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◎9.タカサンフェイス休養前に非常に高く評価していた馬の復帰戦。タカサンフェイスは未勝利勝ちのL2が12.3-12.3の余力ラップ。4角はかなり楽な手応えで、直線は空いた内を突いて楽に抜け出しました。終いまで脚色はしっかり。2着タイセイウォリアーは現2勝クラス在籍で、3着フクノブルジュも1勝クラスで堅実に走っています。昇級戦のわらび賞はスタート微妙で位置を取れず、3.4角でかなりの外を回される厳しい展開に。それでも最後まで脚を使っていました。上がり39.0秒はメンバー3位で、負けて強しの内容でした。前走はL4が49.8秒の余力ラップ戦での3着。前々走は世代限定戦で好メンバーが揃った一戦。1000m通過61.7秒と速く、道中でマクりも入って前に厳しい流れに。1.2着馬はすでに3勝クラス在籍。3着はよく頑張っています。不良馬場の未勝利ではツウカイノキズナ(道営移籍)、コパノパサディナに次ぐ3着で、4着タロントゥーズと6着ミヤジシャルマンは現2勝クラス。1勝クラスなら上の存在です。長期休養明けがカギですが、最終追い切りは栗東坂路を馬なりで51.6秒の自己ベスト更新。前走までの自己ベストが52.9秒ですが、休み前よりも明らかに時計が出るようになっています。成長面の方に期待したいところ。また、ゲート練習でも好時計が出ており、追走力がアップしている可能性も。減量もあるので位置を取りにいくはず。ここはいきなり走れるはずで。
他。4.ダンツビガー:ブリンカー着用。前走は2番手に実力馬ヴァルドルチャが付けて、これに交わされるとズルズルと後退しました。今回もタカサンフェイスにマークされる立場になるので、同様の結果になりそう。4走前に1000m通過64.4秒のスローで逃げていますが、捕まっている通り、逃げて残せる程の上がりも備えていません。5.メイショウジェンマ:前走好時計ではありますが、道悪の中京ダートは他場よりも高速化しやすいので価値は高くなかったと考えています。ここ2戦は相手も小粒で。6.オボッチャマ:中央再転入。園田で連勝してきましたが、追走力がアップしている訳ではなさそうです。中央では差して届かずの競馬を続けていた馬。道悪ダートの少頭数で届くとは思えず。7.ホークフィールド:未勝利は好時計勝ちに加えて、L2は12.1-12.4と優秀な余力ラップでした。前走は世代限定1勝クラスで、L4が50.0秒の余力ラップ戦。0.6秒差6着ならよくやっていますが、5着マッスルバック、7着タケノシンセイ、8着オーシンハーフ辺りが1勝クラスを勝てておらず、成長したタカサンフェイスとのオッズ差を考えれば、妙味は薄い。逆転ならこの馬でしょう。保険で馬連を押さえるのはあり。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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