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Hペース想定:外枠有利・差し有利
◎12.ディアドコスディアドコスは3走前の京都戦が1.07.4の超好時計勝ち。2着に0.6秒を付ける圧勝で、何か起きたのか戸惑ったほど。L2の10.9-11.1も超優秀です。前々走は急坂のある中山コースを疑いました。出遅れて後ろからになりましたが、終い32.7秒の鬼脚で差を詰めてきました。1.07.1は超高速馬場を踏まえても優秀で、ハイレベル戦だったのは間違いありません。前走は出負け気味もリカバー。逃げ馬のHペース大逃げで、本馬は早めに捕まえに行った分、最後に差し馬に差されたという印象。完全に本格化したのだと見ます。スタートの不安も、差しの利きやすい今の馬場なら大きな不利にならないでしょう。土曜の新潟は外枠天国。ここまで極端なトラックバイアスが出るとは想像しておらず、土曜はしくじりましたが、ここは外差し馬場を味方に好走必至と見て。
○15.カリーシ前走は最内枠で出遅れ。リカバリーして悪くない位置に。そのままインをロスなく回って差し切りました。当時の中山芝は超高速馬場。600m通過33.5秒でも速くはなかったはずで、2.3着馬は逃げ、2番手の馬でした。枠に恵まれたとはいえ、素直に評価して良い馬でしょう。差す競馬に対応できたのは大きな収穫です。未勝利で戦ってきた馬も強く、2勝クラスなら十分に通用する馬です。陣営は「左回りの方がいいとずっと思っていて、やっとこの条件に使える。中間、少し歩様に違和感があり急仕上げだが、何とか間に合ったし、今回も勝ち切ってほしい」と述べています。左回りはプラスなのでしょう。追い切りでは好時計が出ており、大きな不安にはなりそうもありません。
▲16.スイミーユニバンス元々は未勝利戦をHペースで逃げ切った馬ですが、1200mの控える競馬が合っているようです。前走は札幌最終週の外差し馬場。いつも通り後方からになりましたが、直線は前にいたツインクルトーズとの差をジワジワと詰める好内容の2着。ツインクルトーズは上のクラスでも連続2着と頑張っています。前々走は案外な敗戦でしたが、前有利の展開にも泣いたか。3走前は内枠先行有利の流れを、後方から上がり最速で0.5秒差まで追い詰めました。今回の大外枠は絶好。そのまま外を回して差して来られるはずで。
他。5.カピリナ:前走は600m通過33.3秒のHペース。外から徐々に位置を押し上げて先行。展開面の差で負けたと思いますが、今回はもっと厳しい展開が予想されます。1勝クラスは他馬が避けた内を通して、加速ラップで快勝。内は別に悪くなかったので進路面では有利だったはず。それでも2勝クラス通用の水準では走っています。力は足りるけど、展開が向かないだろうという見立てで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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