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◎10.ランフォースマイル新馬戦は800m通過48.5秒のスロー。ほぼ五分のスタートを切り、二の脚が付いて2番手へ。逃げ切ったショウナンラフィネとの差がなかなか縮まらず、半馬身差まで詰めたところでゴール。L2は11.3-11.5と余力ラップ基準はクリアなりませんでしたが、水準以上のレースレベルにはあったと判断しています。中京芝1600mはコース形態からスローになりやすく、前走同様、先行できれば。10番枠だけが少し不安です。坂路で動く馬で、最終追い切りは終いが12.0秒。初戦の時も終い12.0秒をマークしていました。高い素質を持った馬でしょう。
○5.ニシノイツキムスメ▲14.アスターシッキム他、余力ラップ戦組から2頭推奨。ニシノイツキムスメとアスターシッキムの新馬戦はL2が10.8-11.5の余力ラップ戦。ニシノイツキムスメは0.6秒差4着でした。好発を決めた本馬はスローペースを先行した側なのでアスターシッキムよりも恵まれてはいますが、直線は少し伸びにくくなっていた最内を突きました。一旦は先頭に立つ勢いでしたが、最後に甘くなったのは距離というよりは進路差でしょうか。上がり34.2秒は使っています。万が一、距離が原因だったとしても、今回、内枠でロスなく先行して回って来られるはずです。Bコース替わりで、3.4角の悪い部分はかなりカバーされました。直線に関しては悪い部分がほぼカバーされ尽くしたので、内枠有利のはず。スローペースを先行する形で。坂路で終い12.1秒をマークしており、スピード能力は高いはずです。アスターシッキムの方は新馬戦で出遅れ。外枠だったので徐々にリカバリーして中位の外目。直線は残り400m手前から追い出して伸びてきましたが、内を通したニシノイツキムスメに半馬身及びませんでした。初戦は一杯追い中心で、仕上がりに不安がありましたが、今回は馬なり・馬なり・強め。2戦目でスタートを決めてくるようであれば。
他。4.ハリウッドメモリー:新馬戦は600m通過34.8秒と新馬戦にしては流れました。五分のスタートを切って2番手。L2は11.7-11.7の持続ラップでしたが、開幕週の超高速馬場。同日の他レースを見ても上がり35.0秒は物足りず、低レベルな新馬戦だったと見ています。内枠から先行できそうな点はプラス。7.カルミアクラウン:母ライラプスは重馬場のクイーンCを制した馬で、ダートにも実績があります。本馬は父がサトノクラウン。これまでの戦績からも切れ味が武器の馬ではなさそう。新馬戦は600m通過34.5秒と流れましたが、L2は11.2-12.2と平凡な数字。やや出負けからリカバリーして好位に付けましたが、前に離される一方でした。2戦目も出負け。最後に2着に浮上しましたが、新馬戦2着だったカロローザとのタイム差はここも1.0秒と、差が埋まりませんでした。川田将雅騎手が他馬に乗り、ルメール騎手に乗り替わり。ルメール騎手自体は良いですが、川田将雅騎手が他馬を選んだ以上、力で劣るはずです。11.ウォーターガーベラ:新馬戦は800m通過46.3秒のハイペース。新馬戦としてはかなり流れて差し馬台頭の流れに。出負けしましたが、インの中位で脚を溜めるほぼベストの展開。直線で進路を探すところはありましたが、大きなロスにはならず、2着に浮上。レース上がりが36.2秒と掛かったからこそ差して来られたのでしょう。ウォーターリヒトの半弟。父はレイデオロで、速い上がりは使えなそうなタイプです。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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