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東京ダートは金曜時点で不良馬場。
東京ダートは道悪になると速い上がりを使える差し馬が届きやすくなりますが、不良馬場にまでなるとかえって先行有利になる可能性があります。
この点、土曜の初のレースでは読みにくく、ここは地力重視で。

◎9.リネンドライブ
福島ダート1150ｍで上がり36.8秒をマークした馬。当時はスタートで挟まれる不利を受けました。3.4角ではインをロスなく回り、そのままイン突きで1.1秒差7着。
この時期に36秒台の上がりを使えれば、ダート未勝利では上位。
不利を受けなければ位置を取れると考えて対抗を打った前走は、またしてもスタートでゴチャ付く不利を受けました。想定した位置を取れませんでしたが、一応、上がり3位の脚は使いました。
今回は待望の乗り替わり。柴田大知騎手から北村宏司騎手になり、もう少し好位を確保できると見て本命を打ちます。陣営も「1200メートルは少し短かったので1400メートルがちょうど良さそう。前で流れに乗れれば」と述べています。

○14.クニノハッピー
前走は福島ダート1150ｍ。最内枠から出遅れて、3角まではインで脚を溜めて4角で外へ。最後の脚色はダントツで、もう少し位置を取れていれば勝てたでしょう。上がり36.5秒はリネンドライブの36.8秒を上回る最速でした。
こちらの方が安定感はありそうですが、リネンドライブの乗り替わり・不利を受けないことに期待して、クニノハッピーは対抗に落とした形です。

▲8.ナインオブレター
初戦は最内枠で出遅れましたが、二の脚が早くスルスルとリカバー。リカバリーでかなり脚を使ったように思いますが、最後の脚色も一番でした。これなら距離は持ちそうで。

他。
11.ルークススベイ：ここ2戦出遅れ。新馬戦の方は出遅れてから二の脚でハナを奪いました。先行できるとは思いますが、2F延長して通用するのかが未知すぎて。
13.ジェントルショット：新馬戦は好発。外枠で揉まれずに競馬を運べました。ごく普通に乗って0.6秒差の5着。この馬を買うなら3着だったナインオブレターを買います。
16.リュウノワールド：デビュー後の2戦とも見どころあるラップ・時計・上がりがなく、おそらく売れないでしょう。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。