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Sペース想定:上がり性能重視
◎7.サブマリーナ神戸新聞杯を取り消しましたが、出走していれば本命候補でした。前走・あずさ賞はアオり気味のスタート。1.58.0の勝ち時計も超優秀ですが、L2は11.4-11.0で、自身は終い10秒台で差し切りました。この超抜時計で走りながらまだ余力十分とは恐るべき存在。前々走・つばき賞はL5が58.1秒の超ハイレベル戦。1000m通過が61.5秒と遅く、鞍上は「スローペースで位置取りが後ろ過ぎました」と述べていました。終いの脚は鋭く、勝ったメイショウタバルと2着キープカルムを遥かに上回っていました。上がり33.0秒は次点に0.6秒差も付けるダントツの数字。新馬戦はL2の12.1-11.7を差し切り勝ち。前走のパフォーマンスが最も高いので、おそらくは高速馬場の方が良いタイプ。日曜は乾いて高速馬場の水準のはず。走り慣れた京都コース。ほぼ負けないでしょう。単勝もオススメできる馬です。
○4.フォーチュンコード京都芝2200mはSペースになりやすく、上がり性能の高さが求められるコース。Sペース故の前残りもありますが、土曜の外差し馬場傾向からその線は薄いと見ました。フォーチュンコードは明らかに良馬場が良い馬。前走は休み明けに加えて、不得手の稍重で伸びを欠きました。前々走は高速馬場。Sペースを見越してハナを奪いましたが、L3で10.9秒を踏んで、そこから減速していくラップに。追いかけてきたメイショウゲキリンのプレッシャーが強かったように思います。2着なら上々。本命を打った3走前は良馬場ではあったものの、雨が降ってしまい、ラップを見ても雨の影響を受けた馬場だったかと思います。4.5走前は重馬場。ようやく晴天の良馬場で走れるであろう今回は狙い目でしょう。ローズSで1.43.8で走破しているのですから2勝クラスは突破できる馬です。
他。☆1.タガノカイ:速い上がりに対応できる馬が少ないメンバー構成。Sペースで逃げれば、それなりに上がりを使える馬。逃げての2.3着はあり得そうで。2.ローレルキャニオン:京都外回りは得意なものの、基本的にジャスタウェイ産駒らしく上がりが掛かった方が良いタイプ。前々走は上がり最速ですが、稍重でした。3走前はペースが流れて上がり35.0秒で最速。今回、上がり勝負で劣ると見て。5.ブロッケンボウ:速い上がりを使えないタイプで、前走は上がり34.9秒での最速上がり。血統的にも速い上がりに対応できそうになく、軽視。6.ショウナンハウル:こちらもレイデオロ産駒で鈍足型。前走はマクっての勝利。総合力は高いので、上がり勝負にさせなければ。8.ウン:人気になりそうもなくて。足りないはずです。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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