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Sペース想定：外枠有利・先行有利

◎4.ジナ
良馬場の東京ダートは先行馬有利。
中央再転入のジナ。
名古屋で8戦6勝で戻ってきました。テンが速く、これと言った逃げ馬不在のここは逃げられそうです。
レアンダーという馬が名古屋1500ｍを1.36.3で勝ち、現在、3勝クラスに在籍していますが、本馬は1.35.8の好時計をマークしています。他、1.36.6でも走っており、地方在籍時に力を付けてきたようです。レアンダーの時計はタフな馬場だったので価値としてはジナの方が劣りますが、1勝クラスなら通用する水準でしょう。
追い切りも抜群に動く馬で、最終追い切りは騎手騎乗ながら馬なりで終い11.3秒をマーク（南W）。素質の高さは間違いありません。
問題は的場均厩舎＆的場勇人騎手のコンビという点。
騎手・厩舎ともに買えないというのが本音ですが、馬の強さに賭けてみる価値はあると考えました。

○13.アルーリングタイム
前走は重馬場ダート。東京ダートは切れ味が生きるので、道悪の方が差しが届きやすくなります。その点を嫌って無印にしましたが、普通に2着に好走。しかもペースを考えれば、差し馬向きだったように思います。価値ある2着。
前々走は休み明けで体が緩かったという話で参考外。
未勝利勝ちの1.24.4も上々。得意にしている東京ダート1400ｍなら崩れなそうで。

▲12.フクチャントウメイ
デビュー時は長めの距離を使っていて、かなり強い馬相手にも頑張っていました。距離短縮して真価を発揮。
3走前は未勝利で1.18.1は好時計の2着。3着モリノセピアは現2勝クラスの馬。
前々走は重馬場としては超が付くほどのSペース。600ｍ通過36.4秒でしたが、後半3F全て11秒台という芝並みのラップに。これを差し切っているだけに速力確かです。
前走は内枠で少し位置を悪くしました。道中は内でロスなく乗って、直線で外へ。押し切りそうでしたが、勝ち馬にクビ差差される惜しい競馬。
地力確かで、アルーリングタイム同様、1勝クラスは勝てる馬です。

他。
10.フクノブルジュ：ずっと推していた馬ですが、なかなか結果が出ませんでした。4走前にマイルに短縮したのがハマって2着に好走。控える競馬も合っているようです。ただ、Hペースも味方しました。3走前はSペースで届かず4着まで。前々走はハイレベル戦で、前走も水準級のレース。共に3着と状態面も良い模様ですが、スタートの良くない馬なので、1400ｍへの短縮が一概に良いかと言われると微妙で。今回は前有利と見ている以上、見送ります。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。