な素質馬ですが、本馬は上がり37.1秒。2歳未勝利でもこのくらい出ていた週なので、どこまで価値があるか。先行できればあっても。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。