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◎7.イルミネーター前走はソロっと出て後方から。インには入れず、ペースが遅いのを見て向正面に入ると一気のマクり。ハナに立ってからも内のインテルソに抵抗されたことでL4は11.1秒というかなり速いラップを刻みました。これによってマクりは不利になり、離れた3番手以降が恵まれる展開になりましたが、終い13.2秒と失速しながらも0.1秒差3着に踏ん張ったのには驚かされました。13番人気での激走で、これは次走人気にならないだろうとマークしていた程。前々走は12秒台前後が続く淀みないラップになり、決してマクりやすいラップではありませんでしたが、外々を回しながらマクり上げていきました。内前有利な展開だったことを考えれば、相当に強い4着でした。元々、2勝クラスでもそれなりに走っていた馬ですが、前々走から力を付けているのだとしか思えません。今回は逃げ先行馬が多く、1勝クラスをハイペースで飛ばして逃げ切ったジャックパールがいることでほぼ確実にペースは流れるでしょう。今回は後方で溜めて、後半から進出する形でオッケー。使って良くなるタイプだそうで、中7週は少し不安ですが、想定通り人気薄濃厚のここは狙う価値が高くて。また、関西>関東というのが基本の構図で、今回は4頭しかいない関西馬の内の1頭になります。普通に力上位のはずで。
○14.テリフィックプラン初戦はミッキークレストの2着で、2戦目は順当に圧勝しました。前走はL4が49.2秒で、L2は12.1-12.1。1.36.6の勝ち時計も優秀で、2勝クラスも突破できる力を備えています。先行できるタイプなので、ハイペースに巻き込まれそうな点は不安ですが、初戦で差す競馬にも対応しています。ルメール騎手ならペース判断を間違いそうになくて。
▲15.トーセンクライスト差し馬最上位と見て推奨します。前走は1000m通過60.1秒というかなりのハイペース。かなりの縦長馬群になりましたが、インをロスなく回ってきて直線を向いた時には前を捉えられるなという位置。0.2秒差3着なら高く評価して良いでしょう。時計も上々です。前々走は前残りの展開にハマりました。上がり36.5秒とかなり速い数字でまとめてはいます。3走前はハイレベル戦で、勝ち時計1.51.2は重馬場だとしても速い。1-3着、5.8着馬までが2勝クラスを勝ち上がっています。その中で6着は価値が高い。今回はハイペースが味方してくれるはずで。
△4.パーサヴィアランス差し馬からもう1頭推奨します。陣営が「久々だけど状態は良さそう。このクラスでも惜しい競馬をしているし、中山でいい走りもできているからね。うまく脚がたまれば」と前向きなパーサヴィアランス。前走は不可解な惨敗で原因不明。前々走は1000m通過64.5秒のスローペースで、勝負どころでインの動けない位置にいたのが響きました。陣営も「もったいない競馬になった」と述べています。3走前は1000m通過62.4秒で前有利の流れ。後方から馬群を縫って進出していき、最後までよく伸びての4着でした。差しの利くであろう展開は大歓迎でしょう。関西圏で頑張ってきた馬だけに、中山では実力上位と見て。
他。9.コトホドサヨウニ:対抗を打った前走は期待外れの4着で、鞍上によれば「道中でキックバックを嫌がって、進みが悪くなってしまいました」という話。ハイペース濃厚のメンバー構成で先行脚質。控えるにしてもキックバックを嫌がる馬なので、レースメイクが難しくなったのは確かでしょう。今回、嫌う価値が高いと考えて見送ります。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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