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Sペース想定:外枠有利・差し有利
◎2.マイネルラッシュ長期休養明け。水野貴広厩舎の長期休養明け成績が悪いのが不安ですが、追い切りでは南Wで終い11秒台前半を連発。かつてより終いが伸びているので好印象です。また、本馬は休み明けが好成績。陣営も「稽古は唸っていますし、久々ですがいい感じで出走できそうです」と述べているので嫌わずに狙います。元々、未勝利の身で1勝クラスを勝っている馬なので現級上位の実力は明らか。しかも当時は1.32.2の超好時計で勝利しました。前走はSペースの前残り戦で展開不利。前々走は2勝クラスに格上挑戦。強豪相手に4着に好走しました。ほぼ飛ばないと思っていた3走前は重馬場が敗因だとしか思えません。今の新潟は外差し有利なので、内枠がどうかですが、内回り戦よりも外回りの方が外に出しやすい。差し脚質に関してはプラスです。長期休養明けが嫌われて人気が落ちそうな今回こそが狙い目と見て。
○14.ツルマウカタチここ2戦のレベルが高い。前走は800m通過45.9秒のHペース。徐々に位置を押し上げていき、最後は捉える寸前でした。1.32.6は高速馬場を踏まえても優秀な時計。前々走はアスクカムオンモア(プリンシパルS3着)、ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)という強力3歳馬がワンツー。1.2着が強かったと見るべきでしょう。4.6着馬が1勝クラスを突破しており、負けた組も1勝クラス上位の馬でした。前付けしても差しても堅実な馬。馬場も問いません。
▲11.オオナミコナミ前走は1000m通過59.3秒のHペース。先行して勝ちに行きましたが、返り討ちに遭って失速しました。前々走は開幕2週目で内枠先行有利になっていた小倉。忘れな草賞で終始力んで、5F通過58.1秒の超ハイペースを演出してしまった点を嫌いましたが、控える競馬をすることで対策を講じてきました。外枠だったのも位置を取れなかった要因でしょうが、元から控える作戦だった模様。インをタイトに回り、内をすくって2着に浮上しました。新馬戦はL2が12.0-11.5の加速ラップになったミエスペランサ戦でハナ差の2着。内枠から先行して惜しい競馬でした。ミエスペランサは2勝クラスでも2着しており、3着ランスオブクイーンはオークスで5着に大健闘しました。力上位。先行できる点は気がかりですが、マイルに短縮でゆっくり運んでくれれば。
他。5.スカイハイ:出遅れ癖のある馬。前走は五分に出て先行。中京マイルらしく800m通過47.6秒のSペース。恵まれた位置で逃げ馬を交わせなかったのは案外。前々走は出遅れ。800m通過45.6秒の超ハイペースの中、川田将雅騎手が外から早めに位置を押し上げていきました。かなり強気な競馬で押し切り、勝ち時計の1.32.6は超優秀。2着ツーネサーンは次走、1400mで1.20.0という超好時計で勝ち上がった馬。3着には4馬身差を付けており、能力の高さは認めています。ただ、速い上がりを使えない馬で、先行脚質というのもどうか。出遅れて差す競馬になっても厳しいはずで。15.トラペジスト:外枠の差し馬ですが、嫌います。前走は600m通過34.5秒のHペース。L4・L3で大きく緩んだので差し馬向きの流れでした。勝ち馬には0.4秒差の完敗。6着に未勝利馬が来た通り、相手も小粒でした。それ以前は先行していましたが、陣営コメントを見る限り、マイルの今回は溜めてくるはず。前走は恵まれたと思うので、今回は嫌う価値が高いと見て。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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