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◎7 Via Sistina〇1 Mr Brightside
初角までの距離が短く、コース形態的には外枠先行勢がポジションを引きにくい条件。一見内枠先行有利コースに感じるかもしれないが、初角後に下り坂が続き、勝負所のペースアップ区間で上り坂を迎える関係上、息が入っていない状態だと脚が上がってしまうコースとなっている。
今年は、ハイラップに持ち込みたいPride of Jenniの存在も相まって、タイトな展開が濃厚。外々を回され続ける立ち回りも苦しくなると見越して、タイトに立ち回りながら勝負所で馬力寄りの脚力を活かして差し込める馬を評価したい。
◎7 Via Sistina
2019年春にオーストラリア最強牝馬Winxが引退。その後に行われた直近5年のコックスプレートは、2019年リスグラシューをはじめ3回遠征馬が勝利している。なお、2020年覇者Sir Dragonetは、元々アイルランド調教馬。オーストラリア転入緒戦となったのがコックスプレートのタイミングで、実質非オーストラリア育成馬と捉えれば、4勝している計算になる。要するに、オーストラリア中距離路線が低レベルであるが故に、レベルが高い日本・香港・欧州で通用する能力を示している馬ならば、勝ち負け争い筆頭格とみてよい。
Via Sistinaは、アイルランド産の元イギリス調教馬で2024年からオーストラリアへ転入。オーストラリアの名血Fastnet Rook産駒ながら、タフなアスコットのG�気嚢チ�実績ありで、先述した欧州競馬で地力の高さを示していた馬に該当する。結果として、オーストラリア転入後にG��3勝という実績も裏付けが取れているものとして汲み取れる。馬力性能に関してはアスコットでの内容で証明済みと、コックスプレートに対しての適性の高さも伺えるので、正直一強レベルの存在として評価している。その割には意外にオッズを貰えそうで、追い切りのアクシデントというネガキャンが入って人気落ちの要素になることも考慮すれば、単勝期待値が高い点も強調材料として推したいところ。
〇1 Mr Brightside
昨年の11走前コックスプレート（2着）は、イン収納競馬のイン突きで外ブン回しのロマンチックウォリアーに完敗。着差以上に決定的な差を付けられた状況ではあるが、立ち回り次第で勝ち切れるまで追い詰めたのは事実であり、今年も絶好枠を手にした状況なら侮れない。Via Sistinaを負かすとすれば、当馬が完璧に立ち回ったパターンだとみている。
2 プログノーシス
レベルが高い日本・香港G�宜チ�馬ということで、実績面で云々語る必要性はないくらい地力はトップレベル評価。しかし、ご存知の通り出遅れ癖はこの条件では致命的となることに加えて、前半の脚の溜め方を熟知していなければ終いの爆発力を発揮できない馬になるので、トップジョッキーのレーンJとはいえテン乗りでプログノーシスの良さを引き出すのは相当酷な要求だとみている。正直勝ち切れるイメージが湧きにくく、連を外すシーンまで追いたい次第。
8 Broadsiding
連勝していた実績と49.5 kgの軽斤量で人気を集めそうだが、軽斤量については、遅生まれの分が加味されているもの。【コースの特徴】でも触れたように、タフ条件且つタイトな展開を想定した時に、まだ体力が完成し切っていない3歳春相当の馬にとっては苦しい条件と見るべき。枠なりに外々を立ち回る可能性も高いとみれば、直線で脚が上がる世界線になってしまうとみている。
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