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◎5.メイデンタワーメイデンタワーは1勝クラスの勝ち時計が1.22.1とかなり速く、5馬身差の圧勝でした。以来、先行する競馬でなかなか結果が出ませんでしたが、1000mを使った前走は追走に苦しんで後方からに。ただ、4角では前に取り付き、上がり35.9秒で4着まで追い上げました。勝ったガビーズシスターはモノが違い、3勝クラスも楽勝しましたが、2着とは0.4秒差と僅差でした。先行力があるので先行していましたが、前走を見る限りでは控える競馬が合っていそう。陣営も「短距離で終いを生かす形が良さそう。あとは展開が嵌まれば」と待機策を示唆しています。母アゼリの産駒は差し脚を生かすタイプが多く(ディープインパクト産駒が大半ということもありますが)、今回は逃げ・先行馬多数で差しがハマる可能性は高い。ずっと1.2番人気だった馬が、今回は人気落ち。買い時でしょう。
○8.ツークフォーゲル休み明け。追い切りは坂路で一杯に追って終い13.0秒と掛かっていますが、いつもこんなものです。ここ2戦は600m通過35秒台半ばの緩めのペースながら上がり35秒台の高速上がりで差してきてジョヴィアンに連続先着。1200mに短縮してからは堅実に走れています。末堅実で対抗を打ちます。
▲10.ジョヴィアンジョヴィアンの1400mの前走は600m通過33.9秒の超ハイペース。この流れを先行して崩れなかったのだからハイペース耐性は高い。前々走は600m通過34.5秒のハイペース。差し馬に捕まりはしましたが、2着とは0.2秒差の僅差。3走前は豪華メンバーの揃ったレース。先行馬も多く揃っていましたが、好発を決めて先行できたのは安心材料。3着馬を交わしてから差し返されましたが、3着プレイテシアは現級上位の馬なので気にすることはないでしょう。相手は上手く乗ってもいました。5.6走前はペース異常に先行争いが熾烈になり、見た目の数字以上に先行負荷が高かった印象。その分、ツークフォーゲルに先着されていますが、今では好位に控える競馬で結果を出せるようになっています。今ならツークフォーゲルと差はなく、先行馬で残すならこれ。不安はブリンカー着用で、陣営が「抑えるよりはこの馬のリズムで運んだ方がいいのかも」と述べていること。おそらくはメンバー構成から外の番手で落ち着くようには思います。
他。6.メイショウホウレン:前走は600m通過34.1秒の超ハイペースを2番手から。4着に残してはいますが、3着馬は人気薄の格下。終いは13.1秒まで失速したレースで、本馬はもっと止まっているだけに。前々走は少頭数で同型が不在。逃げて大楽勝しましたが、600m通過35.8秒の緩い流れ。今回、逃げるのが難しく、逃げられてもハイペースになることは必至で。7.プリンセスカレン:未勝利勝ちはL2を12.2-12.6と失速幅少なく逃げ切りましたが、重馬場でした。逃げ切った1000mの前々走も重馬場での好時計勝ち。良馬場の前走で止まっている通り、1200mでは更に苦しくなりそうで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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