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展望:中京芝2200mは初角まで514mもあるため、コーナーでブレーキがかからずペースが流れやすいコース。2020年から今まで、このコースでは重賞が8回開催されていますが、逃げ馬の馬券絡みは1回のみ。それも1番人気のルペルカーリアでした。差しが非常に利きやすく、3着までを差し・追い込み馬が独占するレースも少なくありません。土曜は内枠有利でしたが、日曜は雨の影響を受けて外枠も不利にはならなそう。ここは脚質と能力を重視して予想しました。
◎5.オールセインツ既走馬相手の初戦は1000m通過63.5秒のスローで、L2は11.3-11.5。本馬は残り200m地点で先頭と3馬身はあったので、11秒を切っていた可能性があります。2着アスクカムオンモアが油断騎乗で制裁を食らいましたが、あちらがまともに追っていても差し切っていた可能性は十分。アスクカムオンモアはセントライト記念6着馬で、これを差し切ったのは高く評価して良いでしょう。続く京都新聞杯は出遅れもありましたが、それにしても伸びず。3戦目からはチークピーシズ着用。五分のスタートを切って後方待機。L2は11.5-10.9というかなり速い加速&余力ラップで、残り200mではまだ前と1馬身程の差がありました。これを差し切ったのだから相当な実力馬。前走は1000m通過64.6秒も遅いですが、その後もなかなかペースアップせず。L2は10.7-10.9という凄まじいラップが出ましたが、ここも残り200mでの前との1馬身差を差し切り。超大物でしょう。父キズナに、エアデジャヴー母系で、道悪も問題ないと見て。
○1.ジューンテイク前走・日本ダービーは対抗を打った程に高く評価していました。3番枠からインの好位というベストポジションで運べましたが、1.0秒差の10着は少し期待外れだという他ありません。残り100m付近で甘くなりましたが、短距離血統なので微妙に距離も影響しているのかもしれません。本命を打った前々走・京都新聞杯は下り坂で勢いを付けられる京都外回りは合っていると評しました。最内枠から五分のスタートを切り、押して先行。最後はインから2着ウエストナウを差し切りました。新潟2歳Sの時から高い持続力を評価している馬。東京よりかは2度勝っている中京の方が良いはず。前走が少し物足りませんが、当時先着された馬は未出走。自分の力を出せればそれなりに通用するはずで。キズナ産駒で道悪も無難にこなせるはず。
▲10.ミスタージーティー前走・日本ダービーは「前走、先行して甘くなったことを踏まえて、今回はじっくりと運ぼうと」という話で、元から控える作戦だったようです。ブリンカー外し。スローにどハマりしてしまい、展開不利。一応、上がり2位タイの33.4秒はマークしました。前々走・皐月賞はブリンカー着用。鞍上は「先生とも勝つには好位を取るしかないと話していました」と述べており、やりたい競馬はできたと言えるでしょう。力負けだったのではないでしょうか。3走前・若葉Sはしっかりと位置を取れたのが勝因。皐月賞出走をかけて負けられない一戦でしたが、藤岡佑介騎手が上手く乗りました。3F通過36.1秒、1000m通過61.0秒とペースが遅かったので、展開は恵まれています。4走前・共同通信杯は他馬に寄られて、その後は酷く引っ掛かっていました。5走前・ホープフルSは不利がなければ勝っていたという発言があったそうですが、果たしてどうか。母リッスンはサドラーズウェルズの仔で、少し決め手に欠く産駒を多く出します。雨でも降れば一発あっても……と考えていましたが、今回は恵みの雨。評価します。
△15.メイショウタバル前走・日本ダービーは出走取消。前々走・皐月賞は暴走とも言える大逃げで、1000m通過57.5秒はあまりにも速すぎます。3走前・毎日杯は6馬身を付けた上に、重馬場でつばき賞より0.9秒も時計を短縮してきたのは素直に評価。ちょっと驚きの強さでした。4走前・つばき賞もL5が58.1秒の余力ラップ戦で高く評価しているレースです。出入りの激しいレースで、途中でハナを奪われるという厳しいレースで勝った点は高く評価しなければなりません。前進気勢が強いので、差しの利きやすい中京芝2200mは合わないでしょう。ただ、父ゴールドシップ✕母父フレンチデピュティで、道悪や時計の掛かる馬場が得意なのは明らかでしょう。雨が降れば……と思っていただけに今回、消せなくなりました。
以下は無印の馬について。
2.バッデレイト前走・阿賀野川Sはスタートを決めて先行。1000m通過60.4秒はやや速めながらも、最後はピースワンデュックにハナ差差し切られました。ただ、ピースワンデュックもかなりの素質馬なので、これと互角ならそれなりにやれそうです。前々走・木屋町特別は宝塚記念同日で重馬場。この馬場でL2の11.1-11.4は優秀でしょうが、重馬場という程、時計が出ていない訳ではなかったので評価が難しいところ。既走馬相手の初戦は1000m通過60.9秒と平均的に流れました。L2を11.5-11.4の加速ラップでまとめて差し切りました。そんなに弱い馬ではなく、そこそこやれそうですが、今回は相手が強すぎて。3.ゴージョニーゴー前走・札幌日刊スポーツ杯は勝負どころでハヤテノフクノスケと一緒に上がっていきました。少し進出が早すぎた感がありましたが、ハヤテノフクノスケをハナ差差し返したのは立派。1勝クラスと未勝利戦はどちらも11秒台をほぼ踏まないラップでの勝利。L2が11.4-11.4の余力ラップ戦になった新馬戦は上がり35.0秒までで、伸びを欠きました。鈍足型を多く出すキズナ産駒の牡馬。道悪はプラスですが、ここでは脚力不足を露呈しそうで。出走取消:4.サブマリーナ前走・あずさ賞はアオり気味のスタート。1.58.0の勝ち時計も超優秀ですが、L2は11.4-11.0で、自身は終い10秒台で差し切りました。この超抜時計で走りながらまだ余力十分とは恐るべき存在。前々走・つばき賞はL5が58.1秒の超ハイレベル戦。1000m通過が61.5秒と遅く、鞍上は「スローペースで位置取りが後ろ過ぎました」と述べていました。終いの脚は鋭く、勝ったメイショウタバルと2着キープカルムを遥かに上回っていました。上がり33.0秒は次点に0.6秒差も付けるダントツの数字。新馬戦はL2の12.1-11.7を差し切り勝ち。前走のパフォーマンスが最も高いので、おそらくは高速馬場の方が良いタイプ。京都しか使っていない点だけが不安。クラシック路線の馬をまとめて呑み込むだけの力は備えていると見て。実は本命候補でした。相当な力を備えているので、取消は残念でなりません。6.メリオーレム前走は菊花賞を意識してか、2600mを使いました。勝負どころでは馬なりで進出。直線も軽く追っただけで4馬身差の圧勝でした。前々走・プリンシパルSは1000m通過61.6秒のスローを先行。L5は58.0秒で、今年のプリンシパルSはハイレベルだったと考えています。伸びにくいインを突いて2着に浮上。終いの脚色は勝ったダノンエアズロックと遜色はありませんでした。3走前・すみれSもハイレベル戦。1000m通過60.2秒と流れながらもL5が58.5秒というのは優秀です。スタート五分で上手く乗っていましたが、直線は内にモタれていました。ジューンテイクに付けられた3馬身差を逆転できるかどうか。プリンシパルSでダノンエアズロックに勝てなかった以上は厳しいと見ます。プリンシパルS3着のアスクカムオンモアはセントライト記念で6着に敗れました。7.ヴィレム前走・1勝クラスはL5が58.2秒で、L4が45.9秒。L2は11.3-11.1で余力ラップ基準オールクリアのハイレベル戦。一列前にいたスティンガーグラスを差し切りました。スティンガーグラスがセントライトで5着と上手く乗りながらも少し足りませんでした。今回はセントライト記念よりも強いメンバーが揃うので。前々走・プリンシパルSは外枠で位置を取れず後方待機。上がり最速の33.1秒で4着まで追い込んだのは評価して良いでしょう。3走前・すみれSは先行したものの、サンライズアースがマクってきて展開は不利。勝負どころでの手応えも悪く、逃げたミカエルパシャにも先着できませんでした。差す競馬ならそれなりにやれそうですが、今年は新興勢力が強すぎて。8.ヤマニンステラータ前走・揖斐川特別は600m通過34.5秒で、その後に大きく中緩み、直線再加速するという差し馬向きのラップ。後方待機で上手く乗っての勝利です。前々走・未勝利戦は1000m通過61.5秒と、2600mにしてはペースが流れました。ここも最後方待機がハマってのもの。今回は相手が強すぎて。9.トラストボス前走でようやく未勝利勝ち。1000m通過62.7秒と遅く、勝ち時計2.28.2も平凡。稍重ではありましたが、上がり35.4秒も同日他レースと比較して平凡。買えません。11.ショウナンラプンタ前走・日本ダービーはほぼ五分に出ましたが、外枠で控える形に。道中は外々を回されたのに加えて、かなり引っかかっていました。気性面は大きな課題で。前々走・青葉賞もやや掛かり気味。大外一気で、差し切る寸前でした。勝ち馬とは進路差も出ました。3走前・ゆきやなぎ賞は最内をロスなく回って突き抜けました。1000m通過は63.3秒とスローでしたが、L5が58.8秒、L4が46.2秒なら水準以上のレベルです。ここ2戦よりも折り合いは付いていました。ただ、本馬がインをロスなく回って来られたのに対し、2着ヴェローチェエラは外。もう少しあればヴェローチェエラに交わされていた可能性が高いと見ています。そのヴェローチェエラは京都新聞杯で出遅れたとはいえ、少し足りない結果に終わったので、その比較からは一枚落ちるはずで。12.ウエストナウ既走馬相手の初戦で1.45.4の超好時計で勝利した馬。出負け気味のスタートを切り、道中は中団のイン。直線外に持ち出して差し切りました。鞍上は「すべてを経験できて、今日に関しては100点満点の競馬だったと思います」と好感触でした。前走・京都新聞杯はスタンド前で物見をして大きく外へ逃避したという話。他馬に迷惑を掛けたものの、2着と結果を残しました。1000m通過60.3秒は馬場を考えればやや遅めも、差し馬も来ているだけに素直に評価して良いでしょう。L5が58.2秒で、L2は11.3-11.3の持続ラップ。0.2秒差2着の本馬も終いは11.5秒でまとめた計算になります。止まったという訳ではありません。今年の京都新聞杯は勝ち時計2.11.2と速い上に、持続ラップということでかなりレベルが高かったと見ています。ここも力上位のはずで。初戦はハイペースで控える形になり、京都新聞杯は逃げを打ちました。作戦も大きなカギに。どういう競馬をするかは耳に入ってきていませんが、前走通り逃げか先行してきそうで。13.インテグレイト前走・1勝クラスはスタートを決めて2番手追走。1000m通過61.9秒と緩んだので好位置でした。抜け出してからも後続を離す強い勝ち方でしたが、今回は相手が強力すぎて。前々走・大寒桜賞は重馬場が良くなかったのかもしれませんが、それにしても負けすぎで。14.ビザンチンドリーム素質は相当なものを持っていますが、とにかく追走力がない点が弱点。前走・日本ダービーは内枠でやや出負け。初角は12番手通過と、内枠を利することはできましたが、マクる馬がいて4角ではほぼ最後方。直線はインから伸びかけましたが、最後に伸びを欠いて殿負け。前々走・皐月賞は大きく出遅れ。1000m通過57.5秒のハイペースでしたが、縦長馬群で後ろ過ぎる位置は不利でした。4角では外に逃避したサンライズアースから不利を受けていましたが、一度は交わしたサンライズアースに最後は先着されていました。きさらぎ賞や新馬戦のパフォーマンスは非常に高いと言えますが、4角で間に合う位置にいたのも確か。もう少し追走力があるところを見せてくれるまでは見送る予定で。もしくは、下り坂で勢いを付けられる京都は合いそうで、菊花賞で狙う手もあります。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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