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◎1.キョラムンキョラムンの新馬戦のL2の11.9-11.9は破格の好ラップ。「良馬場・2歳・1000m除く」という条件で「L2・23.8秒以内」は過去10年まで遡っても13Rしかありません。該当の勝ち馬にはバーデンヴァイラー、レモンポップ、ダノンファラオ、ノンコノユメなどのダートの大物に、ミスターメロディ、ナランフレグなど芝に転向してG1を制した馬の名も見られます。0.3秒差の本馬も未勝利なら実力は上でしょう。土曜に3着馬サイラモナムールが惨敗しましたが、どうも4角で故障か何かのアクシデントがあったという話。道中は非常に良い手応えで運べていました。キョラムンの方はスタートを決めて、最後まで終いがしっかりしていました。「テン良し、中良し、終い良し」の内容で、相手が悪かったとしか言えません。前走で逃げた馬はゼロのメンバー構成。最終追い切りはCWを馬なりで終い11.5秒。2戦目で順当に良化していそうです。ここはキョラムンが勝つと考えて単勝で勝負します。
他。2.マテンロウコマンド:前走は出遅れからリカバー。直線はインで進路がなくなって追えない致命的な不利。手応えは十分にありました。ただ、開いてからの脚を見ても勝ったダノンフィーゴには及ばなかったように思います。2着相当だったと見ても、上がり38.3秒程度。ダノンフィーゴが出てくるならともかく、こちらはキョラムンには劣るだろうと思われます。前走不利のあった馬は今の時代、売れやすくて。こちらが1番人気なら喜んでキョラムンを買います。5.メイショウアイク:前走は五分に出たものの、行き脚が付かず後方から。出は改善しやすいですが、二の脚はすぐに改善するものではないので、今回も位置を取る可能性は低い。終いは内目から伸びて上がり37.6秒。及第点。いつか未勝利は勝てそう。6.インマイブラッド:前走は好発を決めて5番手から。直線はスムーズにインを突いて伸びて2着を確保。勝ち馬は7馬身前で、この勝ち馬もレースラップからは次走、勝負になるか微妙。少なくとも上位の馬ではなく、それに7馬身差も付けられていては……。8.シャドウキャッスル:初ダート。馬格は464キロ。父イスラボニータ✕母系はアンブライドルズソングの系統。全姉が地方で3勝を挙げて中央に再転入した馬ですが、3性を挙げるまでに1年以上を要しています。本馬に関しては芝の初戦が水準以上の4着。0.1秒差先着されたモズナナスターはすでに勝ち上がり。カンナS2着があります。素質は高そうですが、キョラムンを破るのは容易ではないと見て。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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