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Hペース想定：差し有利・枠フラット

◎2.トウカイポワール
トウカイポワールの1勝クラス勝ちの1.36.6は2勝クラス突破水準。力さえ出せれば、2勝クラスの1800ｍでも。
ややスタートの悪いところがある馬で、前走はそれが出てしまいました。この前走はスタートの悪い馬が多く、差し馬が逃げるという異例の展開に。本馬もそれなりの脚は使えています。今回、先行馬ばかりでハイペースは必至。多少出遅れても問題ないでしょう。
勝った時のルメール騎手に戻って巻き返す。

○1.チカミリオン
前走は2番手通過ですが、1000ｍ通過64.3秒の超Sペースでの先行策。辛勝に見えますが、L2の11.8-11.5は東京以外では滅多に見ない好ラップです。
これなら差す競馬に不安はありません。
前々走は逃げた勝ち馬が強かっただけ。勝ち馬は2勝クラスも突破しました。
未勝利は加速ラップでの勝利。
力出せるはずで。

▲11.ウィンターダフネ
前々走が好内容。
1000ｍ通過60.1秒のHペースを先行して0.3秒差4着に踏ん張ったのは衝撃的でした。
本命を打った前走はテンが遅くて先行できませんでしたが、陣営は「今度はもう少し積極的に」と述べています。
Hペース耐性の高さは疑いようがなく、前々走のようにHペースを先行する形が叶えば。

他。
3.キープスマイリング：力は認めるものの、先行馬でHペースに巻き込まれそう。長期休養明けの前走はインをロスなく回り、伸びそうで伸びず。様子見。
4.バスタードサフラン：差しての好走歴がなし。力自体は高く、Hペース耐性も前々走の内容から高いものの、今回は先行脚質というだけで大幅に割り引きで。
5.テーオールビー：こちらも先行しての好走歴しかありません。関東オークスを勝ったアンデスビエントを撃破している実績は誇れますが、展開面で大きな不利が予想されて。
15.コパノエビータ：この馬も強いものの、先行馬で……。差しての2着がありますが、上がり39.1秒と前がバテてのもので。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。